田村市都路の住民は、なぜ帰りたくないのか

問題は、リスクの多寡ではなく、住民に避難を強制した行政の責任の取り方だと思う。
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木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

@HayakawaYukio 戻るかどうかの選択肢は住民側に残さないと軋轢を深くすることになると感じてます。1ミリに関しては、それを求めるのは否定できないと思ってます。20ミリは緊急時の下限で、長期の援用を想定してないので、3年後の今もそのままというのは不自然ではないかと思います

2014-03-11 03:17:45
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

@HayakawaYukio 安全委が2011年8月に出した指針は、本来は7月の意見と合わせて使うことを前提にしていました。けれども正式な文書としては8月指針のみが残っています。7月文書では1〜20ミリの下方から選択としているので、20で長期間据え置くのは想定外です。

2014-03-11 03:23:48
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

@HayakawaYukio すいません、7月文書はこれです→ http://t.co/7OWjpNbbkE 安全委は当時、避難解除の条件として現存被曝状況を想定していました。この考え方は政府も採用しているので、避難指示を解除する場合は1〜20の下方からの選択になるはずでした。

2014-03-11 03:25:38
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

@HayakawaYukio でも、どういうわけか緊急時被曝状況の20が残ってしまい、2011年末の低線量被曝WGでは100以下の健康影響は他の要因に隠れるので20でもいいという話になってしまいました。後付けのような20基準据え置きは手続き的に問題ではないかと思います。

2014-03-11 03:28:00
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

@HayakawaYukio 戻りたくない、あるいは戻れない理由は、確かに賠償の格差などもあると思います。でも個人的には、それも含めて原発事故の問題だと感じています。一時的にせよ住む場所を追われ生活が壊れた原因は原発事故にあるので、賠償問題は避けられないです。長々すいませんでした

2014-03-11 03:30:48
木野龍逸 (Ryuichi KINO) @kinoryuichi

う〜ん、政府は2011年5月には、避難指示区域の外は現存被曝状況という説明をしてた。だからICRPの想定してる幅、1〜20の上限の年間20ミリシーベルトは、下方から選択という指針に反してないかっていう話になってたんだった。あれから3年経ってもまだ20ミリ基準は奇妙っす。

2014-03-11 03:48:03