独身・無職者のリアル 読書メモ
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ケース4.吉田啓太さん(仮名・37歳)大学時代から公務員試験を受け続けたが6年連続で不採用。28歳から4年間、完全に引きこもり。32歳の時に「これではいけない」と求職活動をしたら幸運にも即採用。しかし人間関係で2年半で退職。
2014-01-22 22:38:08(しかし、吉田さんは「職場で嫌われていた」と語っているけど、本当に嫌われていたのかどうかはわからんなあ・・・)
2014-01-22 22:39:20欲望が働こうとする力を生み出す(そやなあ・・・欲が出てこなきゃ、働こうとは思わないわな・・・で、欲が少なければ、活動エネルギーが生み出せないと)
2014-01-22 22:47:46(不登校や引きこもった人、また無職になった人もだろうけど、その「引け目」みたいなことも書かれてる。そうやろな、と思う。まあ、うつのせいもあるけど、私も知りあいを遠目に見つけたら、回れ右して逃げてたこともあるし・・・)
2014-01-22 22:53:39(あと、「夜8時に泣きながらひとりで歩いている子に声をかけるか」というのが先日ネットで話題になってたけど、無職時代(かつ、うつでもあるんだが)だったら絶対に声をかけなかったんじゃないかな、と思う。今ならたぶん声をかけるだろうけど)
2014-01-22 22:56:00就職の時にコミュニケーション能力を期待される時代になっているが(昔はそれを会社に入ってから育てたのだが)それが何かはわかりにくい。
2014-01-22 23:00:12主として2方向ある。1つは「自分の立場を主張し、コミュニケーションを自分にとって望ましい方向に調整する」(自己主張)
2014-01-22 23:00:49もう1つがのと「周囲の人びとの期待を読み取り、周囲の期待する方向にコミュニケーションを調整する」(空気を読む)
2014-01-22 23:01:27湯浅誠氏と仁平典宏氏が「若者の生活と労働世界」に寄せた文。 <職場に飛び込んだ初日に未経験者でも簡単にこなせるような「仕事」などというものはおそらくなく、それゆえ「自分は、いずれこの作業を無難にこなせるようになり、ここの人たちともうまくやっていける」と感じることに(続く)
2014-01-22 23:07:50(承前)実は根拠がなく、それでも多くの人たちはそう信じて、現実にその未知へのだいぶを遂行している><ではなぜ、多くの人たちは根拠もなく「できるさ」と思えるのかと言えば、それは「やったことがなかったけど、やってみたらできた」という成功体験を成育過程で育んできたからだろう。(続く)
2014-01-22 23:10:35(承前)その機会は、家庭・地域・学校・以前の職場のどこか、またはそのすべてでくり返し提供されてきたはずである。逆に言えば、そのような機会に恵まれなかった人がどうがんばっても「できるさ」とは到底思えなかったとしても、それほど不思議でも奇妙でも、またありえないことでもない>
2014-01-22 23:13:43孤立において怖いことは、孤立が長期化すること自体が「自分は誰からも必要とされていない」「自分は不要な存在だ」というメッセージとして孤立する人に受け止められ、本人を傷つけていくということです。
2014-01-22 23:16:20本人の望まない孤立が、「自分自身からの排除」、つまり自分で自分を見捨てることへと至らないようにするためには、「少なくとも私はあなたを気にかけている」「あなたは愛されてよい存在である」「大切に思われてよい存在である」というメッセージを(すぐには受け取ってもらえないとしても)
2014-01-22 23:18:50その例(著者は「仕事起こし」と呼んでいる) ○お掃除チーム 庭の草むしりや家のかたづけ ○ネイル ○パソコン組立・修理 ○個別訪問でパソコン指導 ○ホームページ作成 ○引きこもり体験発表で参加費を収入に
2014-01-22 23:27:40支援の多様化 フリースペースや就労支援の「居場所」という発想 そしてその後「訪問支援」(アウトリーチ)が加わる。
2014-01-22 23:30:35確かに訪問支援は必要な支援ですが、そこには注意しなければいけない点もあるように思います。それは「訪問支援はよい支援だ」というときに、その「よさ」が、誰にとっての「よさ」なのか、という問いに関わっています。
2014-01-22 23:34:56