- orerihi0125
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時間まで、画像フォルダに入った蟇郡様の画像、見てるよ……本当に美しい……この金髪も、褐色の肌も……触れられないからこそ……いいんだろうな……
2014-04-01 21:36:12……部屋から出た。今からできるだけ音を立てないように、移動する。……緊張してきた……落ち着け、全ては蟇郡様を救う為だ……失敗はできない……
2014-04-01 21:45:54……手に汗が染み出てきた。こめかみに汗が滲む……心臓の鼓動も……苦しい……頭の痛みも、じくじくして、眩暈がする……暗闇の中で、身を潜め……その時を待つ
2014-04-01 21:50:38「あの……おかえりなさいませ、猿投山様」 「?! 誰だ貴様は!」 「あの、風紀部の者です」 「風紀部だと? それに女子…… 無星の風紀部が何故こんなところにいる」
2014-04-01 21:52:18「ランクは一つ星です……」 「……ああ。無星の中にもぐりこませているのが 数人いるとは聞いていたが……」 「少し前に、一人放校になりましたのでその代わりに」 「そうか。それはわかったが、どうしてここにいるのか、それを答えろ」
2014-04-01 21:53:41「じ、実はその、蟇郡様に頼まれて、 お食事の用意をしておきました」 「……何? アイツが? アイツはいつも、自分で用意するが」 「調理部部長に作らせた特製ディナーなんです。 今日はあの……お二人が、お付き合いを始めて3ヶ月目のお祝いだと……」 「……ほう」
2014-04-01 21:55:41「アイツ、気付かないふりをしていると思えば、そんな粋な事を…… フッ、さすが俺の恋人だ」 「お、おおお男同士で……お付き合いされてるんですね……」 「それがどうした」 「い、いえっ、あの、ですからこちらへ!」
2014-04-01 21:57:09「……確かに、これは蟇郡が作ったものではないな。 俺には少々、匂いがきつい。言われなかったのか」 「匂いは強いですけど、おいしいと思います。 蟇郡様はもう少しお仕事があるそうなので……先に召し上がっていてくださいと」 「そうか」
2014-04-01 22:00:10「ご、ごごごごごめんなさいっ! 本当に、本当にごめんなさい!!」 「あ?」 「わ、私はただ……あの、本当に……ごめんなさい!!!」 「おい、なんだきさ……ぐ?!」
2014-04-01 22:04:15