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初めて海外の人(黄瀬だけど)とスカイプした! 「そっちはどうだ?」 「近所に青峰っち住んでるんで安心っス。役に立たないけど頼りにはなるんスよね。ところで森山センパイは何だっけ、エントリー?はもらったんスか?」 よくわかんねーなら聞くなよ!まだだよ!泣
2014-03-18 12:59:10「お前はも少し業種を絞れ。誰にでも声かけたり無責任なとこあっけど、森山には人をその気にさせる才能がある。オレもお前の言葉に何度も励まされてきた。営業とかどうだ? 向いてんじゃねぇか」 やはり我らが主将・笠松は言うことが違うぜ。 今受けてる下着メーカーに祈られたら考えてみるか。
2014-03-18 13:59:16自分のやりたいことは何なのか、もう一度考え直してみた。今オレが本当にやりたいのは、やるべきなのは、就活じゃなくて婚活なんじゃないだろうか。
2014-03-18 14:59:20@tos わかってるさ。キミ達の世界では自分に都合の悪いことを言うイケメンを、“残念なイケメン”って呼ぶんだろう?(◕‿‿◕)
2014-03-18 16:59:31「それより笠松、どうして面接官は途中でメモを取らなくなるんだと思う?」 「森山はパッと見、真面目そう…つか、できるヤツに見えっから、第一印象で抱いた期待値との落差が徐々に開いていって、最終的に失望からペンを動かすのもダルくなってくるからじゃねぇか」 笠松の分析力がつらい。
2014-03-18 17:59:37いち就活生として、一人の男として、リクナビダイレクト2014ちゃんのフォロワー処女を奪ったのはオレさ。そう、これでオレはNNTだがDTではなくなった…?
2014-03-18 19:59:45面接の待ち時間、おなかを押さえて苦しそうにしてるコがいたから、こんなときのために携帯していたナプキンを笑顔でスッと差し出したら不審者に間違われた。 おかしいな…我ながら完璧な気配りだと思ったんだが。ピンチのときに優しくすれば女の子は恋に落ちるんじゃなかったのか?
2014-03-18 20:59:51「森山、オレのことどう思ってる?」 笠松に熱い視線を注がれる。困った。 「運命の人さ〜?」 「ちゃかすな」 だが、ちゃかす。 「森山は意外と真面目で、意外と周りに気を配れることも、オレはちゃんと知ってる。でも、面接は初対面で全て決まる。ストレートに自分を表現しなきゃ伝わんねぇよ」
2014-03-18 21:59:57就活生の面接プレイって少ないんだな… 女子大生モノはいくらでもあんのに… そして、どのコもケバい。もっとこう!清楚な女の子が内定ほしさに従っちゃうのが…いかん、いかん。ナニを検索してるんだオレは…企業研究だろーが。
2014-03-19 01:00:21今日の面接、「バスケやってました」って言ったら「体見せて」って言われたの何だったんだ。どうせなら女性に触られたかった。
2014-03-19 02:00:27早川とメシ食いに行った帰り。立ち寄った本屋で就活雑誌が目に留まった。 「“就活メイクで内定GET”か…」 表紙の女の子は清楚な印象で好感度は抜群だ。 「使えそうだな」 ナニにとは聞かないでくれ。 「森山先輩はそのままでも十分キ(レ)イっすよ!!」 まだそこまで血迷ってはいない。
2014-03-19 03:00:34「まずは自己紹介からいってみようか」 「K大学から参りました、森山由孝です」 「年はいくつ?」 「21才です」 「若いね。緊張してる?」 「…少しだけ」 「上着、暑かったら脱いでもいいよ」 「じゃあ…」
2014-03-19 05:00:42いいか、早川。会社は女性のようなものだ。会社は、探したり祈(フ)られたり、内定をもらうと病める時も健やかなる時も尽くすと誓ったり、これって男女の関係そのものだろ。だから、女性を扱うように会社も扱えば会社も答えてくれる。というわけで、就活の極意を知るために、みんなでナンパに行こう!
2014-03-19 06:00:49珍しく男とメアド交換した。面白いヤツでさ、好きな本を聞かれてラノベ挙げた上に妹の神秘を語り始めて吹いたよ。「内定以前に名前すら覚られない」とボヤいてたが、あんな独特なヤツ忘れねーよ。笑 連絡してみ…あれ。名前何だっけ。 夥しい女子の名が連なる電話帳で彼の名は終ぞ見つからなかった。
2014-03-19 07:00:57