ジョンとノブオとユミと猫の一郎

夕方はく二酸化炭素のようにいつの間にか生まれていたキャラクターたち。自作のはずが、いきなり一コマ漫画のように動き出すそれらを眺めていると発見にあふれている朝に向かって歩いているかのよう。どんどん酸素に変わっていく気もしています。そしてそれらを昼に費やしそしてまた夕方。夜は何をして過ごしましょうか。
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K @doggymank

まるでいしだあゆみが揚げたごぼうチップスのようにか細い希望が夕日に貼り付き始めた。ノブオは珍しくジョンの口の渇きを癒す前に、サントリー製でしか飲めなくなったセブンアップを見つけると、たまらずプルタブをこじ開けた。

2012-07-11 18:46:46
K @doggymank

でーすとか、ですよーとか、です、ます、ですよに長音を加えるのは好きじゃない。意味が変わらないから。デーモーーンとか、ネコーとか名詞に長音を加えるのは好き。意味が変わる気がするから。ごはんですよ。

2012-11-09 22:26:54
K @doggymank

その日二人はジョンを連れてただA地点からB地点に移動するだけだったが、ノブオにはGに向かうD7のような気分が広がっていたし、ユミにはそんなノブオの歩き方が無駄に9thや13thを含んでいるように見えていたが、ただジョンの鼻息だけは、同じベース音Aとして響いていた。

2012-11-18 18:03:20
K @doggymank

典型的なジョンとは?に対する一つの答え。 http://t.co/ml8rvE7q

2012-11-26 00:29:58
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K @doggymank

降りしきる雨の中、ふと、ぼんやりと考えていたことがクリアになった。それは、これからのパチンコ産業がプレイヤーの対象とすべきは犬や猫であって人じゃないはずということだ。

2012-11-26 15:20:59
K @doggymank

「24時間営業に見えないスーパーがある町を歩いてて疲れないとしたら?私、若くなってるの?」自問自答の振りをした嫌味を繰り出すユミに、ノブオは精一杯「大手町を双六のスタート地点やゴールと捉えているようだね」と返す。と、後ろに続く柴犬ジョンの欠伸に気付いたのは野良猫だけのようだった。

2013-02-08 02:13:01
K @doggymank

どうやらユミは酔いを放射冷却で冷ます、それが若さだと思っているように見えた。ただノブオもあと二、三年はだらだら飲んでいようと決めていたこともあり、せいぜい神田川沿いか多摩川沿いか迷った位ですんなり同居生活が始まることとなった。程なくやってきた迷い犬はジョンと呼ばれるようになった。

2013-02-10 23:40:17
K @doggymank

「冷たい風が気持ちいい!体内に残るルアモイがベトナムに向かって飛び立っていくのが分かるの。」アルコール好きなおしどり夫婦として中野坂上近辺では既に有名なノブオとユミだったが、ジョンの散歩は連日この調子のユミに反比例して夕方早朝の一日二回から二人が起き出す夕方の一回のみとなっていた

2013-02-16 16:42:08
K @doggymank

「ジョンがいなばの缶詰を開けた!」と朝から大騒ぎするユミを背に家を出たノブオは、その順応性と犬の口が持つ秘めた能力に感心しながら、突如会社を休むべきだと判断していた。そしてコメダのモーニングで始まる一日をコメディーと呼ぶのも、犬小屋をハウスと呼ぶのに比べたら余程ましだと思った。

2013-03-06 02:14:03
あなたとあの子と、たかなしみるく。 @xxmilk69xx

@doggymank わたしも犬小屋をハウスと呼ぶことに不自然さを覚えています。

2013-03-06 22:06:41
K @doggymank

じゃこカツの誘惑。猫の一郎の目はすでに回遊魚のようだ。デパ地下や上階の印象が強い物産展も、こと中央区のような場所になると大通りに面した一階で開催されることが多い。パーキングメーターの側に繋がれたジョンは会場はおろか向かいに立ち並ぶ飲食店からの香りを拒むように固く目を閉じたままだ。

2013-10-25 18:03:26
K @doggymank

@NoPinChan なあ、こんな時間なのに、猫の一郎が、猫の一郎がいないんだよーーーっ(フリッパーズギターのbotを今日知った。いいと思った。)

2013-11-06 02:48:51
NPC @NoPinChan

@doggymank いいと思った。そして、猫の一郎はドギードッグデイーと真夜中の喧嘩をはじめるのだった。その喧騒の中、僕は祈りながら大笑いながら唾を吐くのだ、唾を飲み込むように生きていた自分にね。本当に本当に過激な音楽とは何だったのだろう。耳を塞ぐんだ。

2013-11-06 03:00:53
K @doggymank

@NoPinChan 猫の一郎は、パーティータイムなのか(最新の購入アルバムにも当てはめられる言葉のようだな)?顔の引っ掻き傷、いつか消える?

2013-11-06 03:28:33
NPC @NoPinChan

@doggymank 明日は最新購入ALが炸裂弾のように目の前で弾けるんだ。粒子は目には見えないけれど、僕らの汗となり、僕らのように飛び跳ね、弾け飛ぶだろう。色と暗闇と光と音だけが衝撃となってぶつかってくるから、靴を踏み合い遊ぶ子供のように笑って、猫の一郎はその上を飛ぶように走る

2013-11-06 03:45:58
K @doggymank

@NoPinChan 一郎が元気なことは確信出来た。まあ、そのうち帰ってくるだろうと今は思うしかない。音の空間と一体化してくれ。Your Red Shoes Story.

2013-11-06 03:54:50
NPC @NoPinChan

@doggymank 一郎は元気さを感じられると咳き込み、心配されると爪を立てる、夏の夕立のようにね。屋根の熱を垂直に解き放つために強く降る夕立を、猫の一郎はあくびをしながら見つめている。そんな間に頬の傷は消えているはずさ。(教えてくれて有難う御座います。忘れてた何か感じました)

2013-11-06 04:01:06
K @doggymank

@NoPinChan 西瓜でもマタタビでも一郎はその中の毎日。午前5時過ぎにはパーティータイム、でも昼過ぎにはテイクワンの声が?どうすりゃいいのさこの気持ち(今考えた文だろうけど、なら尚更一つ一つは引用なのに新たな意味を獲得していて素晴らしい。もうヘッド博士がね止まらんのだ最近)

2013-11-06 04:10:02
K @doggymank

@NoPinChan Joyrideは、ヘッド博士っぽい、そう思った。

2013-11-06 04:15:46
NPC @NoPinChan

@doggymank 世界塔は緩やかに穏やかに崩れ続けているけれど、それが崩れ尽きることはない。それは降りやまない雨のようでもあり、笑い続ける猫の一郎のようでもある。さっき向かいに座った女の靴先をみたかね?ヘッド博士はそう言って、自らの頭に描く塔の姿を投影機に映し出しバブルアワー

2013-11-06 16:22:51
K @doggymank

@NoPinChan 一郎はわらうんだな。

2013-11-06 16:57:42
K @doggymank

@NoPinChan 二部の一郎にも笑ってほしいが、それはニャンセプションというわけだが、ともかく今日はお疲れ様。

2013-11-07 00:48:49
NPC @NoPinChan

@doggymank 一郷の一郎もきっと笑ってくれるでしょうけれど、お疲れ様でした!

2013-11-07 09:35:45
K @doggymank

@soilmaria 猫の一郎についてはどう思ってる?

2013-11-16 15:12:28