- toayuranaroycoc
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初めて油絵の具買いたいって質問された時のためのメモ。 最初に揃える油絵の具 ⚪︎筆関係 •豚毛。 平筆で先が少し丸くなってるのを大きさを変えて四種類くらい。
2014-04-30 16:21:16•合成毛の筆。 キャムロンというシリーズの00号と0号を面相筆(細かい所を描く用の先が効く筆)を持ってると良い。柄が黒くて黄緑のラインが入ってる筆です。 •パレットナイフ
2014-04-30 16:21:26⚪︎オイル •揮発性油。 テレピンかペトロールというオイル。この二つは原料が違うだけで効果は同じ。どっちを買っても良い。さらさらしてて、薄める時に使う。
2014-04-30 16:22:06•混合油。 ペインティングオイルという名前で売ってる。油絵を描くのに適した配分で混合されているので、そのまま使える。濃いなと感じる時は、揮発性油で薄めて使う。
2014-04-30 16:22:25•クイックドライオイル 便利な油。 混合油に速乾性の薬剤を混ぜたもの。早く乾かしたい時に使う。少し高いので、特に早く乾かす必要が無い場合は買わなくて良い。混ぜ物が入っているので、プロは使わない人が多い。けど便利だから使っていいと思う。
2014-04-30 16:22:44•茶色 ローシエナ:寒色の明るい茶色 ローアンバー:寒色の暗い茶色 バーントシエナ:暖色の明るい茶色 バーントアンバー:暖色の暗い茶色 この四色が基本の茶色。最初はローシエナとバーントシエナを買っておいて、段々揃えるとよい。
2014-04-30 16:24:35•赤 カドニウムレッド:いわゆる赤。 バーミリオン:朱色。人物画の肌描く時に重宝する。本物のバーミリオンは高い(2000円位)ので、バーミリオンヒューなどの合成絵の具が安くて使いやすいのでヒューを買うと良い。
2014-04-30 16:25:15•青 ウルトラマリンブルー:深みのある青。ウルトラマリンディープという更に濃い青もある。 セルリアンブルー:夏の海のような水色。
2014-04-30 16:25:56•黄色 パーマネントイエロー:普通の黄色 イエローオーカー:上品な黄土色。イエローオーカーに少しバーミリオンを混ぜて白を加えると、肌色ができる。重要な色。
2014-04-30 16:26:42バイオレットグレイ:影の色を作る時に、これを混ぜると綺麗な影が作れる便利な絵の具。肌の影を作る時は、肌色にバイオレットグレイを少し混ぜて、テールベルトをほんのちょっと混ぜると作れる。
2014-04-30 16:27:16小学校では三原色あれば、どんな色でも混色で作ることが出来るって習うけど、あれは嘘。混色で作れない色、出せない発色があるので、絵の具屋さんで揃える方が良い。
2014-04-30 16:28:13✳︎絵の具の「ヒュー」の表記について。 絵の具によっては、バーミリオンヒューやコバルトバイオレットヒューなど、ヒューという文字が名前に入っている絵の具が売っている。 このヒューというのは、色を似せて作った別の絵の具という意味である。
2014-04-30 16:28:34バーミリオンは、水銀と硫黄が使用されている絵の具(HgS)。油絵の具は、原料に重金属が使用されていることが多く、高価な上に毒性がある。バーミリオンヒューは、水銀を使わずに似せて別の材料で作ったもの。本物の絵の具に比べると、耐久性や発色で劣るが、安く買えるので、初心者にはオススメ。
2014-04-30 16:29:01⚪︎その他 •筆洗用の容器。蓋つきがスタンダード。 •キャンバス。家で描くなら、4号辺りが描きやすいかも。それかサムホールというサイズ。
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