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【2月27日】津路観樹VS端式需夢

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くれ家2 @kure_kr_in

【需夢】はっ!これでも上手いんだぜ?跨がんの、<息が詰まっている相手の悪態にしれっと下品な言葉を返し、両足で刀を押さえて両手を空く。両の手に刀の切っ先を精製し弄ぶ>

2014-02-26 23:22:48
くれ家2 @kure_kr_in

【観樹】…遠慮、する……っ…<ぶつ、と服と肌が斬れる音が耳を突く。痛みはまだないため傷は浅いようだ。動かせる部位を探し、止められていない足を振り上げよう>

2014-02-26 23:30:47
くれ家2 @kure_kr_in

【需夢】<振り上げられた足の膝を押さえ当たっても然程痛くない衝撃まで力を分散させる。遊んでいた切っ先を靴の上から足の甲に埋め込み>…足長ーな、ちゃんと日本人かお前?<場違いにも程がある言葉を吐いて2本の短刀を精製し両足に突き刺そう>

2014-02-27 09:12:42
くれ家2 @kure_kr_in

【観樹】ぐ、ァあ…ッ!!<相手の身体で見えない分、鉄が体内を突き抜けていく感覚が脳に直接叩きつけられ声が上がる。突き刺された足は地面に固定され動けない。これでは昔と一緒である。嫌だ。嫌なのに。ぐるりと辺りを見渡して考えを巡らせる>

2014-02-27 09:20:59
くれ家2 @kure_kr_in

【需夢】<血の流れる相手の足をズボンの上から撫でてから、前屈みになって余らせていた切っ先を相手の目につきつける>お前、変な目してんな?<相手の瞳をじっと見つめて顔を近づける。紫の瞳は色素が渦を巻いたように回っていた>

2014-02-27 20:03:42
くれ家2 @kure_kr_in

【観樹】ぅッ…っ<痛みに身体を捩ろうとするが、上に乗られ肩を押さえられた状態では身動きひとつできない。足から流れ出した血は雨に流されて臭いも薄く、突きつけられた先の尖った鉄の臭いに消されてしまう>……お前に関係ねぇよ<視線を逸らし、じっとこの状況を打破する術を探す>

2014-02-27 20:20:04
くれ家2 @kure_kr_in

【需夢】…くひひ、それはねぇだろ?<刀を押さえている足に力をいれ身体に押し入れていく。斬りすぎないように力加減は忘れない>急所外してやってんだ、答えろ<殺そうとしていないのは自分の遊び心なのだが、恩を着せるように訊ねよう>

2014-02-27 20:42:08
くれ家2 @kure_kr_in

【観樹】ッ…お前に、言う必要、ねぇだろ……、!!<筋を斬られていく感覚に眉を寄せる。このままではどうやっても殺されてしまう、と半ば自棄糞に自分にかけていた異能を瞬きひとつで解く。青い 瞳をもう一度目蓋で隠し相手を紫の瞳で見上げ。相手へと異能を発動しよう>

2014-02-27 21:07:19
くれ家2 @kure_kr_in

【需夢】……、!<一瞬相手の瞳の色が変わったことに驚き、その次に自分の瞳に映された情景に相手の瞳から目を逸らす。やられた。まさかそういう仕組みだったとは。相手の身体から退き感覚で距離を取る。相手の幻覚から――妹から>

2014-02-27 21:18:52
くれ家2 @kure_kr_in

【観樹】っ…、はっ…ァ……<相手が退いたことで圧迫感がなくなり詰まっていた息を咳と共に吐く。右肩から左肩へと一直線に刺さっている刀を抜き身体を起こす。両足に刺さった刀も一思いに引き抜く。だらだらと血の流れる足を叩いて立ち上がろう>

2014-02-27 21:42:28
くれ家2 @kure_kr_in

【観樹】<自分への異能を解いたため雨の滴は見えなくなってしまったが、その分相手の傷を抉ることができそうだ。ふらつく足を地面に張り付けて、見えない相手を睨む>

2014-02-27 21:42:52
くれ家2 @kure_kr_in

【需夢】<瞳が、女を映す。どうして知っている。自分と妹のことを>…っ……、…<雨の音はするのに瞳は雨を映さずただ目の前に妹を映していて、顔を被う。>

2014-02-27 21:55:06
くれ家2 @kure_kr_in

【観樹】……さっきの威勢はどうした…?ああ、それとも『それ』お気に召さなかったか?<痛みで吹き出た汗は雨に流され気にならない。『それ』は幻覚のこと。形勢逆転、とまではいかないものの、劣勢からは抜け出せたはずである。痛みのある足を進めて相手に近付き>

2014-02-27 22:04:26
くれ家2 @kure_kr_in

【需夢】 あぁ、胸くそ悪ぃぜ…<怒りと気持ち悪さに声が震えてしまう。左目を奪った相手がそこにいて、それを幻覚だと解っていて攻撃することのできない自分がいる。それがどれだけ自分を貶めるものか、わかっているというのに>……!<相手の近づく音が聞こえ我に返り、耳を頼りに防御をしようと>

2014-02-27 22:17:32
くれ家2 @kure_kr_in

【観樹】それはよかった……らぁッ…!!<幻覚を観ている相手に笑みを見せる。そして足を振り相手の腹目掛けて横に振り。手応え、基い、足応えはあった。相手の骨が軋む音が痛む足を通して伝わる。それを感じたまま振り抜こう>

2014-02-27 22:27:56
くれ家2 @kure_kr_in

【需夢】ッ!!が、…!!!<武器の精製が間に合わず、防御が上手くいかずに肋骨が折れた感覚を引き摺りながら横に身体が吹き飛ぶ。ここは路地である、すぐそこは壁であり――頭をぶつけないよう一瞬の間に手を添えてコンクリートに壁にぶつかった。頭蓋骨は守れたものの手首の骨が外れたように思う>

2014-02-27 22:34:45
くれ家2 @kure_kr_in

【観樹】…、……<身体がふらつき、傷ついた片足では身体を支えきれないと判断する。ゆっくりと足を下ろして壁に激突した相手の胸ぐらを掴み引き摺りつつ引き寄せる。流石に肩の傷もあって持ち上げることは不可能だった。肋骨の罅が内蔵に響いて辛いが、身体を丸めて>

2014-02-27 22:48:09
くれ家2 @kure_kr_in

【観樹】お前が何を思って人殺してんのか…俺には分かんねぇ。俺には、分かんねぇよ……<沸き上がる感情を噛み潰すように言って、相手の赤い瞳を睨み付けよう>

2014-02-27 22:48:35
くれ家2 @kure_kr_in

【需夢】……何を、思って…?<何を聞いているのだと首を傾げる。折れた肋骨が肺を圧迫し息をするのも苦しい状況で言葉を紡ぐ>俺に、っては、、それが生きてる…、ってことだ<ひゅ、と息を吐き、『妹』の瞳を見上げよう>

2014-02-27 23:01:39
くれ家2 @kure_kr_in

【観樹】……お前は、とことん…駄目なやつだな…?<拳を作ろうと手に力を入れるが、左手は握ることができいのだと思い出し胸ぐらを掴んだ右手で引き倒し手を離す。雨が背中を濡らすことなど気にせず立ったまま右手で拳を振り上げ>

2014-02-27 23:15:11
くれ家2 @kure_kr_in

【需夢】……はっ…!…知って、る…<苦し紛れに笑みを零しつつ、見下げてくる『妹』をただ見つめる。幻影だと分かっているため相手と視線が交差していると理解はできていて。風を切る音で何かを振り上げたのだと分かる。これで死ねるだろうか>

2014-02-27 23:29:39
くれ家2 @kure_kr_in

【観樹】…お前を殺したら<もう終わりだ、と繋げ手を振り下ろそうと――>……っ、ッ…!<鈍痛が視神経を襲い手が止まる。今にも千切れて落ちてしまいそうな瞳を隠すように両手で顔を押さえて相手の上から退く>

2014-02-27 23:42:19
くれ家2 @kure_kr_in

【需夢】……?<いつまでも訪れない衝撃に、そして、相手の弱まりつつある異能の効果に軋む身体を無理矢理起こしてその場で構える。暗い路地と降りしきる雨が次第に見えるようになって>

2014-02-27 23:46:27
くれ家2 @kure_kr_in

【観樹】っ!、ぁああッッ!!!<ふたつの能力を間を開けずに使ったということもあって痛みはいつもの倍はある。どろり、と目から血が流れ指の間を縫って地面に落ちていく。どうして、あと少し。あと少しだけ。待って>

2014-02-27 23:51:58
くれ家2 @kure_kr_in

【需夢】………<悲痛な声が響いて、一気に辺りが晴れる。晴れても雨で暗いのだが。相手の姿を確認し冷めた視線を向け>…運が悪ぃな、お互い<自分は殺されると思った。相手は殺せると思った。しかしどちらもそれは達成できず、逆のことが起きるのだ。関節の外れていない左手に刀を精製し相手に向け>

2014-02-27 23:58:40