※「人が来ちゃうでしょう?」と「お久しぶりです、お姉様」だけでごはん10杯は堅い。
ちっと話が飛び火するんだけど、「音楽が売れない」みたいな話があって、それって消費者の総数が対して変わってないのに供給する音楽がたくさん増えて多種多様になって、それでひとつの音楽における売上が落ちてる、っていうのが現状だと思ってる。
2014-01-29 00:04:15で、「売れないのは違法ダウンロードのせい!」とかゆったりするんだけど、原因としてはそうじゃなくて、みんながみんな好きなものを選べるだけの選択肢が生まれたから、一点集中しなくなっただけだと思うんだ。好きな人は何も減ってはいない。
2014-01-29 00:05:25それをどうするか?ってところで、「全ての好きを受け入れる」っていうのが正解だと思ってるんだけど、具体的にどうしたらいいのかっていうのが分からなくて。その具体例として「一個だけ提示するけどそれを自分が一番好きな形で解釈しろ」っていう答えをつきつけられたみたいでほんとにびっくりした。
2014-01-29 00:08:30追記1
アイマスよく知らないけど見に行ってもいいの?ということに関しては、素直に楽しんできて全然問題ないと思います。
とても良い話です。
その上で、「アイマスがどういうものか」を知りたければ
矢吹可奈や北沢志保に注目しておいていただきたい。
プロデュースされていない状態の彼女たちが劇場版のような状況に置かれてああいう挙動をする、ということを踏まえて、ミリオンライブ!の現在のイベント「スペースウォーズ」に触れてください。
彼女たちが仕事に対してどのような不安や不満を抱き、仕事の中で他のアイドルの考え方に触れて影響を受け、次第に変化し、真剣に取り組むようになる姿を、彼女たちのプロデューサーの視点で確認できるはず。
それは恐らく、アイドルマスターの原体験の極めて簡素な形の一面に近いものであるはずです。
追記2
「体験型コンテンツの着地」を危惧したのは、現在が多様化した価値観の時代だと感じていることに由来します。
いわゆる東方やボカロ、ラブライブ、艦これあたりの
「受け取り手(or二次創作者)の数だけ解釈がある」
ことが魅力の一端を担っているコンテンツにおいて、
「オフィシャルからただひとつの解答が提示された時に、受け手それぞれが既に構築した世界と異なっていたら?それとどう折り合いをつけるのか?つけられるのか?」
という問題に、いつか向き合わなければならない局面が来るかもしれないと思っているから。
東方の場合は、オフィシャルに近い単一解は作らない、という姿勢が神主から感じられる(東方Project二次創作ガイドラインにそんな話があったように記憶しています)ので、恐らくそういう状況はそもそも起きないのでしょう。
でもこれはとても守りの姿勢で、東方が同人だからこそ出来る選択なのではないかと思うのです。
艦これにおいては、絶対的な単一解である史実が既に前提として存在しているので、「その上でオリジナルストーリー重視のアニメ化するよ!」みたいな事を言われなければ、大きく逸れることはまずないのでしょう。
これも、「史実有りき」という非常に特異な環境が許した結果なのではないかと思うのです。
では他は?「受け手が好きに解釈できるコンテンツ」において、「後出しでオフィシャルな単一解を出さなければならなくなった」とき、どうすれば可能な限り多くの受け手の解釈を尊重できるのか?納得させられるのか?
その答えのひとつを、劇場版アイマスが示してみせたのではないかと思っています(もっとも、アイマスが長く続いてるものだから、Pやファンが発酵しすぎて腐っちまったんだ!だからこんなに骨が折れるんだ!という話も勿論あると思うけれど)
こんな頼もしい前例があれば、続くコンテンツも何かしら最適解を見つけられるんじゃないかな、という希望のようなものを、勝手に持ってしまったのでした。
追記3
考察が拙くていきるのがつらい。