宗援連「宗教と災害支援」シンポ4/6

毎日新聞2014年4月23日夕刊記事で紹介されたイベントについて、宗教学者 島薗進氏が連続ツイートしたものをまとめました。
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島薗進 @Shimazono

1宗援連「宗教と災害支援」シンポ4/6「「連携の作法」共有 越えるべき壁、課題に」毎日4/23夕刊http://t.co/3pDZHUwJyj 「シンポジウムでは社会活動家の湯浅誠・法政大教授が「東日本大震災における連携」のテーマで基調講演。炊き出し支援の経験から説き起こした。

2014-04-28 21:11:30

「宗教と災害支援」シンポ:「連携の作法」共有 越えるべき壁、課題に
毎日新聞 2014年04月23日 東京夕刊
http://mainichi.jp/shimen/news/20140423dde018040018000c.html

島薗進 @Shimazono

2宗援連「宗教と災害支援」シンポ4/6毎日4/23夕刊http://t.co/3pDZHUwJyj 湯浅氏曰く「ホームレスへの炊き出しなどを通して積み上げた「連携の作法」を紹介した。一方的な支援−被支援の関係ではなく」

2014-04-28 21:11:51
島薗進 @Shimazono

3宗援連「宗教と災害支援」シンポ毎日4/23夕刊http://t.co/3pDZHUwJyj 「一緒に食事を作り、食べ、片づけるなどの方法で対等な関係を作る」こと。「いかに相手と関係性を作るか、相手が何を望んでいるかを知るには問いの立て方が大事」。

2014-04-28 21:12:09
島薗進 @Shimazono

4宗援連「宗教と災害支援」シンポ毎日4/23夕刊http://t.co/3pDZHUwJyj 湯浅誠氏曰く「精神科医がいきなり「悩んでいる人はいませんか」と乗り込んでもうまくいかないが、「血圧測定をします」だったら来る人がいて様子を見ながら話ができるなどと例示」。 

2014-04-28 21:13:26
島薗進 @Shimazono

5宗援連「宗教と災害支援」シンポ毎日4/23夕刊「気仙沼市の高橋一世・浄念寺住職は避難先として寺を開放した。多い時は被災者が300人を超えたが、「行政から自主避難所と言われ、当初は救援物資配布も医師派遣も認められなかった。何度も訴えて、動いてもらった」と当時を語る。」

2014-04-28 21:13:42
島薗進 @Shimazono

6宗援連「宗教と災害支援」シンポ毎日4/23夕刊「政教分離を意識しすぎた行政の壁はあった」「阪神大震災時に救援場となり、その後ボランティアの活動拠点になっていった神戸市長田区のたかとり教会の司祭、神田裕さんは、キリスト教会特有の壁を挙げた。寺社は地域に檀家も氏子もいるが」

2014-04-28 21:13:58
島薗進 @Shimazono

7宗援連「宗教と災害支援」シンポ毎日4/23「教会の信者は遠隔地から通ってくる。「震災を機に教会に来るようになった地域の人々と従来の信者の折り合いがよくなかった」また、被災者間にも壁。「家族、地域、国籍、宗教を超えて助け合えたのはつかの間。復興するに従って壁が作られていった」と。

2014-04-28 21:14:39
島薗進 @Shimazono

8宗援連「宗教と災害支援」シンポ毎日4/23夕刊「この壁について湯浅さんは「復興のプロセスは民主主義の学校のよう。いろいろな地域から人々が集まった避難所ではお互いを尊重しながら意見をすり合わせ新しいルールを作る涙ぐましい努力があった。それこそ本来の民主主義のルール作りだった」。

2014-04-28 21:15:03
島薗進 @Shimazono

9宗援連「宗教と災害支援」シンポ毎日4/23「復興に伴ってそれができなくなり、真の問題にぶつかった」と分析「壁を越えるのはとても大変なことだが、乗り越えてつながってみれば壁なんて何でもなかったことに気づくもの」と経験に基づき指摘した」http://t.co/3pDZHUwJyj 

2014-04-28 21:15:36