座礁艦隊その２３　～違反～

RyoRi （VRVape屋さん） @ryorinovels

ネクロテック艦娘は可能性の獣

RyoRi （VRVape屋さん） @ryorinovels

艦娘の平均意識が兵器寄りで自らの身体改造に躊躇いがないなら、ネクロテックがどんどん生まれる。

RyoRi （VRVape屋さん） @ryorinovels

ネクロテックってウォーハンマー40000でいうところのドレッドノートよな。手足がついた英雄の棺桶。

白金桜花 C103土曜東ヨ18b @YamanekoOuka

@ryorinovels そうならないためには提督がとっとと手をつける必要がある

RyoRi （VRVape屋さん） @ryorinovels

@YamanekoOuka 提督すごくむず痒い気持ちになりそう…

白金桜花 C103土曜東ヨ18b @YamanekoOuka

@ryorinovels こう惚れこむっても男として兄として父として惚れたみたいなもがみん

RyoRi （VRVape屋さん） @ryorinovels

@YamanekoOuka ありうる！(°∀°) 最上「ないよ！！！！」

RyoRi （VRVape屋さん） @ryorinovels

やった！ まともそうな矢矧だ！ 全裸紫ライトでもケツ穴カラテでもない！ #地鎮

RyoRi （VRVape屋さん） @ryorinovels

「木曾さん、どうしますか？」 「二手に分かれる」 「二手に？」 「俺と赤城さん、古鷹はこのまま戦艦の方へ。初雪は黒潮と長波連れて潜水艦をやってくれ」 「…分かった」 「そうか、相手は規則違反を冒してるから、木曾が対潜攻撃を優先する義務も無いんだね」 #座礁艦隊

RyoRi （VRVape屋さん） @ryorinovels

古鷹が手を叩く。 「そういうこと。しかし、構成艦数制限超過に単艦隊決戦違反もやらかすとはなア」 「敵が支援艦隊を出したのかも…」 だとするとそれこそ大事件だ。現在、深海棲艦の支援艦隊は確認されていない。 「あのお、赤城はんとかち合った時点でそれは無いんとちゃいます？」 #座礁艦隊

RyoRi （VRVape屋さん） @ryorinovels

「そうだよ。あと、支援艦隊にゃ組み方の決まりがあるもん。あたしやったことあるからさ」 黒潮と長波が反論を出す。 確かにそのとおりだ、と木曾は思った。深海棲艦が支援艦隊を真似したのならば、構成までキッチリトレースしてくるはず。今回は二艦隊による決戦と見て間違いなかった。 #座礁艦隊

RyoRi （VRVape屋さん） @ryorinovels

地獄鎮守府の解体は普通の女の子に戻るやつなんだなあ。 #地鎮

RyoRi （VRVape屋さん） @ryorinovels

「じゃ、予定通り分散だ。初雪、やれるな？」 ソナーの反射から、敵潜水艦隊は三隻。初雪たちは防空装備の他、対潜装備も身につけている。 「大丈夫…。木曾さんこそ、気をつけて」 「了解だ。行くぞ！」 艦隊は分かれ、それぞれの敵へ向かった。 #座礁艦隊

白金桜花 C103土曜東ヨ18b @YamanekoOuka

@ryorinovels 普通ってわけでもないけど、人並みにデチューンされて子供が産めるようになる

RyoRi （VRVape屋さん） @ryorinovels

座礁艦隊はやれる時にちょこちょこ書き進めて行くスタイルなので、まとめ読み向けなのかもしれない

RyoRi （VRVape屋さん） @ryorinovels

@YamanekoOuka 繁殖可能とな！

白金桜花 C103土曜東ヨ18b @YamanekoOuka

@ryorinovels なお解体されると記憶は残るんだけど、どうにも自我が別のものになる模様。そのため「魂が別のものになる」と考えられてる部分もある。

RyoRi （VRVape屋さん） @ryorinovels

初雪、黒潮、長波は、ソナーの反応した場所へ向かう。潜水艦は速力に乏しい。道中、再度ピンガーを打つ。どうせこちらの方位が分かったところで、回避行動中の潜水艦は何も出来ない。 「全艦単横陣」 「ちょっ、初雪はん、陣形は四隻以上でないと」 「今は無効中。600メートル間隔」 #座礁艦隊

RyoRi （VRVape屋さん） @ryorinovels

文月ちゃんは精神作用のある音響兵器

RyoRi （VRVape屋さん） @ryorinovels

黒潮と長波が初雪の左右に広がる。妖精さんはストライキを起こさない。初雪の言った通り、今回の戦闘は規則が無効になっているのだ。 背部艤装の甲板上に妖精さんがわらわらと出てきて、搭載した爆雷投射機と投下軌条の準備を始める。水測班も耳をそば立てる。 #座礁艦隊

RyoRi （VRVape屋さん） @ryorinovels

いた。数キロ先を仲良く並んで逃げている。奇襲の魚雷攻撃を完全に避けられ、おまけに天敵の駆逐艦に追われて慌てているのだ。 「私が先行して囲む。黒潮と長波は、左右後方から爆雷を飛ばして」 初雪は敵潜水艦を追い越して前に出るつもりだった。魚雷で反撃される危険は承知している。 #座礁艦隊

RyoRi （VRVape屋さん） @ryorinovels

初雪が加速。単横陣からデルタのフォーメーションを取る。追って黒潮と長波も加速。初雪が敵潜水艦隊の直上を通過。三隻で前と斜め前から包囲する形となる。潜水艦隊はジグザグに舵を切って逃げようとするが、こうなってはもう手遅れだ。 「爆雷投下…開始。深度70」 #座礁艦隊

RyoRi （VRVape屋さん） @ryorinovels

初雪の投下軌条から小さな、フィルムケースのような爆雷が後方へ次々と落とされる。同時にY字型の爆雷投射機も作動、左右に爆雷を飛ばす。黒潮、長波も断続的に投射、敵潜水艦隊に対して面で攻撃を敢行。 くぐもった爆発音が海中から幾つも響く。水測班はそれらを慎重に聞き取る。 #座礁艦隊

RyoRi （VRVape屋さん） @ryorinovels

「圧壊音聴取！」 鉄のひしゃげる音を聴き取る黒潮。初雪と長波も聴き、それが三箇所で離れて起きていることを把握する。敵潜水艦は一度の爆雷投下で全滅した。驚異的な手際の良さである。初雪が伊達にケッコンしていないことを、黒潮は痛感した。 #座礁艦隊

RyoRi （VRVape屋さん） @ryorinovels

「木曾さんたちに…合流する」 「りょ、了解」 「よっしゃ！」 初雪はいつもの面倒くさそうな顔のまま、静かに次の指示を飛ばした。駆逐艦でも練度でこれだけ違いが出るのか。黒潮も長波も初雪の実戦を見るのは初めてであった。 再び単縦陣に戻り、本来の敵艦隊へと針路を取る。 #座礁艦隊