〈記念日〉×忠義 ⑺

∞まゆか∞【終了】 @8mayuka8

〈記念日〉 【1】 大事な記念日だったのに。 当日はどうしても外せない仕事だって言うから、前日にお祝いをした。 いつもよりも少し豪華な食事をして、ふたりとも、いつもより少し多めに飲んで。 帰ってきて、お風呂に洗濯…。 私がバタバタしてる間に忠義は眠ってしまってた。

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【2】 うそ。 日付けが変わったら、改めてお祝いしよなって言ってたのに。 下着だって、ちゃんと…。 忠義の隣に潜り込んで声をかけてみるけど…。 もう。知らない！ 背中を向ける。 怒りなのか、寂しさなのか、なんだかいろんな気持ちがぐるぐるして、なかなか寝付けない。

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【3】 でも、いつの間にか眠ってたみたい。 気付くと忠義が後ろから抱きついてきていた。 パジャマの中に滑り込んだ手が、下着に触れる。 すぐにパジャマは剥ぎ取られた。 ゆっくりとブラの上からなぞって、その場所を探し当てる指。 布地越しの刺激に、思わず吐息が漏れる。

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【4】 揉んだり 撫でたり 摘まんだり… 強く弱く、絶えず刺激されて、身体は中から熱くなってきた… その刺激は止められることなく、 もう片方の手が、ゆっくりとお尻へ滑り、太腿を撫でる。 内側へ向かうと、膝から上へ 何度も往復する。 時々、ソコに親指が当たるのは、わざとでしょ？

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【5】 私の身体が跳ねる度に、忠義の息も荒くなっているのがわかる。 早く… 堪らずに、向かってくる手の方へ腰を動かすけど、逃げて行く。 いやいや、と首を振ると耳元で囁く声。 「どうしたん？」 触って？と答える代わりに、私は忠義のものへと手を伸ばした。

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【6】 パジャマの上からでもわかるくらいに硬く大きくなったそれを、撫でる。 指でそのフチをなぞると、パジャマの中に手を入れた。 私の内腿を撫でていた手は、やっと欲しかった場所へと来てくれた。 入り口の周りをくるくると撫でられるだけで、蜜が溢れ出てしまう。

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【7】 その蜜を掬って、突起に塗りつけられると、私の身体は大きく跳ねた。 そのまま、そこを何度も撫でるから、腰がガクガクしてしまう。 『んんーっ//』 大きな声を上げてしまう私に、また囁く。 「ココがええの？」 抵抗するように、私も忠義のを刺激してみる。 忠義の声も聞こえる。

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【8】 「どうする？一回イッとく？」 『ん// イキ、たい…』 「指で？舐める？どっちがいい？」 そう言いながら、容赦なく加速する指の動きのせいで、答えることもできずに達してしまった。 「もうイッたん？ズルいなぁ。ひとりで。」 『だって、指が…』 「ん？」 『スゴいから//』

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【9】 「ふふ。」 少し笑うと、私の足を持ち上げて肩に乗せる。 え？！ と思った時には、舌がそこを捉えていた。 指とはまた違う刺激が襲う。 『んぁっ、ん、んッ//』 その刺激は、すぐに二度目の波を連れて来た。 ビクビクと痙攣して脱力した私に言う。 「ほんまにズルいなぁ」

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【10】 「自分だけ２回もイッて。」 『だって、忠義が…』 言い終わる前に、一気に。 中は、充分過ぎるほど潤っては、いる。 でも、さっきは入り口しか触れてくれなかった。 だから、ソレは私の中を押し広げるように入ってきた。 その感覚が、また新たな刺激を与えてくれる。

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【11】 忠義も、眉間皺を寄せていた。 「中、アツいな…。」 下腹部に力を入れて、締めてみる。 「あ、ちょっ、あかん、、」 『気持ちいい？』 「いいけど、あかんって、、」 『なんで？』 「イッてまうから、あかん。」 そう言うと、ゆっくりと揺らし始める。

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【12】 揺さぶられると、今度は私の方が余裕がなくなる。 ゆっくりと揺らしながら、話すのが好きなんだね。 「ずっと挿れてたいねん。すぐイッたらもったいないやろ？」 『ん…そうやけど…。』 でも。 そこを刺激されたら、イキたくなるよ…？ 堪らずに腰を動かしてしまう…

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【13】 「しゃあないなぁ。」 そう言うと、体制を入れ替える。 組み敷かれて、見下ろすその瞳だけで中から溢れ出てしまう。 「イキたいん？」 『ぅん//』 「一緒に、イく？」 頷くのと、深く突かれるのが同時だった。 「大好きやで？」 そう言いながら、速度を上げる。

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【14】 奥へ奥へとやってくる刺激で、いつも私を連れて行ってくれる。 『大、好きっ、ん、ぁ、イ、くっ…ッ』 たぶん、私が先に。 そのすぐ後に、忠義も。 「先に寝てもーてごめんな？」 『ほんまやん。』 「これからも、よろしく♡」 『こちらこそ…♡』 ちゃんと言えて良かった。