宿の庭で、ハンモックに揺られたり、椅子に座ったり、コーヒーを飲んだりしていると、かすかな晴れ間から星が少し見えました。遠くから、ポップ系の島唄が心地よく響いてきました。もちろん観光地化されているのでしょうけど、それでも、「日帰り」では味わえない島の空気を感じられたようです。
2014-03-04 22:40:47第3日 竹富島から楽楽楽さんへ
旅の3日目、2月27日、昨夜雨音で少し目が覚めました。スマトラのスコールを思い出す強さで、島の人も、これほどの強い雨は珍しいと。スズメの会話風さえずりで目覚めました。外へ出ると、部屋のすぐそばの梁にスズメが 2羽いました。 http://t.co/9ZJtXo7ySS
2014-03-05 20:00:14今日も晴れ、静かな島の朝です。竹富島は平坦なので、西側でも比較的早く朝陽があたります。宿の庭のマニラヤシやヤシにつるされたハンモックに朝陽があたり、やさしい風にヤシの葉が揺れていました。 http://t.co/T2b1Y45Ppz
2014-03-05 20:08:49朝食後、西桟橋まで散歩しました。気のせいでしょうか、夕方とは一味ちがう朝の海辺の波の音と風でした。若い女性が 3人桟橋にたたずみ、少し離れた岸辺にはダイサギがじっと海面を見つめていました。
2014-03-05 20:19:04宿の若い男性が港まで送ってくれました。いろいろ話しているうちに、彼は県外からこの島へ働きに来て3日目ということが判明しました。この旅でも、県外から働きに来ている若い人や県外から移住してこられた人に たくさん出会いました。逆に多くの島の若者は県外に出て行くのでしょう。
2014-03-05 20:27:20石垣港離島ターミナルに11時過ぎに到着し、13時からの三線初心者教室を予約。レンタサイクルで石垣市街地へでかけ、ユーグレナモールのみやげ屋さんを冷やかしたり、ほんの少し買い物をし、八重山そばと石垣牛コロッケの昼食をとりました。 http://t.co/cXUsKnxZNB
2014-03-05 20:36:33自転車で海岸沿いの国道を10分ほど走り、三線ショップ「島風(しまかじ)」へ到着。東京からの男性1人とともに基礎の基礎を習いました。原則主義的な教え方で、ほとんど何も身に付きませんでした。もっとも、わずか1時間半で教えること自体に無理がありますよね。
2014-03-05 20:45:46離島ターミナルへ戻り、今日のホテル「宿・八重山すてい楽楽楽」さんに電話して迎えを依頼しました。このホテルはフサキリゾートの少し手前から500mほどの高台に位置しています。ウエルカムドリンクにちょっと甘いハイビスカス茶をいただきました。オーナー夫人のお手製で、美味しかったです。
2014-03-05 21:03:53常にフリードリンクが用意されている食堂兼ロビーには、壁一杯の本棚があり、たくさんの本が揃えられています。連れ合いが是非読めというので、波照間島の民話「鯨になった牛」を読みました。本棚探検は次回にとっておきます。部屋は広いツイン室で、くつろげる空間でした。
2014-03-05 21:14:14西日がやや強かったので、少しだけ散歩に出かけました。あたりは「赤瓦の新興別荘地」という風情で、サトウキビ畑と草地の中に小規模な樹林が点在しています。写真はヒルガオの1種でしょうか。草むらから、キリギリスやコオロギの仲間の声がします。 http://t.co/xnUhpm1KWW
2014-03-05 21:24:00夕食は、沖縄珍味3種、近海もの刺身3点盛り、ラフテー、フーチャンプル、海ぶどう、島豆腐のサラダ、アーサー汁で、デザートは石垣島産紅イモの自家製スィートポテトでした。どれも美味しくて大満足でしたが、ボリューム満点で連れ合いはもちろん、僕もサラダを少し残してしまいました。
2014-03-05 21:37:24たまたま宿泊者は我々だけだったので、食事中もオーナーご夫妻と楽しい会話に花が咲きました。東京出身のオーナーご夫妻と京都出身の旅人夫婦が石垣島で「ゆんたく」です。ただ、我々だけが食事をしながらだったのが ちょっと気になり、午後9時頃には部屋へ戻りましたが・・・・
2014-03-05 21:48:16第4日 やいま村、バンナ公園、フサキ
旅の4日目、2月28日。楽楽楽さんの、これも美味しくてボリュームのある朝食をいただく。ついつい 米飯を選んでしまい、自家製のパンを賞味できませんでした。これも次回の楽しみとします。サンダルで裏庭へでると、木製デッキから海を隔てて西表島が見えました。今日も上天気です。
2014-03-06 21:02:30宿・八重山すてい楽楽楽さんのウッドデッキから見たサトウキビ畑、海岸樹林、海と空です。ほんとに良い眺め、良い天気です。 http://t.co/xR3EJTteko
2014-03-06 21:23:34午前10時過ぎにチェックアウト、オーナーに車で送ってもらい、フサキリゾートへわずか5分で着きました。いま流行の言葉の替わりに、たくさんのホスピタリティをありがとうございました、楽楽楽さん!
2014-03-06 21:08:11フサキのフロントに荷物を預け、タクシーでちょっと北の名蔵にある「やいま村」へ行きました。連れ合いは移築された古民家群を見学に行き、いろんな話を聞き回っていたようです。写真は入ってすぐにある牧志邸、1923年築造です。 http://t.co/MXNCjMupFl
2014-03-06 21:16:29僕のほうはお目当ての名蔵アンパルの一部、マングローブと海岸樹林へと単独行動です。河口へ下っていくと、シャリンバイの白花に虫がたくさん集まっていました。さらに降りていくと、ユウナの花に出会いました。密やかに咲く黄色の花は、大好きです。 http://t.co/1c2W90evUS
2014-03-06 21:31:26水辺まで降りると、オヒルギの立派な林がありました。その呼吸根は折り曲げた膝のような形態で、膝根と呼ばれます。 http://t.co/Es6u4cvWw6
2014-03-06 21:39:33海岸林の木陰にはリュウキュウヒメジャノメがひかえ気味に葉から葉へと短い飛翔を繰り返していました。 http://t.co/wYJL7SECab
2014-03-06 21:45:59シャリンバイのそばの木の葉にリュウキュウムラサキのオスがとまりました。ブルーの紋がきれいです。 http://t.co/Bcc3QyiIBb
2014-03-06 21:50:37リュウキュウムラサキの同じ個体です。右の前羽根に鳥につつかれた跡(ビークマーク)が見えます。羽を広げているときに、つつかれたのでしょう。 http://t.co/rpgnubp3ox
2014-03-06 21:56:16実はこの個体、後ろ羽根に左右対称のビークマークがあります。こちらは、羽を閉じているときに襲われたのでしょう。他のチョウも含め、2度も鳥につつかれた個体は、これまでに見たことがありません。 http://t.co/W1Ma0mtHnH
2014-03-06 22:00:16マングローブにはカニ穴がそれなりの数ありましたが、シオマネキなどの姿は見られませんでした。トビハゼの仲間(ミナミトビハゼ?)がたくさんひなたぼっこをしていました。体長は10 cm程度と小型のものでした。 http://t.co/SKc6Au1EeM
2014-03-06 22:10:59