村松尚登さんのスペインの「フットボール」と日本の「サッカー」の差に関する連続ツイート

村松尚登 @naotomuramatsu

差（25） ・スペインでは「フットボールで勝ちにこだわることを楽しんでいる」。そして、スペインにはその気持ちとその価値観を更に加速させる環境が整っている。

村松尚登 @naotomuramatsu

差（26） ・一方日本では「サッカーボールを蹴り、そして追いかけることを楽しんでいる」ように見える選手が多い。しかも、そのような牧歌的なプレーを加速する環境が整っているような気がしてならない。

村松尚登 @naotomuramatsu

差（27） ・スペインでプレーされている「フットボール」と日本でプレーされている「サッカー」のどちらが正しいというわけではない。ただ、歴然とした差があることは間違いない。

村松尚登 @naotomuramatsu

差（28） ・そしてその差は、ガラパゴス諸島で多くの動植物が特殊な進化を遂げたように、僕の眼には日本でプレーされている「サッカー」が「ガラパゴス的に特殊な進化を遂げたスポーツ」に見えてならない。

村松尚登 @naotomuramatsu

差（29） ・スペインでは「勝ちたい」というあまりにも明確な共通目標があり、そしてその感情を育てあげる環境と、その感情を具現化させる術を身につける環境が整っている。そして、その大前提が「大人のようにプレーしたい」という願望だ。

村松尚登 @naotomuramatsu

差（30） ・そのためなのか「フットボール」は大人の社会の縮図（＝フラクタル）のような複雑さと魅力が備わっているように見える。そして「フットボール」をプレーすることによって、嫌でも必然的にひとりの人間としても成長せざるを得ないのかもしれない。

村松尚登 @naotomuramatsu

差（31） ・翻って日本の「サッカー」は「サッカーボールを蹴るスポーツ」という枠を越えられていないのかもしれない。しかも、その枠があることに気づくための環境や、その枠を越えるための術を学ぶための環境も整っていない。

村松尚登 @naotomuramatsu

差（32） ・僕は個人的に、やはり「フットボール」が好きです。情熱的であり、かつ理論的な「フットボール」。人間的成長が必然的に含まれている「フットボール」。そんな「フットボール」が大好きだし、そんな「フットボール」を日本の選手にどうにかして伝えたいです。

村松尚登 @naotomuramatsu

以上、スペインの「フットボール」と日本の「サッカー」の差に関する連続ツイートでした。