飯田和敏さんの45年

@iidakazutoshi さんがこれまでを振りかえっています。 「というわけでkakexun応援よろしくです。目標達成出来ればwarp2が本格稼働出来ます!」 関連リンク:飯野賢治企画・原案のゲーム KAKEXUN(カケズン)制作プロジェクト 続きを読む
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飯田和敏 @iidakazutoshi

「アクアノート」「太陽のしっぽ」をPSで出して、つぎの「巨人のドシン」を任天堂ハードでやったのは任天堂電通ゲームセミナーでのツマヅキがあったからです。江渡さんや今井さんと違いぼくはぜんぜん成果を出せなかったから。

2014-03-25 15:26:18
飯田和敏 @iidakazutoshi

絶好調だったPSからNintendo64、しかもDDという発売すら怪しかったハードで「巨人のドシン」を作ったのはそういう理由。飯野さんはまったく別のいきさつでモーフィング事件を起こしたのだけど、まあ同時期にPSから離れたので仲間意識はあった。

2014-03-25 15:31:01
飯田和敏 @iidakazutoshi

ゲームを作っている間というのは不安なものだ。それがウケるウケないのか、おもしろいのかおもしろくないのかわからない。で、ぼくや飯野さんはアウトな方向に舵を切るタイプ。そうした不安を共有していたと思う。取り返しようがないオカネと時間が使われていって、あーもう大丈夫か?大丈夫だよ

2014-03-25 15:36:07
飯田和敏 @iidakazutoshi

「巨人のドシン」を作れた背景にはメディアファクトリーのマリーガルマネジメントの存在が大きいのだが、それはまた別の機会に。ドシンに「エアーズアドベンチャー」の柴田賀盆さんが合流したことで、当時、サターンでちょーアヤシイ「バロック」というゲームを作っていた米光一成さんと会ったのだった

2014-03-25 15:46:20
飯田和敏 @iidakazutoshi

米光さんと言えば「ぷよぷよ」だよ!さらに「弟切草」の麻野一哉さんとも知り合い、これは「ふんいき語り」に発展する。縦に横にガシガシと人が繋がっていくありえない時代だったわ!

2014-03-25 15:48:49
飯田和敏 @iidakazutoshi

「文字だけのゲーム」「音だけのゲーム」「ゴールがないゲーム」など制限を課することで、ビデオゲームの概念自体を拡張しようとそれぞれがそれぞれの場所でがんばっていた。

2014-03-25 15:53:36
飯田和敏 @iidakazutoshi

まー色々あって「巨人のドシン」の後、ぼくは虚脱状態に陥り、何年も新作が発表出来なくなった。このタイミングが飯野さんと一緒だった。時々こっそり会ってヤバイねー、とか言ってた。ふたりとも明らかに弱っていた。祭りの後の日常に打ちのめされ現実を知った30代半ば。

2014-03-25 15:58:41
飯田和敏 @iidakazutoshi

そんな暗黒時代でもどうにかこうにかやってこれたのは仲間の存在が大きくて。上田さんや桜井さんががんばっていいゲーム作っていたことが励みになっていた。「龍が如く」が登場したのもすごい勇気になった。当時、アウトサイダーの存在をゲームにすることは困難過ぎたのだ。2は特に名作!

2014-03-25 16:03:47
飯田和敏 @iidakazutoshi

そしてぼくは「ディシプリン調律帝国の誕生」で大復活をはたすのだ!その直前に、飯野さんと西さんと橋本長官がぼくのための宴会を開いてくれた。心に染みるやさしい夜だった。

2014-03-25 16:07:46
飯田和敏 @iidakazutoshi

回想するのはまだ早過ぎだし、これからもいろいろあると思うけど。ビデオゲームの可能性を追求してきた人々に通っている不思議な連帯感がbitsummitにはあって、それがちょー嬉しかった。その場所にkakexunを持っていけてよかったです。

2014-03-25 16:15:01
飯田和敏 @iidakazutoshi

つまり、ネバーダイ、ノットデッドなんよ!

2014-03-25 16:16:37
飯田和敏 @iidakazutoshi

というわけでkakexun応援よろしくです。目標達成出来ればwarp2が本格稼働出来ます!

2014-03-25 16:18:22
飯田和敏 @iidakazutoshi

やべー、終わっちゃったw

2014-03-25 16:18:59
飯田和敏 @iidakazutoshi

思い出したこと。ovalさんがぼくのとこにも来てくれてCDをくれた。いつもの針飛びするのがいいなーと言ったら油性ペンで盤面をグチャグチャにしてくれた。『Rez』のボーナスステージはoval曲。もうグリッジやってた。

2014-03-25 16:31:30
飯田和敏 @iidakazutoshi

思い出したこと。「巨人のドシン」のナレーターが決まらずボケ〜としてたとき、駅のホームですっ転んだ。そのあとなぜか飯野さんに電話していた。で、緒川たまきさんを紹介してもらったんだった!

2014-03-25 16:36:21
飯田和敏 @iidakazutoshi

思い出したこと。飯野さんはとにかく人を紹介しまくってた。warpをゲームクリエイターのサロンにしたいと言ってた。で、warpに行くと必ず誰かいた。斉藤由多加さんと会ったのはwarpではなかっただろうか!? 斉藤さんがそのあと「シーマン」を大ヒットさせることをまだ誰も知らなかった。

2014-03-25 16:40:20
飯田和敏 @iidakazutoshi

ディシプリンを作った後、(素晴らしい作品過ぎて)どうしていいのかわからず、なんとなく犬飼博士に相談した。その時、はじめて知ったのだが犬飼博士はなんと映画監督の山本政志さんの弟子だった。山本監督と言えば「ロビンソンの庭」で高校生だった僕に衝撃を与えまくったインディー映画日本代表!

2014-03-25 16:46:48
飯田和敏 @iidakazutoshi

縦に横に繋がりまくるこの因果宇宙。高校時代ぼくはガロの愛読者で1番お気に入りだったのは根本敬先生。植地毅さん、ローリング内沢さんとのファミ通waveの映像番組「憂えるゲームおっさん」で、表紙(?)を根本先生にお願いすることが出来たのは夢のようだ。根本先生のトートバックは宝。

2014-03-25 16:52:37
飯田和敏 @iidakazutoshi

ボンクラな大学生だったころいつも遊んでた友達が後にコンバットRECとなるなど。

2014-03-25 16:54:02