- okura_mikura
- 1206
- 0
- 0
- 0
ここだけでも無い話だが、戦闘中の艦艇は舷側の手摺をほぼ全て倒して固縛していなければならないのに、その手の大家が立てたまま描いているなんて、ザラw
2014-03-01 21:06:23今は呉のミュージアムに飾られているはずの野上先生の大和(沖縄特攻時)では、アトリエにお伺いしたら、かなり違和感があった。なにがオカシイって水兵の衣服が4月なのに二種軍装なのよ。その時は黙って家に帰ったのだけど、ちょっとメールのやり取りのときうっかり「ちょっと違和感が」て口滑らした
2014-03-01 21:09:43そしたら野上先生が「何がそうなのか教えて」って返信があって、おずおずと白い軍装はペケで、実際はオリーブどらぶっぽい三種軍装じゃないとダメなんですと、返答した。そしたら「そんなこと言われたことも無かった!びっくり!」って返事。何回か修正の相談に乗って現在飾られているのはその結果
2014-03-01 21:14:58野上先生は造船設計からイラスト画家に転身された方なのですけど、衣装のほうまではそう詳しくなかったみたいですが、それはそれで良いとしてだな、問題はその絵を大和ミュージアムのTさんも事前に見ていて野上さんにこれをミュージアムに飾りたいっていう経緯があったらしい。
2014-03-01 21:17:44Tさんといへば、大和の研究というか、艦艇研究では著名の御大。にもかかわらず、二種軍装については何も指摘されなかったと。 この方、以前「日本艦艇ビデオ」でアイオワ級にしかみえない映像を大和型とか、言われていたw
2014-03-01 21:19:30とはいえ、真面目に取り組むことは大切ですから模型でもイラストでもどんどん作ったり描いたりして、イメージを固めていく仕事は重要。あとはこだわりの程度というか、商業ベースなら時間と労力の制限をどうするかみたいな話でしょうねぇ
2014-03-01 21:24:09ぼくのリアル仕事では最近は仕事がちいさいのばっかりなんでS=1:100が多いですが、大規模場な現場だと1:500の全体図を座標で管理してた。これって製図用0.3mmシャーペンの精度もあって平気で数センチずれたりしてもそこに物は作っちゃうんです。全体ではなく部分精度はそうはいかない
2014-03-01 21:28:26今はCADですからねぇ、精度は比較にならないか。1/100くらいならともかく、1/700くらいだともはや数ミリが1メートル2メートルという世界です。模型の詳細はかなり制度低い。イラストを描くときに模型は全体とかを見るのに使えますがそれ以上は求めちゃだめw
2014-03-01 21:31:32@hyoubyou スケール感って大事ですよね~正確に縮尺しちゃうと面白くない形になりがちなのでスケールモデルでもある程度デフォルメしているて聞いた事あります。
2014-03-01 21:37:35昨日のオフ会でも桜と錨さんが良いことをおっしゃっていた。あまりにも今の艦艇研究というか、艦船ファンの目の向いているところが兵装とか艦形、スペックなどばかりに目が向いている。これからは運用面をしっかり見ながら話を進めるべきだと。全く同意ですよ。僕の「伊吹」はそういう思いで書いたもの
2014-03-01 21:38:24@hyoubyou (((´Д`;)))←「博物館の資料に使うのでもなければカッコ良ければ間違ってても良い」派
2014-03-01 21:40:48昨日のオフでは谷井健三先生の金剛と矢矧(旧)並走するイラストを特注で描いてもらったというものを拝見した。谷井先生ももちろんよく存じている(めっちゃお茶目な紳士)それを見て思ったのだけど、野上先生も谷井先生も海が凄いのよ!!海とか波濤とか。艦艇は浮かび走るもの。海がダメだと僕はねぇ
2014-03-01 21:45:56もし艦船イラストを描きたい方がおられるなら、ぜったいに海を研究されるとよい! 少しおかしくても海がちゃんとそれらしくなっていれば凄く良くなると思う。海を描くのはまた、これが難しいが。写真を撮られるのが一番上達への良い道筋かも。光で海は変化自在になるのがわかる
2014-03-01 21:48:13@yamanotakasi あれは転落防止でもなんでもない、ただの鎖とポールが並んでいる気やすめなものなんですよ。戦闘時には全く用が足せないもの。だから、スプリンター防御もあって固縛するんです。
2014-03-01 21:53:57