【普5】鬱ンツェル【身内用】

パンツ被り手、シンディ（公式） @Cindy_lunatic

昔むかしあるところに、社会主義者のオストさんとその子供の鬱ちゃんがいました。おかーさんのオストさんは隣のお城の菜園に生えている新鮮なチシャが食べたくて食べたくて仕方がなく、ある日とうとうホーエンツォレルン的大胆さで壁を越えて盗みに入りました。

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隣のお城の持ち主の白薔薇王子でした。王子は「お前のとこのあの、鬱ちゃんを……くれたら…ゆ、許してやらなくもねえ！」と、迫ってきました。王子様はネトゲで培った粘着体質を発揮し、常に隣から鬱ちゃんのことを思春期特有のいやらしい目で見ていたのです。

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オストおかーさんは同志達と色々相談して「隣なら大丈夫だろ。なんかあの城の警備ザルっぽいし」という結論を出し、鬱ちゃんを隣のお城に引き渡しました。これが社会主義的寛容の精神です。可哀そうな鬱ちゃんは身勝手な親のせいで、引きこもり王子と共に生活する羽目になってしまいました。

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王子様は10アカ10PCのネトゲ廃人で、ボス狩りに呼ばれたりGｖに呼ばれたりいつも忙しそうにしていました。鬱ちゃんにも露店街の見回りや敵対ギルドの偵察などの仕事をやらせました。お城での鬱ちゃんの生活はネトゲ充的な意味で充実していました。　が、性的な意味ではからっきしでした。

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何故なら、王子はハイパー奥手くんだったのです。鬱ちゃんをいやらしい目で見るクセに、自分から手を出して嫌われたらと思うとエロイことなんて出来なかったのです。正直、なんかされんじゃねえの？と思っていた鬱ちゃんはこのなんともいえない距離感に若干イライラしてきました。

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そしてイライラが爆発したある日、鬱ちゃんはとうとう仮眠している王子様の▓▓を▓▓▓で▓▓▓してやりました。ネトゲばかりしている王子様はあっという間にこの刺激の虜になってしまい、それから夜な夜な鬱ちゃんに▓▓を求めてくるようになりました。この王子大丈夫かマジで。

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この状況に大激怒したのはオストおかーさんでした。え？何故おかーさんが城の中の様子を知っているかって？心配性のオストおかーさんは鬱ちゃんを王子に引き渡す前に城内のありとあらゆる箇所に監視カメラと盗聴器を仕掛けていたのです。シュタージの同志達が一晩でやってくれました。

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「このド腐れ変態王子が！つーか王子ってのが気に食わねえんだよ、てめえの生活支えるためにどれだけの労働者がｒｙ」「お、落ち着けよおかーさん！そこツッコミ入れたらメルヒェンの法則が乱れる！！」「てめえにおかーさんと呼ばれる筋合いはないっ！！」「二人とも……うるさい………」

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このままでは大規模ご近所トラブルに発展してワイドショーが取材にきてしまいます。王子様は苦肉の策として、鬱ちゃんを遠いところにある塔のてっぺんの部屋（快適ネット回線完備）に隔離することにしました。鬱ちゃんは基本的に周りに流される子なので大人しく従います。

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塔での生活は静かで快適で、鬱ちゃんには願ったり叶ったりです。バカ王子は定期的に部屋へやってくる他にエロイプやネトゲ内でのチャHを要求してきますがとりあえずスルーで。極稀にオストおかーさんが恋しくなる日もありますが、きっと気の迷い。毎日が1人楽しく過ぎていきます。

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「未來のーイヴーメフィストフェレスのー骨かーらー生まれたー……」「あれ、そこにいんのってもしかして鬱？鬱のヤローか？ｗｗ」 麗らかな春の日、鬱ちゃんが窓辺でお歌を歌っていると、不意に名前を呼ばれたような気がしました。驚いて塔の下を覗くと、どうやらそこに誰かがいるようです。

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「……何してんだお前」そこにいたのはおかーさんが『資本主義が失敗していることを示す端的な例』と呼んで嫌っていたクズでした。「鬱こそこんなとこで何してんだよ」「色々、あるんだよ……」「俺様徒に暇してんだけど、話くらいなら聞くぜ？」久しぶりに他人を見た鬱ちゃんの心に隙が生じました。

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鬱ちゃんの部屋にまんまと侵入したクズは最初こそ話を聞いていてくれましたが、時間が経つにつれて鬱ちゃんの体をべたべたと馴れ馴れしく触り始めました。「…お前……何がしたいの？」「触るくらい良いだろ別に。減るもんじゃねえしよ」鬱ちゃんはクズにされるがままです。ここでも流されます。

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鬱ちゃんが積極的に抵抗しないとみたクズは鬱ちゃんをベッドに押し倒しついに本番をヤッ▓▓▓てしまいました。ああ、なんということでしょうか。しかし、Mで反応がいちいちうざい王子様しか知らなかった鬱ちゃんは「あの変態王子よりはコイツの方がマシかも」などと思ってしまいました。

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それから鬱ちゃんとクズの堕落ライフが始まりました。王子がネトゲに忙しくてたまにしかこないのを良いことに、二人は▓▓や▓▓や▓▓、挙句の果てに▓▓▓までしてしまいました。古のソドムの町の再来です。二人でできることはだいたいヤリつくしました。

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「……？服が…きつい……」クズと出会ってから鬱ちゃんの体はだんだん丸くなっていきました。特にお腹のあたりが。「睡眠薬の副作用でむくんでるのか？」と、鬱ちゃんは思いましたが、それは違います。無垢な彼は、メルヒェン世界では男の子も妊娠できると知らなかったのです。

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鬱ちゃんは次に来る時は新しい服を持ってくるようにスカイプで王子に命令しました。それを聞いたエロ王子は「ぷにぷに…ぷにぷに鬱ちゃん！」と勝手に興奮しだして無性に鬱ちゃんと▓▓▓したくなりました。こうなったらもういてもたってもいられません。王子は鬱ちゃんのところへ向かいました。

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「お前最近緩くねえ？」「……殴られてえの？」「鬱ちゃーん！予定にないけどきちゃったぜー！！」「えっ」「あっ」「……でええええええ！？」

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その場の時がパーフェクトフリーズ。「お前ら何して…えっ…鬱ちゃん…」王子は泣きそうです。だがしかし、二人は強かった。「……混ざる？」「二人よりは三人の方が良いだろォ？ほら、三人寄ればナンチャラって言うじゃねえか！」「はぁ！？ワケわからねーし！ちょ、腕引っ張んな痛ッ………アッー！」

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こうして王子は鬱ちゃんで童貞を卒業し、クズで処女を捨てました。しかも、嫌がっていた割に快楽には弱いため、ものの見事にこの不埒な二人組に手篭めにされてしまいました。それで良いのか王子様。今日も三人の似た顔の男は、どこかの塔の最上階で▓▓▓▓まくるのでしょう。

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「親愛なる同志諸君、ついにこの日がやってきた。皆よくやってくれた。その働きは賞賛に値する。まさかこんなに早く居場所が掴めるとはな……あのド腐れ王子マジ殺す」「（帰りたい……）」「（もうやだこの人）」　To be continued（？）