もし貴方に生活保護の扶養義務通知が来たら？

クーコ @kuko_stratos

話題になっている生保の扶養のやつについて。ちょっと政治的に正しくないことを書く。もしあなたが、別荘だ、億ションだ、車庫にはジャガーが色違い、てなブルジョワなら、この先は読まないでほしい。

クーコ @kuko_stratos

とりあえず、あれを受け取ったら「金銭的援助はできません」に◯をつける。とにかく金銭的援助は0円以外ありえない。これについては後述する。理由は「生活がいっぱいいっぱいです」的なことでOK。もしかしたら手紙をよこした担当が「5千円でも」と食い下がってくるかもしれんが、つっぱねる。

クーコ @kuko_stratos

「「援助できません」って回答して、扶養義務確認の訴えとか起こされたらどうしよう」って思うかもしれない。あなたの世帯の収入にもよるが、よほどの高額所得者でなければ、訴訟にすることはないと思う。事務量も増えるし。今後法改正してどうなるかはしらん。

クーコ @kuko_stratos

なぜ「援助できません」でなければならないのか。あなたの「うちもいっぱいいっぱいです」と書けないプライド、過去の諸々による情け、世間の目という抑圧、そこからひりだされる1万円は「美しい」のかもしれないが、申請者が受け取るはずの保護費はその分減らされる。

クーコ @kuko_stratos

これから先何年も、毎月決まった日に必ず振り込むか手渡すかできるか？申請者からしたら、そうでなくても「最低生活費」なのに、そんな不安定要素いらんやろ。あなたの気まぐれで仕送りが止まったら、担当CWに言って、減額されていた保護費を戻してもらわなければならない。想像してみ？言わすなよ。

クーコ @kuko_stratos

そんなわけで、金銭的援助は申請者のこれからのためにも、あなたのためにも、大きくは「扶養義務」粉砕のためにも、「できません」が正解。しかし、金銭的援助以外はちょっと待ってほしい。晒されていたのは顔もしらん遠い親族のケースで、まさに「そんなこと言われても…」案件だけど、

クーコ @kuko_stratos

知らぬ仲ではないのなら、恨みや軋轢がないのなら、なにかできることはないかなと少しでも思うなら、（申請者の同意を得た上での）見まもりや、入院、入所の際の手続きの支援、遺品の整理とお骨の引き取りなどのうち一つでも、あくまであなたが大きな負担なく「できること」を書いてやればいいと思う。

クーコ @kuko_stratos

財産もなくすってんてんの状態で、見放さない人がいるというのは申請者にとっても心強いかも知れず、高齢者ないし障害者であることが多いので、支援の層は厚い方がいい。まあ本人の意向を尊重してのことだけど。あと、あなたも無理しない範囲でのことだけど。

クーコ @kuko_stratos

もし扶養義務を言ってくる手紙が福祉事務所からあなたのもとに来たら、まずは落ち着いて以上のようなことを考えてもらえたらと思います。繰り返しますが、（金銭面以外の）支援については、あなたの気持ちと、申請者の気持ちを尊重して考えてください。以上です。