錬金術のおはなしを読んで

読んだところ: 「錬金術大全」(ガレス・ロバーツ著、目羅公和訳、東洋書林)の第1章。 世界のほんの一部しか知らない人間が、あたかも一つの世界を紡ぎだしてしまい、それがほんとうに魔力を持つときがあるとするのなら・・・・・
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難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

金色ぴかぴかのお天道様。 あたたかい光はやすらぎだった。

2014-04-09 18:30:04
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

銀色きらきらのおつきさま。 ひんやりな光は 狂いだった。

2014-04-09 18:30:21
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

そのころ 地球は 地獄だった。 最初のひとが 追い出された場所だったから。

2014-04-09 18:30:50
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

ほんとは、太陽も、月も、地球も、 ただの、どでかい宇宙の、ほんのほんのほんのすみっこの、 銀河の、そのまたすみっこの一部だった。

2014-04-09 18:31:21
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

火星も水星も木星も金星も土星も、はたまたウラヌスやネプチューン、はてや忘れられたプルートも、そのとりまきに過ぎなかった。

2014-04-09 18:33:14
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

せかいのことでも、なんでもなかった、魔法の言葉。 けれど、人々はそれだけで、 世界を紡ぐ 言葉をつくった

2014-04-09 18:33:55
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

ひとは、こっそり まねをした じぶんに近い 神様のまね

2014-04-09 18:34:38
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

それはほんとは、世界だったかもしれない、 このほしぞらの、ずっとむこうがわの。

2014-04-09 18:35:04
難題の預言者、悉若無@いりやらさんどるあはれなり @L_O_Nihilum

それじゃあ、その言葉がみた、このほんのすみっこは、 いったいどうして 言葉になったのだろう?

2014-04-09 18:35:41