ドリフトダイビングの思い出
- pochipress
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バリ島の遭難事件、もちろん全員が助かったらすばらしいことだ。ベテランであろうとなかろうと、遊びで死ぬことはない。土地に定着してガイドインストラクターをするということは大変なことだろう。その海に魅せられる気持ちもわかる。誰が悪かったのだろうという問題ではないのだ。
2014-02-18 19:01:08ボクはもう一人でダイビングツアーをすることもないので、海外で潜ることはない。そこで家族と潜るための条件を一から検証することになるからだ。その国は海保レベルの体制を持っているのか、ボートを操船するキモサベのスキルはどれほどで、ガイドダイバーはどこかでゲストを死なせた流れ者かどうか。
2014-02-18 19:12:24ドリフトダイビングのスキルなんてのは河童の屁のようなもので、いつ漂流モードに入ってもいいやという楽観視がないと下手を打つ。有体に言えばいきがりなんですが、いきがりを続けるうちにまあ十中八九は無事に自分の船に戻れるんだよ。
2014-02-18 19:28:53もう古い話、5月の連休に神子元で潜ったんよ。朝日の阪神支局が襲撃された日の直前だったかな。ショップとクラブ合同で20人くらい。で、うちのショップの親分はイントラと合流出来なかったヨソの娘たちの面倒見を頼まれたんだ、てきとうな時代だよね。全員着底してから流れに乗るという予定だった。
2014-02-18 19:43:17はい潜水。三人の知らない人と潜った親分はひとかたまりになってはい消えた。あらあら、水深12mくらいの岩礁台地に掴ったら吹き流しのようになってしばらく考えた。このダイビングは継続なのか中止なのか。このままドリフトすればいいのかいったん浮上してみたほうがいいのか、迷ったね。
2014-02-18 19:54:18(まあ、神子元はいろいろあるな。何回か人を助けたが、あそこはイザとなったら他人は見捨てるしかない海。あそこは死ぬ海だ。まあ、私は神子元なんて絶対ガイドしないからいいけども。)
2014-02-18 19:59:15どうすっかなあと、魚群を眺めていたら岩礁の潮上から岩の表を気泡が転がってくるのに気付いたのよ。あ、下に誰かいるなと横から回り込んで2人と合流した。彼らはボクよりずっとベテランだったから、3人で流されながらスレートに書き込んで相談の上、このまま流されようということになりました。
2014-02-18 20:02:31@tokabakichi 流れるほど、アゲインストになるほど、「オレは生きてるぜベイベー!」てなるタイプがいるのですw。 で、そういうのが集まる海ってのがある。で、どこ行ってもたいてい顔見知りがいるw。
2014-02-18 20:05:36相手がベテランだとこちらが気を遣う必要がないから本当に気楽。それでも合流してから20分くらいでそろそろ上がりましょうかという気分がシンクロするのが面白い。そして浮上したらすでにほとんどがピックアップされているわけで。神子元で操船する船長はやっぱりたいしたもんだわ。
2014-02-18 20:18:41でも実はまだ拾っていないのが1人いて、しばらくウオッチしたが拾い上げたのは別の船のダイバーだったりして、あら死んだかな~と一服していたら同じ海域の船との交信で拾われていたことがわかり、めでたく船同士の捕虜交換とあいなった。こういうところは漂流に動じない人しか来ちゃだめだね。
2014-02-18 20:34:26ボクの結論はボートでドリフトしてもつまんないということで、「オレは生きてるぜベイベー!」てのは伊豆海洋公園の沖出し(ダウンカレント)のときにしょっちゅう体感してるからそれでいいのだ。普段は静かに誰にも邪魔されずに写真に集中したかったもんね。
2014-02-18 20:45:25沖出しってのは定期的に来るものだと思っているからボクにとっては日常の一コマなんだけど、イントラになりたての男が深場に行きたいと言うので大瀬の外海ならいいかなと連れて行ったら沖出しにパニクって一人で駆け上って行ってしまった。駆け上れるときは駆け上る必要ないんだけどな。
2014-02-18 20:57:0314ℓダブルで大深度なんてことはもう致しませんので。夏のケラマでCEOとお仲間夫婦の4人、小野にいにいを貸し切りで生温く潜るのがここ10数年のトレンドです。アドベンチャーダイビングなんてのは知らない人と潜りましょう。知らない人はいくら死んでも知らない人に過ぎません。
2014-02-18 21:18:33大瀬でボクとその仲間が大斜面と呼んでいるところは湾内の砂利浜から沖のすり鉢状の斜面です。 RT @drsteppenwolf: @neko3no3te あの斜面に仲間を連れて行って、仲間の手にウニのとげがいっぱい刺さってうらまれたのは私です。岬の先端カレント大好きです。
2014-02-18 22:01:17西表島で名の通ったダイブショップを利用したことがあるが、やはり1日3本体制だった。このシステムだと3本目はガイドの健康のために浅場の手抜きダイブとなることがすぐに見てとれた。ロープ伝いにどんどんエントリーさせるのでCEOの耳抜きが間に合わず鼓膜を傷めたので2本目をキャンセルしたが
2014-02-19 00:49:22【承前】2ダイブの予約だったので返金しないと言われた。エントリー時にタンクバルブを勝手に点検されるなど、癇に障ることばかりされるのでもう少しで暴れるところだった。
2014-02-19 00:49:27魚さんダイビングサービスのビジネスモデルとわたしのダイビング哲学は全く相容れないので本来関わりあってはいけなかったのだ。少人数でワンダイブ最低でも90分の自由な潜水を謳歌している者が流れ作業に巻き込まれるなんて滑稽じゃありませんか。
2014-02-19 01:04:20ダイビングを始めようと思ったとき、この業界の人間の通弊は海と関わることで自然との特権的な契約を交わした気分になっているということに気づいた。海は怖いという発言は、俺は怖くないと同義だったんだ。
2014-02-21 16:10:14もちろん海を嘗めきったいきがりとは無縁の、安全管理を徹底した講習の行えるショップはあっただろう。だが初心者がその優劣を判断することが出来るだろうか、当時は都内にも数多のダイビングショップがあって、ダイビングを始めたいと思えばどこでも身近に通う場所があった。
2014-02-21 16:10:44バブルの恩恵で「彼女が水着にきがえたら」のヒットはすぐそこまで来ていた。独学で潜水を始めるという時代はすでに終わっていたも同然だったが、ボクは最後の世代となることを選んだ。テキストを揃え、必要な器材すべてを購入した。個人でタンクを所有することは自由に潜るためには必須であった。
2014-02-21 16:11:06浜松町の機材屋でタンクを購入すると、一年間チャージが無料になるという特典もあった。Cカードなしで現地のサービスがチャージしてくれるのか不明だったから。ちなみにボクと一緒に始めた友人は共にスノーケラーだったからそういう手段が取れたということは言い添えておきたい。
2014-02-21 16:11:27