#変態不知火さんまとめ その10

高峯みやび提督(@sukamelancholy)とゆかいな仲間たちによる、 #変態不知火さん #あっという間変態不知火さん劇場 などのハッシュタグ、及び関連するツイートをまとめてみました♪ その11→http://togetter.com/li/641352 まとめ一覧→http://togetter.com/li/624713
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高峯みやび @sukamelancholy

能代「提督、大和さんの建造にはまだ成功しないのでしょうか……?」 提督「あればかりはなぁ。武蔵の使用している物を触媒にしてみたりもしたんだが中々な」 能代「夜中に矢矧がベッドで大和大和と言いながらもぞもぞしていまして……」 提督「……矢矧の個室作るかなぁ」 #変態不知火さん

2014-03-10 14:40:31
高峯みやび @sukamelancholy

能代「提督も資源の事でお悩みなのに、申し訳ありません……」 提督「いいんだ。苦労を掛ける」 能代「あれでも能代の妹ですから……。例え、大和さんを呼びながら致していても」 提督「あぁ……」 能代「偶に武蔵さんも呼びながら……」 提督「個室じゃなくて檻の方にするか」 #変態不知火さん

2014-03-10 14:43:38
高峯みやび @sukamelancholy

不知火「好きよ 大好き あなたのことが」 提督「(めっちゃこっち見て歌ってる)」 不知火「身体の全部にキスをして欲しいの」 提督「スカートめくんな」 #変態不知火さん

2014-03-10 16:28:01
高峯みやび @sukamelancholy

不知火「私のことを 昇天させてよ」 提督「歌いながらスパッツ脱ぐなー!」 #変態不知火さん #あっと言う間変態不知火さん劇場

2014-03-10 16:32:03
高峯みやび @sukamelancholy

前回のあらすじ 深海棲艦から艦娘へ戻った不知火はサンプルとして研究される事となった。そして不知火の体内に謎の宝石のようなものが発見される。それは深海棲艦が滅びない秘密を孕んだものだった。 そして不知火と提督は二人きりの状態で軟禁される。 #変態不知火さん

2014-03-10 23:31:30
高峯みやび @sukamelancholy

真っ白でベッドしかない部屋で、不知火と司令はただ惰性に時間を潰すだけでした。会話も、不知火がこんな性格だったので続かず、常に沈黙が部屋を包んでいました。 不知火は不満でした。深海棲艦への憎悪は募るばかりなのに部屋からは出られない。 #変態不知火さん

2014-03-10 23:34:43
高峯みやび @sukamelancholy

壁を破壊してしまおうともしました。しかし脱走をしても当てはなく、日本から脱出する手段もないと司令に言われ踏み留まりました。 ただ呼吸をして、定期的に運ばれてくるゼリーのようなものを食べ、トイレに行く時はアイマスクと手錠をつけて手を引かれる。 そんな日々でした。 #変態不知火さん

2014-03-10 23:39:48
高峯みやび @sukamelancholy

「……司令。不知火は司令に危害を加えました。不知火と同じ部屋にいて嫌ではありませんか?」 「……まぁ、あの時は提督のコード登録前だったし、不知火も過去に色々あったんだろ。仕方ないと割り切ってるさ」 #変態不知火さん

2014-03-10 23:43:02
高峯みやび @sukamelancholy

「……司令」 ベッドで寝転がっていた司令は顔を上げ、気怠そうに不知火を見ました。 「何だ、どうした」 「不知火は何故こんな所に居続けなければならないのでしょうか」 深海棲艦を殺す筈の不知火が漸くまともになれたというのに、この仕打ちは耐え難かったのです。 #変態不知火さん

2014-03-10 23:48:24
高峯みやび @sukamelancholy

「またそれか……不知火は普通じゃないんだよ。普通の艦娘ではないからこうして軟禁させてるんじゃないのか」 何度も問い掛けた事に司令は何度も同じ事を答えました。 「そう、でしたね。すみません」 「謝る事無いぞ」 「はい」 #変態不知火さん

2014-03-10 23:51:43
高峯みやび @sukamelancholy

真っ白な部屋で何もない部屋にずっと居続けるという終わりのない拷問は、精神がどんどん異常になるのです。 寝ても覚めても同じ部屋。定期的に運ばれる食事も何時の食事なのか分からない。 ──やがて、生きているという実感をも失われようとしていました。 #変態不知火さん

2014-03-10 23:57:09
高峯みやび @sukamelancholy

「司令、生きていますか」 「ああ」 「不知火、生きてるか」 「はい」 もはや、それだけが生きているという実感でした。 #変態不知火さん

2014-03-10 23:58:38
高峯みやび @sukamelancholy

いつしか、司令と不知火は同じベッドで眠るようになりました。 とても寒かったのです。 ……いえ、空調が効き過ぎていたりしていたのてはなく、ただ、寒いと感じるようになったのです。 #変態不知火さん

2014-03-11 00:02:19
高峯みやび @sukamelancholy

同じベッドで眠り、同じ食事を取り、同じ時間を過ごす。 司令と不知火という個体はまるで一つになったかのようでした。 ──今思えば、別々の部屋に軟禁されなかったのが唯一の救いでしたね。きっとあの部屋に一人だったら、もっと早くに狂っていたでしょうから。 #変態不知火さん

2014-03-11 00:04:44
高峯みやび @sukamelancholy

同じベッドで眠ると不純、ですか。 ……そうですね。司令と不知火は男と女ですしそうなってもおかしくはなかったかも知れません。 ですが、そんな考えが及ばない程司令と不知火は狂っていました。 #変態不知火さん

2014-03-11 00:09:53
高峯みやび @sukamelancholy

それに、寄り添うだけでよかったのです。体温を感じられればそれだけで。 その温かさがいつまでも失われないように祈りながら。 #変態不知火さん

2014-03-11 00:12:40
高峯みやび @sukamelancholy

その状態からどうやって戻ってきたのか、ですか。 はい、このままだとただ司令と不知火は軟禁され続けるだけですね。 えぇ、戻ってきたのはある事がきっかけでした。 #変態不知火さん

2014-03-11 00:18:32
高峯みやび @sukamelancholy

突然、司令が大笑いしだしたのです。えぇ、本当に突然に。 「俺と不知火は生きてるよな? 生きてるんだよな? なぁ、これは現実であの世じゃないんだよな? あはははは! なぁ、現実の証拠を教えてくれよ!」 #変態不知火さん

2014-03-11 00:52:26
高峯みやび @sukamelancholy

そうして司令は不知火の肩を揺らして何故と言われ続けました。しかし不知火も精神に余裕も無く、わかりませんとしか答えようがありませんでした。 そして司令はそのまま揺らしながら、小声で不知火に言いました。「俺たちがここを出るには、不知火が正常である証明が必要だ」 #変態不知火さん

2014-03-11 00:58:03
高峯みやび @sukamelancholy

「ここで俺を抱きしめ、落ち着かせるんだ」続いて司令は小声で囁きました。不知火はそれに従いました。 「それでいい」不知火は司令の意図がわからず、従うだけでした。 #変態不知火さん

2014-03-11 00:59:56
高峯みやび @sukamelancholy

「不知火は深海棲艦だとまだ疑われている。その危険性がないと証明すればきっと俺たちはここから出られる」 密着した状態のまま、司令は不知火に続けました。 「不知火は生きたいか?」 「……はい」 「俺のいう事に従えるか」 「はい。不知火の司令は司令だけです」 #変態不知火さん

2014-03-11 01:06:15
高峯みやび @sukamelancholy

「簡単な話だ。正常、もしくは監視する必要なしとお偉方に思わせればいいんだ」 司令は狂ったり思考停止したのではなく、ずっと脱出の事を考えていたのです。 #変態不知火さん

2014-03-11 01:11:58
高峯みやび @sukamelancholy

ドドン ピッピッピッ 不知火「変ぬい鎮守府軍規第二条第一項」 ピッピッピッ ドンドンドン 不知火「司令の性感帯は――」 提督「わー!わー!言うなー!」 #変態不知火さん

2014-03-11 01:24:10