束縛手越

ゆに @ 妄想 @Remedy__unii

#束縛手越 43 向こうで彼を見つける。 『 待って！！！ 』 彼が振り向く。 声は聞こえない。けれど 確かに君はそう言ったでしょ？ “ 愛してる ” って。 すると彼は微笑んだ。 突然世界が黒くなる。そして私はもう目覚める事は無かった。 Fin. #NEWSで妄想

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#束縛手越 42 手が重い。そう思って見ると、手錠がさせられている。片方に私。片方には彼。 「 もう、離れられないね 」 彼と繋がってる気がした。そして、どんどん呼吸が出来なくなって行く。首が苦しい。そのまま意識は遠退いていった。 #NEWSで妄想

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#束縛手越 41 寝る際に、彼は私の腕を軽く撫でて、謝っていた。 『 そのうち傷は消えるから 』 そう言って、電気を少し暗くする。手を繋ぐ。手の先から感じる彼の体温。なんだか意識が遠退く。昔から弱りやすかったから、あまり気にしなかった。 #NEWSで妄想

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#束縛手越 40 「 ごめん 」 赤く染まったフローリング。私の手首から流れ出す真っ赤な液体。 『 私生きてる…？ 』 殺されるかと思った。生きてる。彼が私を抱き締める。 今日1日、彼が側にいてくれた。少し怖かったけれど、何もされなかった。 #NEWSで妄想

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#束縛手越 39 彼が噛んだ首元が赤く染まる。 「 お前は俺のなんだから。 」 そう言って私の腕に、カッターで切りつける。 『 痛い！！！！！ 』 殺される。もう私は消え去ってしまうのか。彼ともっと一緒にいたかったのに。 #NEWSで妄想

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#束縛手越 38 苦しくなって、彼の胸を叩く。離れた口からは、2人の唾液が繋がっていた。 「 そんなに嫌なの？ 」 そう言って私の首に噛み付く。 どんどん壊れて行くってわかっているのに、結局彼からは離れられない。もう彼じゃなきゃ物足りない。 #NEWSで妄想

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#束縛手越 37 どこまで独占力が強いんだろう。私はどうしたらいいんだろうな。 「 なに？嫌？ 」 私は黙り込んで俯く。すると私の顎を上げ、強引にキスをしてきた。 『 ！！！！！ 』 言葉が発せない。口内には柔らかい感触のもの。 #NEWSで妄想

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#束縛手越 36 なんだか体が痛いと感じた。鏡を見ると、 首筋には歯型。鎖骨から胸にかけて何かの傷痕？ 『 ねえ、これなに。 』 「ああ。それは。 」 彼の身体の同じところにも同じ傷がある。 「 俺のものって印だよ 」 なんだか怖くなる。 #NEWSで妄想

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#束縛手越 35 そして彼は優しく押し倒した。上から下へ。その後の記憶が無かった。 ___そして目を覚ます。目の前には彼がいて、手が繋がれていた。 「 おはよ 」 と彼の声。起き上がろうとするけど、うまく起き上がれない。彼がそっと起こしてくれた。 #NEWSで妄想

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#束縛手越 34 「 似合ってんじゃん 」 ちょっと照れ臭そうに言った彼の頬は、少し赤く染まっていたように見えた。 彼の隣に座る。すると、手錠をかけられた。変な窮屈感。あの時の恐怖が少し蘇る。察した彼は、ニコッと笑い、私の髪を優しく撫でた。 #NEWSで妄想

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#束縛手越 33 高校で着ていた制服は、少しきつくなっただけだった。スカート丈も、暫くこんなに短いのは履いていないから違和感がある。 寝室のドアを開けると、彼が此方を向く。そして、灰皿へ煙草を押し付けた。 「 遅い 」 『 ごめん 』 #NEWSで妄想

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#束縛手越 32 『 1人で着替えてくるから… 』 「 えー、つまんない 」 『 じゃあもう寝る 』 「 嘘。ごめん。着替えておいで 」 私に制服を渡して、彼は煙草に火をつける。そんな彼を後にして、私は自分の部屋へと移動した。 #NEWSで妄想

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#束縛手越 31 昨日の。彼は高校の制服を持ってきた。 「 余裕で着れるでしょ？ 」 無理矢理服を脱がされる。下着のホックを外されそうになったところで、私は咄嗟に逃げた。 「 何？恥ずかしいの？ 」 悪戯に笑って彼は私を見つめる。 #NEWSで妄想

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#束縛手越 30 「 手越だけじゃん。まだパパじゃないの 」 「 いーの、俺らのペースがあるんだから 」 メンバーの皆も帰って、お風呂も入って、テレビを見ていると、突然私をお姫様抱っこして、寝室へ移動する。 「 ね、昨日のやつ、やろ 」 #NEWSで妄想

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#束縛手越 29 メンバーの皆で、いろいろ語っているのを盗み聞きしていた。 「 やっぱ将来的に子供いるでしょ 」 「 んー。まぁね。慶ちゃん、どうなのよ 」 「 いた方が楽しいし、何より可愛い 」 「 シゲはどうよ 」 「 んー。小山と同じ。 」 #NEWSで妄想

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#束縛手越 28 彼が帰ってくるまで、たくさん餃子を作った。 「 ただいま〜 」 と言う声に続き、 “ お邪魔します ” と騒がしい声が。 「 いつ見ても綺麗だよね。手越んち。」 小山くん。 「 当たり前じゃん。」 #NEWSで妄想

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#束縛手越 27 「 ふーん。 」 少し気分を損ねた彼。また何かされるのかな。と思いきや、何もされなかった。 翌日。夕方彼から電話が来た。 『 もしもし 』 「 もしもし？今日メンバー来るから、ご飯多めにして？ 」 『 わかった、 』 #NEWSで妄想

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#束縛手越 26 ベッドシーンがテレビ一面に映る。それを見て、うおお っと言う彼。テレビの中の少女は、制服を着せられて、手錠で動けなくされていた。 「 これ、やりたい 」 と彼が私に言う。本気なのか。 『 やだよ、制服なんてもう着れない 』 #NEWSで妄想

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#束縛手越 25 『 帰ってこないんだと思った… 』 そう言って彼に抱きつく。 「 珍しいじゃん。甘えっ子？笑 」 そんなんじゃないんだけど。 リビングへ移動して、ご飯を食べる。2人で向かい合わせ。テレビを見ていると 「『 あ 』」 #NEWSで妄想

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#束縛手越 24 彼はまだ帰ってこない。帰ってくるまでテレビをつけて、1人で見ていた。 時計を見ると、8時半。なんだか不安になってしまった。 “ ガチャ ” とドアが開く音がして、私は急いで玄関へ行く。 「 悪り… 遅くなっちゃった。 」 #NEWSで妄想

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#束縛手越 23 目が覚めて隣を見ると、彼はいない。時計を見ると、11時。携帯を見ると、1件のメッセージ。 “ 帰りは8時頃だから ” 流石にこれだけ寝たら彼はいないだろう。家事をして、気晴らしに外へ出掛ける。そして、夜ご飯を作ると、もう8時。 #NEWSで妄想

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#束縛手越 22 「 疲れたでしょ、 もう寝よう ？ 」 彼の腕の中で眠る。なんだか久しぶり。おやすみ前のキスは当たり前。 「 …ふ。 おやすみ、」 『 おやすみ 』 目線を合わせて、2人で笑い合い、彼の体温を感じて、夢の中へ入って行った。 #NEWSで妄想

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#束縛手越 21 彼の匂いが鼻腔を突く。安心して、いつの間にか涙が溢れていた。 「 なんで泣いてんだよ〜、 」 彼は笑ったように私を慰める。彼に思いっきり抱きついて、涙をたくさん流す。幸せそうに見えるけど、首元の傷は消えない。 #NEWSで妄想

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#束縛手越 20 「 遅すぎ 」 『 ごめん… 』 「 お仕置きしよ… 」 『 嫌。 』 彼の言葉を遮ってしまった。こんなに恐怖に感じた事は無いくらい。 「 なんで？…怖い？」 そう言って私を抱き締める。 #NEWSで妄想

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#束縛手越 19 お風呂の中で、色々考えた。 もし、また彼に同じ事をされたら、私はどうなって行くんだろう。別れるのかな…きっと別れない。死ぬのかな。 不安になってしまう。 1時間して、やっとリビングへ戻ると、彼が部屋着に着替えてテレビを見ていた。 #NEWSで妄想