ソチオリンピックを観ながら感じたこと
- kazuhiroobata16
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(1)現在、ソチオリンピックで日本全体が盛りあがっている。大会6日目で、日本のメダルは3個。スノーボードハーフパイプで平野歩夢選手、平岡卓選手が、銀、銅。そして、つい先ほど、ノルディック複合で渡部暁選手が銀メダルを獲得した。素晴らしい結果を出した選手には祝福の意を示したい。
2014-02-13 21:32:37(2)その一方で、健闘しながら惜しくもメダルを逃した選手もいる。上村愛子選手は、今回で5大会連続でオリンピックに出場しており、7位、6位、5位、4位と毎回、一段づつ順位を延ばしていたのだが、ソチでは惜しくも4位であった。しかし、私としては、今回の彼女の滑りが、今までで一番だと思う
2014-02-13 21:44:38(3)一番、素晴らしいと思ったところが、彼女の精神状態である。長野五輪での若さと明るさで思いっきり滑った時から、ソルトレイク、トリノ、バンクーバーとスキー技術がより洗練されてきていた。特にバンクーバーの時は、そのシーズンのワールドカップ総合優勝も成し遂げており、周囲から金メダルの
2014-02-13 21:47:13(4)期待を一心に背負って望んだ結果、涙の4位となったのを鮮明に覚えている。そして今回のソチ、スキー技術もさることながら、強烈に感じた印象がある。それは、彼女の人間としての成長である。今回は、本当にプレッシャーや緊張感とは別の次元で滑っていたように思うのだ。そのことについては、
2014-02-13 21:50:16(5)彼女のインタビューを聞いていても窺い知ることが出来る。おそらく、今大会には、もう以前のようにメダルに拘ってはいなかったのではないだろうか。拘っていたのは、モーグルスキーヤーとして、今まで築き上げてきた自分の滑りを本番で発揮したい、そんな感じだったと思う。
2014-02-13 21:54:48(6)実際、本番でも素晴らしい滑りだった。集中していながら本当にリラックスしており、まさにフロー状態の中で、最高のパフォーマンスが出来たのだろう。そのことが、私が最も感動した部分であった。一方で、高梨沙羅選手の4位という結果も、考えさせられる部分がある。
2014-02-13 21:59:55(7)世界最高の技術と実力を兼ね備えていながらも、到達出来なかったメダル。おそらく、それはオリンピック独特の雰囲気にのまれた可能性がある。彼女もまだティーンエイジャー、無理もない気がする。そう考えると、オリンピックで金メダルをとることがいかに難しいかが分かる。
2014-02-13 22:05:02(8)Fipboardである興味深い記事あった。それはオリンピックに対する国別の関心度を表したデータである。日本は、特にその指数が高い国だそうだ。それは選手の精神状態にも大きく影響する。そういった中でメダルという結果を残すのは、至難の業である。毎回、五輪を観ていて思うのだが、
2014-02-13 22:08:54(9)日本がメダルをいくつ取るかということよりも、トップアスリートがあの緊張する場面で、どの様な精神状態で望めているかという点に大いに関心がある。大きな緊張とプレッシャーの中でも結果を残す選手、残念ながら、緊張にのまれて崩れてしまう選手がいる。しかし、同じ人間として、自分の信じる
2014-02-13 22:13:11(10)ものにありったけの努力をしているその姿勢が、我々に大きな希望と勇気を与えてくれる。それは、オリンピックに出場していないすべての人達にとっても、大切なファクターであり、人生観にとって、強烈に後押ししてくれる宝物がそこにはある。
2014-02-13 22:18:43以上、今回は、ソチオリンピックを観ながら、考えていたことについて、連続ツイートよりお届けしました。尚、このツイートを読まれた方は、ご感想など頂けると幸いです。
2014-02-13 22:19:55