- K_Satsuki_
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そんなある日、こんにゃく姫は夜な夜なこんにゃくを見ては泣くようになりました おじいさんが「悩み事があるなら相談してもいいんだよぉ」と言ってもただこんにゃくを貪るだけでした
2014-04-07 23:11:44こんにゃく姫はついに打ち明けました 「ジジイ、済まねえな、俺は実はこんにゃく界の女王になるこんにゃくなんだ…」 おじいさんは意味がわからず医者を呼びました
2014-04-07 23:13:24こんにゃくの大群がおじいさんの家へ押し寄せました 抵抗しましたがプルンプルンで効果がありません でんきタイプがじめんタイプに十万ボルトをするようなものです
2014-04-07 23:14:39おじいさんは驚きながらも急いでDTRを装備しました おばあさんは鋏を構えました こんにゃくは血相を変えて人間に襲い掛かりますッ!
2014-04-07 23:18:24通りすがりの皐月どんが現れました 「これは一体何事だ」 「はっ!生命繊維に支配されたこんにゃくが暴れているそうで…!」 皐月どんは生命繊維と聞くや否や、こんにゃく姫の元へ行きました
2014-04-07 23:20:43「!?お、俺は猿投山じゃない…こんにゃくっ…うう…」 こんにゃく姫は激しい頭痛で倒れ込みました 皐月どんは紳士に受け止め、揃を呼びました 「今すぐ針目を呼べ!」
2014-04-07 23:22:37数分後、針目が現れました 「わー!こんにゃくだらけー!きもちわるーい!」 そう言いながらこんにゃく姫の腹に手を突き刺し、一個のこんにゃくを出しました
2014-04-07 23:23:55「ヴッ…思い出したぞ…!」 猿投山になった元こんにゃく姫は言います 「それは理事長から戴いたこんにゃくだ!!」 場の全員が静まり返りました
2014-04-07 23:25:31「こんにゃくに刃向うなんてできないッ…!」 猿投山は理事長への反逆後も苦悩していました 美しい猿投山が悩むのを見て皐月どんも心を炒めます
2014-04-07 23:30:02「あぁ、あのこんにゃくか…道端で拾ってな、猿投山はこんにゃく屋の倅だろう?喜ぶと思ってあげたんだよ。どうして怒ってるんだい?腹でも壊したか?」 場の全員がコケました
2014-04-07 23:34:29