ぜいらむ的ぬらりひょんの話

ぬら孫が人気で触発されたらしい。。。
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じぇーらむ@羽衣狐様の下僕 @Zeirams

「ぬらりひょんの孫」のぬらりひょんが、トンデモナイことになっている。まあ面白いんだけど。よく取材してる。画力も凄い。 #yokai

2010-08-05 18:12:24
じぇーらむ@羽衣狐様の下僕 @Zeirams

それはそれとして「ぬらりひょんの孫」を読んで「水木しげるの仕掛け」の凄さを感じた人は、きっと妖怪萌えな人。もしくは水木ファン。どっちでも一緒か。 #yokai

2010-08-05 18:12:46
じぇーらむ@羽衣狐様の下僕 @Zeirams

花開院竜二=京極堂はガチ。っていうか京極夏彦そのものに見える。 #yokai

2010-08-05 18:13:43
じぇーらむ@羽衣狐様の下僕 @Zeirams

「ゲゲゲの鬼太郎(第四期)」の「一刻堂」はまんま京極堂がモデルで、声優も京極堂夏彦がやってた。このエピは第一期〜第五期を通して一番のお気に入り。あの鬼太郎たちが全く手も足も出ない戦闘シーンはかなり衝撃的だった。DVDで15回くらいは観てるかも。 #yokai

2010-08-05 18:16:26
じぇーらむ@羽衣狐様の下僕 @Zeirams

これまで巷説の存在した妖怪の資料の中にこっそりと”自作”のオリジナル妖怪を混ぜる、という手法は鳥山石燕が用いていたようだが、同じような事を水木大先生もやっておられる。しかも多分ワザと。 #yokai

2010-08-05 18:18:43
じぇーらむ@羽衣狐様の下僕 @Zeirams

水木先生の最大の功績は、伝説のみが存在した妖怪に姿・形を与えたこと。消え去る運命だった妖怪がこれによって再採取された。ただし、水木しげるは「ただ絵を描いた」のではなく、そこにあるスパイスを与えている。 #yokai

2010-08-05 18:20:14
じぇーらむ@羽衣狐様の下僕 @Zeirams

水木しげるのスパイスとは、「妖怪A=>この妖怪は、江戸時代には認知されその当時から”昔からいた”」ことにしたこと。現代の多くの人は、だから水木しげるの描く妖怪は「昔の人はその存在を信じていた妖怪」だと思っている。 #yokai

2010-08-05 18:22:56
じぇーらむ@羽衣狐様の下僕 @Zeirams

この水木しげるの”仕掛け”が、氏の妖怪漫画に立体感を与えた。水木以後の妖怪作品は、水木の仕掛けを意識したか、あるいは無意識のうちに利用している。 #yokai

2010-08-05 18:25:38
じぇーらむ@羽衣狐様の下僕 @Zeirams

「ぬらりひょんの孫」のぬらりひょんの「妖怪の総大将」的イメージは強烈だ。藤沢衛彦が(多分)思いつきで”総大将”と書いた事にものけぞるが、それに乗ってイメージを増殖させて日本人に植えつけた水木しげるの確信犯的天才性には恐れ入る。 #yokai

2010-08-05 18:28:53
じぇーらむ@羽衣狐様の下僕 @Zeirams

はっ!・・・何でこの時間帯に妖怪ツイート連投など。。

2010-08-05 18:30:54
ことら @kotoracchi

珍しくぜいらむたんが夕暮れ時の妖怪ツイートを。。。いつ読んでもオールオッケーなヨウカイストの自分。

2010-08-05 18:32:02
じぇーらむ@羽衣狐様の下僕 @Zeirams

あ、そうだ「ぬらりひょんの孫」の雪女は、人間になりすましてる時に「つらら」と名乗ってるんだけど、・・・・この漫画、「つらら女」は出てこないの?名前被るぞ、とか余計な心配するなど・・・。 #yokai

2010-08-05 18:33:06
じぇーらむ@羽衣狐様の下僕 @Zeirams

また今度、ぬらりひょんツイート連投しよっと。

2010-08-05 18:33:34
じぇーらむ@羽衣狐様の下僕 @Zeirams

つららかわいいよ。ゆらかわいいよ。式神かわいいよ。式神破軍使ってみたいお! #yokai

2010-08-05 18:34:19
じぇーらむ@羽衣狐様の下僕 @Zeirams

@kotoracchi すいません、すいません「ぬらりひょんの孫」を無理やり貸してくれた人がいて、返すために急いで読んでたらつい・・・・。

2010-08-05 18:36:57
じぇーらむ@羽衣狐様の下僕 @Zeirams

【コーラで代用】ネットのHOT検索ワードに”ぬらりひょんの孫”が出ているのを最近見かけて、何それオモロチロイの?ってなわけで、それ持ってる人に借りてきて最近はそれを読み倒してた。ぜいらむは相変わらずの借りぐらしです。持つべき友人は「持てる者」です。「モテる者」ではありません。

2010-08-18 07:19:41
じぇーらむ@羽衣狐様の下僕 @Zeirams

この漫画は、タイトルどおり「妖怪・ぬらりひょん」の孫が主人公の漫画。 もしやと思ってちょっこし調べてみたら、とっくにキャラbotが出来ていたので、bot好きの私はさっそくフォローするなど。っていうか何故ついったはbotをおすすめユーザしないのか?

2010-08-18 07:20:57
じぇーらむ@羽衣狐様の下僕 @Zeirams

ぬらりひょんは現在「妖怪の総大将」として認知されていることが多い。ゲゲゲの鬼太郎では全てのシリーズにおいて登場していて、やはり妖怪の総大将的扱いだったし、シリーズを追って鬼太郎がバトル・アニメ的要素を強めるに従ってライバルとしての属性も強化されていったように思う。

2010-08-18 07:21:53
じぇーらむ@羽衣狐様の下僕 @Zeirams

【妖怪連投】最も古いぬらりひょんの資料は江戸時代の画家、佐脇嵩之による「妖怪図鑑」と言われる。これを鳥山石燕が描き直して例の『画図・百鬼夜行』に収録した。で、この2つの江戸時代の資料にはぬらりひょんがどういった妖怪なのか、実は全く記述がない。 #yokai

2010-08-18 07:23:02
じぇーらむ@羽衣狐様の下僕 @Zeirams

佐脇嵩之版は後頭部が長く伸びた老人の図。石燕はこれに「駕籠から下りて家に入ろうとしているところ」という要素を追加している。あらゆる「絵解き」を織り込んだ石燕のことだから、これにも何かしらの意味が含まれていることは間違いない。 #yokai

2010-08-18 07:23:55
じぇーらむ@羽衣狐様の下僕 @Zeirams

そして、時代は昭和初期。藤沢衛彦著「妖怪画談全集」。長い刻を経てぬらりと復活したぬらりひょんの項に藤沢はこう記した。「まだ宵の口の灯影にぬらりひょんと訪問する怪物の親玉」 #yokai

2010-08-18 07:24:51
じぇーらむ@羽衣狐様の下僕 @Zeirams

さて問題。藤沢衛彦はなぜぬらりひょんを「怪物の親玉」と記したのか?経緯も説明も参考文献も示されていない。彼は民俗学者であり小説家でもあった。・・・件の本は伝説研究と見せかけて(?)小説のプロットでも混ざってしまっていたのだろうか?誰か教えて詳しい人。 #yokai

2010-08-18 07:26:03
じぇーらむ@羽衣狐様の下僕 @Zeirams

藤沢による、まるでつぶやきのような記述を土台に今度は1972年、佐藤有文により「いちばんくわしい日本妖怪図鑑」が刊行される。こちらは思いっきり少年少女向け図鑑。これの解説は「年の暮れで多忙な家に勝手に上がりこんで座り込む」だとさ。 #yokai

2010-08-18 07:27:04
じぇーらむ@羽衣狐様の下僕 @Zeirams

佐脇→石燕→藤沢→佐藤。・・・そしてその隙間に入り込んで何食わぬ顔でその属性を「ゲゲゲの鬼太郎」に取り込んだ水木しげる。ぬらりひょんは300年の刻を経て熟成され、そのバトンは今、「ぬら孫」の生みの親、椎橋寛の手に渡っている。 #yokai

2010-08-18 07:28:05
じぇーらむ@羽衣狐様の下僕 @Zeirams

人に決して気づかれない。他人の家に勝手に上がってお茶を飲む。その妖力の源は何か?不思議なことにこれまで、その事についての考察はなかったように思う。当たり前か、藤沢の思いつきなんだから(爆)。でも「ぬら孫」に見るぬらりひょんの属性描写は見事だと思う。 #yokai

2010-08-18 07:29:11