「報道の自由」の名のもとに蹂躙されるもの・・・あるジャーナリストたちへの警告

6
前へ 1 ・・ 4 5 次へ
casuob @casuob

控訴審判決のいう違法な手段による情報の入手の可能性というのは、高いジャーナリズム性をうたっているMyNewsJapanにとっては致命的な指摘だ。取材手法の違法性が問われる局面は多々あるが、大企業の給与額を明らかにする程度の報道のため違法な取材手法が許されることはありえない。

2014-01-12 12:12:18
casuob @casuob

MyNewsJapanは敗訴した控訴審判決で情報入手手段の違法の可能性を指摘されたため、最高裁に上告するにあたって提出した上告理由書では、その点に強く反発している。以下MyNewsJapanの立場を把握するうえで必須だと思うので、長くなるが何回かに分けて引用する。

2014-01-12 12:30:12
casuob @casuob

【引用1】「・・・ジャーナリストが(窃盗など)違法、不正な手段で入手した資料を取材活動によって取得したと称して記事に堂々とすれば、そのことが明らかになる可能性は極めて高く、自らジャーナリストとしての社会的信頼を著しく損なうのみならず、・・・」

2014-01-12 12:35:04
casuob @casuob

【引用2】「・・・被害者から刑事告訴を受けるリスクも多分にあるのであることは自明のことである。したがって経験則上、ジャーナリストは特段の理由でもない限り、そのような自己破滅のリスクをとってまで違法に入手した資料を堂々と掲載、公表するとは考えられないというべきである。・・・」

2014-01-12 12:37:57
casuob @casuob

【引用3】「・・また原判決は「本件明細書ないしその画像は本人の承諾なく第三者が適法かつ容易に入手できる性質のものではない」と指摘するが、上告人渡邉は「講談社の関係者を通じた正当な取材活動に基づき適法に入手した」と明らかにしており、講談社が作成する明細書等の資料であるからには・・」

2014-01-12 12:42:01
casuob @casuob

【引用4】「・・「講談社の関係者」が何らかの理由で所持していてもおかしくないし、講談社の給与額等を報道するための情報収集の一環として、これらの資料の任意提供を受けることも十分ありうることである。」

2014-01-12 12:45:44
casuob @casuob

要するにMyNewsJapanの渡邉氏は上告理由書で、違法な手段で給与明細等の資料を入手したとするならば、そんなことは刑事告訴のリスクさえ負うジャーナリストとして自己破滅的なことであり、自分は講談社の関係者を通じた正当な取材活動によってそれらを入手したと主張している。

2014-01-12 12:53:07
casuob @casuob

さて僕自身のこのMyNewsJapanの上告理由書についての感想を書くなら、なるほど違法な手段による入手ではなかったろうと思います。渡邉氏の働きかけが出発点になって給与明細が入手されたというよりも、烏賀陽による持ち込みによってこの報道がなされたと考えられるからです。

2014-01-12 13:04:28
casuob @casuob

しかし持ち込まれた給与明細の報道の仕方によってはプライバシー侵害を引き起こす認識はあったろうと思います。詳細な職場環境の履歴に加えて給与明細の現物という通常ありえないほど詳細な情報を報道につくりあげる際、プライバシー侵害につながる未必の故意はあったのではないでしょうか。

2014-01-12 13:15:52
casuob @casuob

すでに裁判は敗訴で確定しているので、MyNewsJapanはメディアとしての説明責任を発揮して、この給与明細が持ち込まれた時のプロセスを明らかにしてほしいところです。持ち込まれたときに違和感はなかったのか、記事執筆にあたっての条件はなかったのか、そして金銭的対価を提供したのか。

2014-01-12 13:21:51
casuob @casuob

MyNewsJapanが給与明細記事の資料を適法に入手したとの主張を信じるなら、情報提供をした「講談社の関係者」の情報の入手手段の適法性に焦点は移る。本人の意思と関係なく給与明細が報道されたと訴えているのは烏賀陽の元配偶者であり、それを持ち出せる可能性があったのは一体誰なのか?

2014-01-12 13:53:04
casuob @casuob

まどろっこしいようですがもう一点、この裁判で出された陳述書の中に非常に興味深い記述があったので、以下に引用します。渡邉氏が給与明細などの資料を適法な手段で入手したことを表明し、自らのクリーンな姿勢を強調した部分に付記されている文章です。

2014-01-12 14:16:26
casuob @casuob

【引用】「取材源の秘密を守る必要があるため、これ以上の詳細を明かすことはできませんが、これらの実物の資料は既に情報提供者に返却済みであることを申し添えておきます。」

2014-01-12 14:19:18
casuob @casuob

以前のツイートで烏賀陽と元配偶者らとの裁判でこの給与明細記事のことが出てくることにふれた。そこで問題の給与明細が烏賀陽から送られてきた荷物の中に入っていたことが登場する。そして一方このMyNewsJapanと元配偶者の裁判でも給与明細の件が情報提供者に返却されたとして登場する。

2014-01-12 14:32:20
casuob @casuob

MyNewsJapanに結果的にプライバシー侵害を引き起こした給与明細を持ち込んだ人間は誰なのか、もう明らかではないでしょうか?本人の意思を確認せず一方的に占有下において本来の所有者に損害を与える・・・この行動は僕が経験したことと相似形です。

2014-01-12 14:39:16
casuob @casuob

やっと3年以上も思考停止に陥るきっかけになった出来事について概略を書いた。烏賀陽の思考回路を考えれば将来的に僕を訴えてくる可能性もあると思うし、生命・身体・財産に関し何らかの加害行為をとってくる可能性もあると思う。何かあったときのために懸念を感じていることを書き残しておく。

2014-01-12 14:49:41
casuob @casuob

何を大げさなと思うかもしれないがもし自分に何かあったときには、平成22年(ワ)837号、平成19年(ワ)5029号といった裁判を検証していただきたい。MyNewsJapanの通告書記事になっている裁判はまた別の裁判だが、それも自分は踏まえたうえで判断していることも書いておく。

2014-01-12 15:15:07
casuob @casuob

MyNewsJapanの記事で起きていることは、男女間のトラブルに端を発した嫌がらせであり、基本的な構図は最近広く知られるようになったリベンジポルノと同様の意図的な権利侵害だと考えられる。単純に卑劣な行為だが、法廷で嘘をついたなら違法だし、報道のためと強弁しても倫理上許されない。

2014-01-12 15:26:07
casuob @casuob

「本来他者に権利が帰属するものを一方的に自己の占有下に置くことで相手からの介入を封じ込め、自分にとって有利な状況をつくりだす」これが烏賀陽が僕や元配偶者らにとった行動の共通点だ。具体的にモノを奪い損害を与えるような人間が、言論の自由の重要性を語るなど被害者にとってはお笑い草だ。

2014-01-14 10:08:21
casuob @casuob

恫喝的事態にさらされていると考えたからこそ支援の形で関わったのに、訴訟が一段落しこれから思考を拡張できると思った矢先、ブログで訴えていた理念をそっくりそのまま踏みにじる行動をとられ、かつ事実に基づく指摘への警告すらも口封じしてくるホラー的状況の苦しみはおわかりいただけるだろうか。

2014-01-14 10:26:52
casuob @casuob

恫喝的訴訟の支援の果てに表現の成果をぶち壊され、しかも事実をもとに語るべきジャーナリズムの世界に生きているはずの人間でありながら事実による指摘の回避を主張してくるというブラックジョーク的状況。もはや個別の事実がどうか以前に、存在そのものに口封じされ身動きがとれなくなった。

2014-01-14 10:55:12
casuob @casuob

こういうことを何回書いたとしても、奥歯に物が挟まったような口ぶりだと思われるかもしれないが、考えれば考えるほどそうなってしまうのだ。烏賀陽はツイッターで他人に対しキチガイとか狂っているといった言葉をさしたる抵抗もなく投げつけているようだが、そういうのは到底自分の流儀ではない。

2014-01-14 11:06:09
casuob @casuob

自分が書かなくなったのはあまりに長期間だし、烏賀陽とのトラブルのせいばかりにはできない。しかし当時の自分は誰に関わるにせよ、自分の関心を語るにはSLAPPの問題やネットにつくっていたブログが最大のきっかけだった。それをテーマも表現物も丸ごと奪われ、どうしていいかわからなくなった。

2014-01-14 11:29:05
casuob @casuob

僕が烏賀陽にジャーナリスティックな意味で対抗するには、MyNewsJapanの講談社の給与明細記事が引き起こした報道被害を価値判断つきで確定するのを待ち、そのうえで報道人としての職業倫理を問う、裁判の場での一個人としての証言の責任を問う、この方法しかないと思った。

2014-01-14 11:42:39
casuob @casuob

当時の関心・やってきたこと・やろうとしていたこと、それらを他者に語るにあたって、自分の表現の自由が踏みにじられたこと、そして口封じにさらされたことは避けて通れない問題だった。誰に関わるにせよ、ふたこと目にはこの問題を話題にせざるをえず、逆に誰にも何も言えなくなってしまった。

2014-01-14 12:02:07
前へ 1 ・・ 4 5 次へ