mmjolによるmmayとjolskになったリレー小説

悠@ブルの人 @RBtun

@haru_1451 ｢それは反省した！だから、今度はみもりんの話聞かせてよ…ね？｣ じっと見つめられれば目を逸らす事が出来ない。 ｢ふぅ…ないよ、何も。｣ ｢…ないの？｣ ｢うん。私も中々臆病だからさ、南條さんにはあんな事言ったけど自分だって何も出来てないの。｣

はる🪽🕶🪽 @noteha_aicru

@Honokiti_haru 「なんだ、みもちゃんもあたしと同んなじじゃん」 「そうだよ、南條さんはさ、シカコが歩み寄ってくれてるんだから頑張んなよ？」 私の想い人はきっとこっちに手を伸ばしてはくれないかななんて苦笑いがもれる 「なんでそんな自分のことに弱気なんだよ」

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@haru_1451 ｢私の気持ちには気づかないと思うからさ。それならいい友達のままでいたいんだ…。｣ 自嘲気味に笑っていると頬に違和感。 ｢な、なんじょうひゃん、何ひて…｣ ｢おー…肌もっちもち…よく伸びるわー｣ たーてたてよーこよこと懐かしい曲を歌いながら人の頬で遊んでいる。

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@Honokiti_haru 「な、なんひょーさん…いらい、れす」 「痛くしてんだもん、はいおしまいっと！全く目覚めた？」 「おかげさまで寝不足なの忘れそう」 返しながら少し赤い頬をさする 「はぁそうじゃなくてさ…もっと自分からがっついていけよ」 「南條さんに言われたくないな」

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@haru_1451 ｢まあ、お互い様だよ。私もみもりんも自信がない。｣ ｢うん…｣ ｢でもだからって向き合わないままじゃ駄目なんだよね…｣ その一言は自分に言い聞かせているような気がした。 ｢…の…よしのーん！どこだー！！｣ ｢こら！久保！！廊下を走るなってさっきも…！｣

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@Honokiti_haru 「せんせぇ！これはわたしにとって人生を左右する大問題なんです！見逃して」 「お前の事情はしらん！いいから走るな！」 そんな騒々しい音が教室の外で繰り広げられる 「だってさ、大問題の原因さん」 「ったく、あいつは…」 悪態つきながらも頬は赤くなってる

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@haru_1451 ｢行かないとじゃない？このままだとシカちゃん先生振り切って逃げそうだし。｣ 教室から出るように促すとため息が一つ聞こえた。 ｢よし…仕方ない、行ってくるよ｣ カーテンをめくってドアの方へ向かっていた彼女が思い出したかのようにこっちへ向き直り

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@Honokiti_haru ずんずんと近付いてきて私よりも小さいな背を思い切り伸ばして頭を撫で始めた 「えっと？」 「付き合ってくれたのと、諸々のお礼！あとみもちゃんも頑張んなよ」 にかっと笑ったと思ったら踵を返してドアに向かって駆け出した 「こらぁ、シカー！私はここだー！」

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@haru_1451 先生の声は聞こえないで 響くのは駆け寄ってくる足音だけ。 ｢よしのんどこにいたのさー、学校の中探し回ってたんだよ？｣ ｢すまん、ちょっと気持ちの整理がしたくて…｣ 聞いちゃいけないのは重々わかってるんだけど、教室の前でやり取りされたら出るに出れない。

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@Honokiti_haru 忘れてたけどこれ私、部活遅刻だよねぇ…どう言い訳するか考えながらずるずると座り込んで風に揺れるカーテンに誘われて目を瞑る 「整理ついた？」 「うん」 「わたしはどんな答えでも聞くから」 さっきまで隣にいた彼女が息を飲んで覚悟決めた姿が瞼の裏に浮かぶ

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@haru_1451 ｢初めはさ…好きだとか付き合ってって言われてもピンと来なかったんだ。シカはいい友達だし、付き合うとか考えた事も無かったから。｣ ｢うん…｣ ｢でも、朝逃げ出して色々考えてたらわかったんだ…何ていうかな…私…思ったよりシカの事好きだったんだなって｣

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@Honokiti_haru 「えっ」 「その、付き合うとかよくわかんねぇけど！いやなんだよ、お前が他のやつと付き合ったりとかベタベタすんのは…だからわたしのそばにいてくれるか？」 「当たり前じゃん、ばかよしのん」 うつらうつらと意識が薄くなる中頑張ったね、南條さんって微笑んだ

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@haru_1451 ｢…ん…みもりん、起きて｣ ｢ん……？｣ いつの間にか眠っていたみたいで、揺り起こされて目を開ければ 目の前には私の想い人の姿があって ｢うう、うっちー！？っ…いったぁ…｣ 後ずさりをして後頭部を壁に打ち付けて鈍痛に顔をしかめる。

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@Honokiti_haru 「もう、大丈夫？みもりん」 「いっつぅ…あんまり大丈夫じゃないかも、というかなんでうっちーがここに」 「今日の部活絶対参加だって言ったよねぇ？」 時計を見上げればとっくにお昼を回っていて午前の練習は終わってしまったのがいやでもわかる 「えぇっと、」

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@haru_1451 ｢時間は守るみもりんが連絡も無しに遅刻とか有り得ないから探してたの。そしたら南條さん 達に会って。｣ その名前にはっと顔を上げる。 そういえばあの後はどうなったんだろう… ｢みもりんなら教室に引きこもってるよーって、で、行ったら呑気にお昼寝してるんだもん。｣

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@Honokiti_haru 「その、南條さんは1人だった？」 「なんで？」 ごもっともな疑問だけど言う訳にもいかず慌てて誤魔化す 「いや、さっき元気なかったからさ」 「ふーん、南條さんはシカちゃんと一緒だったよ」 「そっか」 「みもちゃんも具合悪いの？」 ぐいっと覗き込まれる

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@haru_1451 ｢い、いや…私は別に…｣ ｢でも顔赤いし熱いよ？｣ 両手を頬にあてられて息をのむ。 こんなに彼女の顔が近かった事は今まで無かった。心臓が暴れだしてうまく息が出来ない。 ｢息もちょっと荒いし…本当に大丈夫？｣ ｢う…ん。…うっちーの手冷たくて気持ちいい…｣

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@Honokiti_haru 頬に当てられた手の上に掌を重ねて包む、あぁドキドキする…でも素直になるって南條さんと約束したしなぁなんて責任は南條さんに押し付ける 「具合悪いならもう少し寝る？」 「へっ、いや」 ほんと驚くくらい鈍いなぁ 「寝るなら午後の練習まで膝貸そうか？」

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@haru_1451 膝を貸す…？膝枕？うっちーの膝に私が寝る？ ｢っ！！｣意味を理解した途端耳まで一気に熱くなる。 ｢ほらほらー、多分お日様にあたりすぎたんだよ。ちょっと横になれば楽になると思うからさ。｣ ぽんぽんと膝を叩かれ視線を逸らしながら身体の力を抜く。

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@Honokiti_haru すごく魅力的だけど全く寝られる気がしないし、第一心臓が持たない… 「いや、ほんとにだい」 「もーほら遠慮しないのっ！」 言いながら無理矢理に身体引かれる、本日2回目とか思う余裕もない 「ちょっあぶなっ」 「へっ、あ！」 引かれるままバランスを崩す

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@haru_1451 思ったのとは違う柔らかい感触、目を開けると顔を覗き込むうっちーと目が合って ｢最初から大人しくこうしてればよかったんだよー｣ 優しく笑いながら髪を撫でてくれる彼女が可愛くて目が離せなくなる。 ｢まだ時間あるからさ、もうちょっと寝てていいよ？｣

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@Honokiti_haru ドキドキして寝られたもんじゃないと思ってた膝枕は不思議と心地良くて彼女の温もりを感じるからかすごく安心する どこか行ったはずの眠気がまたぶり返してくる 「うっちー…」 「ん、午後の練習はきっちり参加してもらうよ」 規則的に撫でる手がさらに眠気を誘う

悠@ブルの人 @RBtun

@haru_1451 ｢んー…起こしてね…｣ ｢もちろん、だからちゃんと休んでね？｣ 撫でられる心地よさと甘い声、彼女の匂いすべてが私の睡眠欲を引っ張り出してきて意識を手放せと言ってくる。 ｢みもりんは頑張りすぎだから…たまには甘えてほしいんだよ…？｣

はる🪽🕶🪽 @noteha_aicru

@Honokiti_haru なんで人が落ちる瞬間にあなたはそういうことを言うのだろう 今すぐ飛び起きて抱きしめたいのに眠気に抗えず身体は動かない そういえば、寝不足の原因言ったら怒るかな…でも次に目を開けたら1番に伝えたい言葉はもう決まってるんだ、どんな顔して聞いてくれるかな