【天候しばき】在特会パネル展示＆出版記念講演会in福岡（２０１４・２・９）【カウンターしばき】

2.5貫DEBU @maware_buta

(承前)内容はいつも語る内容の繰り返しであり新鮮なものではなかったが、自分がちょっと気になったのは、次回の大阪ドサ・・・講演では、福岡で語る予定だった「組織論」について語る。と発言したことである。

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(承前)かいちょーは14000人を超える「日本最大の保守系市民団体を作った」とニコ生の中で度々語る。最近は「８年かかったが、流れは変わった」と成果を繰り返し誇示し、放送を聞く活動家予備軍に「心強くあれ」と呼びかけることに余念がない。これがかいちょーの「組織論」のようだ。

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(承前)かいちょー組織運営について、私の評価は「低い」。確かに在特会を短期間で現在の規模にした手腕は尊敬に値する。しかしこれは、組織運営における「動員」と「拡大」という一側面でしかない。それ以外も部分を見れば、在特会という「組織」はたいへん不安定だ。

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(承前)かいちょーはよく「なんでも自分ひとりでやっている」と愚痴をこぼすが、私が見る限り、今の在特会はかいちょーによるワントップ、凸型の組織になっている。かろうじて外部的との接点として広報が機能しているが、その他の役割を担う部署は機能しているように見えない。

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(承前)在特会は市民団体ということもあるが、在特会は(慰留はあるようだが)執行役員であっても自由にやめることができる。しかも代理を立てなくとも問題なく組織が動くということはポストと権限が同価値ではないということ。これは在特会の組織に「官僚制」が動いていないことの証拠となる。

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(承前)ポストの意味がないことの典型例は「事務局長」が長期間不在ことからわかる。会則で事務局長は「会計責任者」とされている。現在事務局次長は存在するものの、会計責任者が長期間不在というのは異常な状態だ。在特会は年間の会計規模が800万なのだ。早急に事務局長を選任すべきだ。

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(承前)ただし、在特会において副会長は例外的に早く選任される。これは副会長に担当地区を振り分け、上位下達における連絡員としての役割を担っているからだ。業務執行そのものおいて副会長の権限は大したものではない。与えられている担当地区に属する支部の人事権など大した権限ではない。

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(承前)私は、かいちょーが大阪で語るという「組織論」は、「デモや街宣の現場およびネットでHPにアクセスした個々人を会員登録に誘導し、一部の意欲のある会員に無意味な肩書を付けて『ゆるく縛る』ことで14000名を超える会員の団体を作った」以上のことは語れないと思っている。

2.5貫DEBU @maware_buta

(承前)つまり、かいちょーは自分が成功した「組織拡大の手法」を「組織論」と勘違いして講演すると自分は踏んでいる。だから「心強くあればいつか必ず評価される。皆さんが声をあげ、参加したこの運動で今や流れが変わった。これが皆さんの力です」と精神論の繰り返ししか大阪では語られないだろう。