法月綸太郎×東浩紀「ふたたび謎解きの世界――名探偵と愛のゆくえ」@ゲンロンカフェ #genroncafe
あずまん:それは清涼院的なものですか? のりりん:インシテミル以外はそうですね あずまん:いまだにそうなんだ のりりん:いかに清涼院を本格ミステリ下に飼い慣らそうとするか、というのが見える。 #genroncafe
2014-03-14 21:03:12あずまん:既に流水に推理はない。それっぽくするようになったのが昨今? のりりん:龍師も必殺技みたいな決め台詞を言って、それに合ったすいりをこうちくしている、というか。言われた人が喜ぶかどうかわからないが、流水的なものが継がれているというか #genroncafe
2014-03-14 21:05:12あずまん:つまり今は流水が中心? のりりん:でも流水は断絶してる。それぞれ流水を掠め取っているというか あずまん:弱まった流水、ぬるい流水ってこと? のりりん:むずかしいなぁ、わかんない。 #genroncafe
2014-03-14 21:06:18のりりん:笠井さんは流水を肯定するようになった。…容疑者X論争というものがあって… あずまん:知ってる。何が問題かわからなかったら。…つまり東野vsメフィスト(ファウスト?流水?)で笠井さんはメフィスト側に立ったってこと? のりりん:まぁ…うん #genroncafe
2014-03-14 21:08:05のりりん:そういう言い方をすると違うけれども、「私は若い者側に立つ」ってこと? あずまん:つまり東野vs流水で笠井さんが流水側?それはすごい。 のりりん:流水というか流水チルドレンですが。しかしはっきりと流水批判は誤り(適切でない)と言っていた…かな? #genroncafe
2014-03-14 21:10:04あずまん:流水の影響下にある…面白いなぁ のりりん:西尾さんは大きかった。随分前になるけど福嶋亮太さんが西尾論(如何にして流水を飼い慣らしたか)を書いていたけど、個々の作家がそれをしている、というか。 #genroncafe
2014-03-14 21:11:50あずまん:今って震源地感がない? のりりん:そうですね…ミステリは人気なんですが… #genroncafe
2014-03-14 21:13:02のりりん:教場。警察学校のはなし。10年代前半で重要視すべき。それを戻すと押井守的なものが呼び出される。 あずまん:別の観点から言うと、宇野さんの登場はセカイ系批判=教室的リアリティ。ぼくと宇野くんは全然ちがう。孤独と教室、世代的違い。 #genroncafe
2014-03-14 21:18:27あずまん:簡単に言うと単独者→組織的なもののはなし。ぼくはのれない、時代が変わったってのはそういうこと。孤独な名探偵から集団での共感にシフト、これはよく理解できる。 #genroncafe
2014-03-14 21:19:45「セカイ系は孤独がすき。それはマザコンの幻想。」 宇野さんは、同年代のつながりを強調した。ex)ネット、コミケ ”単独者から個人へ” それに対して東さんはその連帯に入れないことを強調した #genroncafe
2014-03-14 21:19:46のりりん:今、流水を見るとjdcは警察学校だった。 あずまん:とりあえず集団ですね。組織、仲間、同じ立場の人間が集まる…akbが象徴ですが…。ぼくは集団性への回帰をヤバイと思う。日常系、空気系の基本コンセプト、その世界が不気味。 #genroncafe
2014-03-14 21:21:35あずまん:同調圧力のようで気持ち悪いとぼくは感じてる。それがミステリに現れている。ふたたび赤い悪夢で描かれた孤独な名探偵が出てこない。 #genroncafe
2014-03-14 21:22:32東さん「ゼロ年代後半の集団性への回帰が見られる。危惧しているし、不気味。それがミステリにも表れているのではないか」 #genroncafe
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