〈露天風呂〉×忠義 ⑵

〈旅行〉の続きのお話。
5
∞まゆか∞【終了】 @8mayuka8

〈露天風呂〉【1】 胸元も裾も、はだけてしまってる浴衣。 帯だけでかろうじて止まってる。 「お風呂、行こっか♡」 『うん。…先に入って?』 乱れた浴衣を申し訳程度に整えながら言う 「帯!くるくるしたいっ♡」 『え?』 「だって、もう脱ぐやろ?ほどいたげる♡」 『いや、あの…』

2014-03-17 14:54:57
∞まゆか∞【終了】 @8mayuka8

【2】 『だから、先に…』 「くるくるしたいっ♡ やったことないねんもん。」 なんだ、このおねだり顔は…。 どんだけかわいいんだ。 『…わかった。いいよ。』 「やった♡」 早速、帯の結び目と格闘してる。 「え、どうなってんの?コレ…」 『諦めたら?』 「諦めるわけないやろ?」

2014-03-17 14:55:17
∞まゆか∞【終了】 @8mayuka8

【3】 急に低い声になるから、ドキッとする。 もう。どこでスイッチ入るんだ。 「あ、コレや♡」 またかわいい声になって、ほどき始める。 「『あ〜れ〜〜』ってやってや。」 『(笑)何、それ。』 「雰囲気、雰囲気♡」 もう…(笑) 悪代官ごっこでくるくるして、満足したらしい。

2014-03-17 14:55:50
∞まゆか∞【終了】 @8mayuka8

【4】 帯が解けると、自然に前がはだけるから、恥ずかしくて手で押さえる。 押さえてるのに、その上から胸元に手を滑り込ませて脱がせる忠義。 「一緒に、入ろ?」 って低く囁くと、そのまま手を繋いでお風呂へ向かう 部屋に付いてる小さな露天風呂に、ふたり並んで入る。

2014-03-17 14:56:27
∞まゆか∞【終了】 @8mayuka8

【5】 「気持ちいいな♡」 『うん』 暗い海面のところどころに浮かぶ船の灯りと、大阪じゃ見えない数の星たち。 ピリッと冷たい空気が、のぼせそうな顔を心地良く冷やしてくれる。 湯船の中で繋がれた手がほどかれて、肩にまわる。 引き寄せられるままに、頭を預ける。

2014-03-17 14:56:54
∞まゆか∞【終了】 @8mayuka8

【6】 しばらくすると、反対の手が胸へ伸びてきた。 お風呂で温まってるせいもあって、すぐに息が上がってしまう。 「ふふ。早いな。」 『や…// だって…』 向き合うように、私を膝の上に乗せると、硬くなった胸の先端を口に含む。 舌で転がしながら、手は下へ降りてくる

2014-03-17 14:57:17
∞まゆか∞【終了】 @8mayuka8

【7】 私は忠義の首に腕を回してしがみつく。 そうしてないと、倒れてしまう// 「のぼせそうやから、もう、ええよな?」 って、腰を持ち上げると、一気に入ってくる。 『ぁ、、んっ』 「簡単に入ったな♡」 『もうっ///』 「ココで挿れて欲しかったんやろ?」 『そんな…こと、んっ』

2014-03-17 14:57:36
∞まゆか∞【終了】 @8mayuka8

【8】 「露天付きの部屋、わざわざ探したんやもんな?」 『違、うっ…あっ//』 ゆっくり腰を揺らしながら、聞いてくる 「違うの? 挿れたらあかんかった?」 ううん、って首を振る 「欲しかったんやろ?」 小さく頷くと、速度をあげて突き上げてくるから… 『や、…また…んっ//』

2014-03-17 14:57:58
∞まゆか∞【終了】 @8mayuka8

【9】 私がイキそうになったのを見て、動きを止める忠義。 『や、んっ//』 一旦引き抜いて岩に手を付かせてお尻を持ち上げると、すぐにまた… 「一緒に、な?」 背中側から回した両手が、胸を攻めてくるから… 必死で声を殺すけど、漏れてしまう。 「あんま声出したらあかんで?」

2014-03-17 14:58:25
∞まゆか∞【終了】 @8mayuka8

【10】 水音と打ち付ける音と、ふたりの荒い息使いと…。 『…ん、もぅ、ダメ…っ///』 「うん、俺も…」 一気に速度を上げて、ふたりで限界へ向かった。 「暑いけど寒いな(笑)」 『うん…// もうちょっとあったまってから上がろ?』 冬の外気で冷やされた体を一緒に温めた。

2014-03-17 14:58:51