「小学校~高校までの尻拭いを大学がやっている」→「大学を減らして余ったリソースを小学校~高校に振り向け、卒業要件を厳しくしろ」by天羽優子(@apj)
- mtcedar1972
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ある程度の基礎学力があれば、次を勉強しても物になるが、余りに学力不足だと先に進むのは無理。学力は積み上げで効いてくる。大学4年間でがんばって卒業時に大卒として何とかなるのが理想だとしても、入学時に最低必要な学力にはやはり限度というものがある。
2010-10-28 12:58:08この「退学理由」に関する調査はどこかで閲覧できますか?よろしければご教授いただけませんか? RT @apj: 低偏差値大学の退学理由の主なものが経済的理由だというのなら、...
2010-10-28 12:59:04すいません、これ、何日か前にどなたかの発言が私のTLに出たのを受けて書いたものです。とりあえず問題提起として見て下さい。 RT @inyoko: この「退学理由」に関する調査はどこかで閲覧できますか?
2010-10-28 13:01:48確かに本筋論で言えば、中等の教育力を高め、18歳での大学進学は控えるのが合理的。教育大国と言われる北欧諸国はそういう傾向。ただし教育水準の高い国では概して生涯教育=大人のための高等教育が発展しますので必ずしも大学不要論にはなりません。 RT @apj
2010-10-28 13:04:35確かに本筋論で言えば、中等の教育力を高め、18歳での大学進学は控えるのが合理的。教育大国と言われる北欧諸国はそういう傾向。ただし教育水準の高い国では概して生涯教育=大人のための高等教育が発展しますので必ずしも大学不要論にはなりません。 RT @apj
2010-10-28 13:04:35確かに本筋論で言えば、中等の教育力を高め、18歳での大学進学は控えるのが合理的。教育大国と言われる北欧諸国はそういう傾向。ただし教育水準の高い国では概して生涯教育=大人のための高等教育が発展しますので必ずしも大学不要論にはなりません。 RT @apj
2010-10-28 13:04:35いずれにしても、もうちょっと安いコストで社会に出られる仕組みと、そうやって出た人の子供がきちんと学力を身に付ければ援助を受けてもっと先に進学できる仕組みは必要。ただ、そこに使うべき費用が、今だと、卒業学力判定に使われているような……。
2010-10-28 13:05:34子供を大学に入れたために老後の資金が無くなる家庭があるとか、進学したために貧困になるというのが問題になってるけど、今の状態で奨学金を増やすと、割高な卒業判定を援助しているだけの結果になりかねない。今困っている人を助けるには有用だけど、多分一時的な対策にしかならない。
2010-10-28 13:07:57pedagogy:教育(学)の"peda"はペドフィリアと同じ語幹で「子供を教え導く」という意味だが、今日の生涯教育/大衆教育時代においては教育の受益者はもはや子供だけでない。大衆を表す語幹は民主主義と同じ"demo"だから、これからは教育のことを"demagogy"と呼ぼう。
2010-10-28 13:10:24結局、社会全体でみると、お互いに話が通じるとか議論できるとか説得可能になるには、学力がある程度共通で、知識も共通でないと無理。これが社会の質を決めるだろうから、進学率を上げるのではなくて、到達度を揃える方向でいかないと、余分な費用ばっかりかかりそう。
2010-10-28 13:10:54学校の卒業証書が何ら「相当の能力」を保証していないということについては、特に初等・中等教育において「落第」「卒業延期」が忌避されていることが要因の一つだろうと思われるのだが、この感覚は近代教育が導入される過程の中のいつ頃から(あるいはどこから)熟成されたものなのだろう。
2010-10-28 13:21:37「十五の春は泣かせない」あたりが完成期ではないかと。 RT @tsuneduka 学校の卒業証書が何ら「相当の能力」を保証していないということ…この感覚は近代教育が導入される過程の中のいつ頃から(あるいはどこから)熟成されたものなのだろう。
2010-10-28 13:32:04@apj 卒業学力判定など日本ではしていないと思う。入学学力判定はものすごくしているんだが。だから入学試験のレベルで学校の評価がなされてしまっている。卒業生のレベルそのものではない。
2010-10-28 13:41:21教養教育派と職業教育派のボタンの掛け違えは、どちら側の陣営も、「専門教育ではない職業的レリバンス教育」なるものを満足に想像できないという病理に見事に現れている罠。
2010-10-28 13:44:58入学した先の学校のレベル評価だけではなく、同時に1つ前の学校の卒業時の学力評価になっていて、入った後の卒業時のレベルではないです。 RT @YoIsomichi: @apj だから入学試験のレベルで学校の評価がなされてしまっている。卒業生のレベルそのものではない。
2010-10-28 13:51:56言い足りなかったですよね今にして思えば。「十五の春は泣かせない、かわりに延々教育費をかけないと社会に出れないシステムに全員で入ってもらいます」とか。 RT @kabutoyama_taro: 「十五の春は泣かせない」あたりが完成期ではないかと。
2010-10-28 13:55:31この標語には二つの側面がありますね。「高校進学希望者は全員進学させよう」と、「高校受験は15歳という一回限りであるべき」という。 RT @kabutoyama_taro 「十五の春は泣かせない」あたりが完成期ではないかと。
2010-10-28 13:59:15@tsuneduka @kabutoyama_taro @tkomatsu @apj 何と言うのか、学歴による機会不平等やそもそも高校へ入れる機会の不平等が余り呻吟されずに、「十五の春は泣かせない」ってスローガンだけが先行してしまったって気がしますよね。
2010-10-28 15:41:15「学歴(どの段階の学校を出たか)社会」といいつつ実態は「学校歴(どの入試難易度の大学か)社会」つまり「学力(入試の点数)社会」。それを「学歴」で誤魔化そうとしたけど無理があった、と。 @mtcedar1972 @kabutoyama_taro @tkomatsu
2010-10-28 16:56:48教育の受益者は社会=「オマエが低学力だとオレが迷惑するんだ」という価値観を共有できると、落第=劣等イメージの払拭もできるし、教育に予算をつけることへの合意もとりやすくなるかも。 @mtcedar1972 @kabutoyama_taro @tkomatsu
2010-10-28 17:02:22ただ、「オマエが低学力だとオレが得をするんだ」と思ってるヤツがいるとなかなか上手くいかないかも。カモを探している詐欺師とか。 @mtcedar1972 @kabutoyama_taro @tkomatsu
2010-10-28 17:03:35だもんで、着任した時から「私の幸せのためにお前ら勉強しろ」って学生には言ってるがどれだけわかってくれてるのやら。「お前のためを思って勉強しろと言ってるんだ」の呪縛というか呪文の威力は思いの外強いかも。
2010-10-28 17:12:07