地獄じゃない鎮守府の日常

白金桜花 C103土曜東ヨ18b @YamanekoOuka

提督「不知火じゃないか、どうしたんだ」 不知火「雛壇とその飾りが届いてましたので、報告に来ただけです」 陽炎「え？」 不知火「何でも赤城さんが注文した見たいですね、どうします？」 提督「赤城は？」 不知火「部屋で寝てます」 提督「起こしに行くぞ」 #地獄じゃない鎮守府

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そうして部屋に行くとアーマードコアＶＤをぎらついた眼で遊んでいた赤城を捕まえ、雛壇を執務室に飾り付ける。 陽炎「やっぱり成長しないとは言え、見てると悪い気分がしないわね」 提督「そうだな」 不知火「不知火にはよくわかりませんね」 #地獄じゃない鎮守府

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そんなこんなで素っ気ない不知火の言葉だが、その手には雛菓子の入った袋があり、もりもりと雛菓子を食べていた。 不知火「でも、お菓子を食べれるのは悪い事じゃないです」 陽炎「不知火らしいわね……で、赤城さんは何で雛壇なんて買ったの？」 #地獄じゃない鎮守府

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赤城「え？ボーナスでお金余ってて、ゲームもＰＣも新潮したばかりだからちょっとしたインテリア感覚ですけど」 提督「……結構高くなかったか？」 赤城「車よりは安いですよ？」 陽炎（赤城さんもやっぱり、どっかズレてるわね……でもまぁ、悪い人じゃないしいっか） #地獄じゃない鎮守府

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そうしていると雷や電、その他の艦娘もぞろぞろとやってくる。 執務室はちょっとしたパーティ会場みたいになり、黒潮と龍驤がマンザイを繰り広げたりするようになる。 不知火はクッキーを頬張り、陽炎はそっと隣りの提督の手に手を刺し延ばす。 手がぎゅっと、握られた。 #地獄じゃない鎮守府

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びくっとして顔を赤らめる陽炎、だがそんな様子を誰も気にもとめないまま即興パーティは終了する。 その後には菓子が捨てられたゴミ袋の山や、汚れたテーブル、祭りの後の容赦ない様相があった。 提督「さてと、掃除をするか」 陽炎「ええ」 そう、陽炎は笑顔で返した。 #地獄じゃない鎮守府

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即興ひな祭りコメディおしまい。 #地獄じゃない鎮守府

ラルナ@彼女できました @rarunaDAME

#地獄じゃない鎮守府 いつパーティーが爆破テロされるかビクビクしてたけどそんなことなかった

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提督「深海棲艦が上陸してきたらどうしますか」 不知火「陽炎を投げ込みます」 陽炎「不知火を投げ込みます」 睨み合う不知火と陽炎。 赤城「この情報軍からパクった艦娘の人工筋肉を応用した５ｍの巨人歩行機に乗って暴れるに決まってるじゃない！」 提督「それだ！」 #地獄じゃない鎮守府

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扶桑「……」 陽炎「な、何……」 扶桑「貴方からは不幸が見える……」 陽炎「え……？」 扶桑「プッシュされるも提督LOVE路線じゃないから全く人気が出ず、レズ扱いされ人気キャラの竿役にされる不幸が……」 陽炎「やーめーてー！」 扶桑「ふふふ、不幸よ……」 #地獄じゃない鎮守府

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夜の執務室、仕事を終えた陽炎は提督に抱き着き、何度もキスを行う。 「ん……ぷっ……はぁっ……」 提督と舌を絡めあい、口を離す、唾液が糸を引いていた。 「オフィスでやるのは嫌いじゃないが……どうかしたのか？」 淫靡に笑う陽炎に、提督が不安になり問い掛ける。 #地獄じゃない鎮守府

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「ちょっと寂しかったから、わたしがわたしじゃなくなる気がしたから、ね」 そう言いながら陽炎はまた椅子に座る提督に抱き着き、唇を合わせ、舌を絡ませ合う。 提督の視界に、彼女の涙が見えた。 #地獄じゃない鎮守府

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何か言われたのだろうか、質問するのはいけないと察した提督は。彼女を抱きしめる。 夜の鎮守府の執務室で、唇を少女と重ね合う光景、性行為は行わないものの、愛情の確認行為というエロシズムに、二人は溺れて行った。 #地獄じゃない鎮守府

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当然、この後滅茶苦茶セックスした。 #地獄じゃない鎮守府

船提督 @0vg6210t38w4g2z

#地獄じゃない鎮守府 あ〜^ よくわからんのじゃ^ 〜

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吹雪「そういえば、陽炎さんって提督に拾われる前はどこに居たの？」 陽炎「んー、九龍に居たわね、ほら九龍鎮守府、あそこで産まれ育ったのよ」 吹雪「……情報軍の根城じゃない」 陽炎「まぁ、逃亡兵だし」 吹雪「何やったの……」 陽炎「自分殺しよ」 #地獄じゃない鎮守府

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吹雪「あ、不知火さん？」 不知火「吹雪さん、どんな用件で？」 吹雪「あの、不知火さんって陽炎さんと同じ所に居たんですよね？昔何をやってたのかなって」 不知火「聞いてどうするの？」 吹雪「ただの知的好奇心よ」 不知火「じゃ、言わない、知られたくないもの」 #地獄じゃない鎮守府

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そんな一時の些細な会話風景。 #地獄じゃない鎮守府

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提督「そう言えばだ、不知火は何で陽炎と一緒に海軍に亡命したんだ？」 不知火「その場のノリと勢いでしょうか。いい加減濡れ仕事は嫌いでしたし」 提督「やけに軽い理由だな」 不知火「ま、司令官相手の濡れ仕事は好きですけど、やります？」 提督「時と場所を弁えてな」 #地獄じゃない鎮守府

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不知火「……陽炎相手にはあれだけ深夜抱き合ってたのに、不知火相手にはそれなんですね」 顔を膨らませ、そっぽを向く不知火。 提督「……え、あー、まぁ、うん」 戸惑う提督、彼女に見られたと気付くと、緊張感に包まれる。 #地獄じゃない鎮守府

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その様子に気を良くしたのか、不知火は笑みをを浮かべる。 不知火「ふふっ……まぁ、時と場所を選べば同じことをしてくれる、というのなら許してあげるわ」 提督「全く、俺は君達二人の共有財産かい」 不知火「その逆、不知火達が道具ですが」 提督「わがままな道具だ」 #地獄じゃない鎮守府