戦国好きでキドロ好きな腐女子が戦国キドロ妄想を拗らせた
- kankan_uma
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七条の方追放、斬首の引き金になったのはお桐様が妊娠している時の事件。 お桐の方の部屋の前の廊下に夜中蝋を塗って、部屋を出たお桐様を転ばせようとする。その時は丁度ローがいてお桐様を抱き留めることが出来たから良かったけど、顔面蒼白になるお桐の方と対照に扇子の下で笑みを浮かべる七条様。
2014-05-18 17:11:23証拠が無いから七条の方を咎めることは出来なかったけど、あれは七条の企みだと確信するロー殿。 キッド殿に相談するけど「決定的な証拠が無い限り公家である七条を追放するわけにはいかない」と、苦い顔。
2014-05-18 17:14:20そしてぎんしゃも言ってたロー毒殺未遂事件が起きる。 ロー殿お付きの忍びが気付いて服毒することは無かったけど、これで家中は混乱することに。 一方の七条の方はロー殿の器に毒を持った従女を井戸に突き落として殺してしまう。
2014-05-18 17:17:32毒殺未遂事件から数日経ったある日、城の外れの涸れ井戸に幽霊が出ると城内で噂が立ち始める。 それが「女の霊だ」とか「行方が分からなくなった七条の方様の従女に似ている」とか言われ始め、気が気でない七条の方。
2014-05-18 17:29:12ある日それがとうとうロー殿の枕元に現れる。 咄嗟に刀持って斬りかかろうとしたけど、幽霊はずっと泣いている。 「…何か遺恨でもあるのか」とロー殿が聞くと「ここは暗く、天は遠く、声も届きませぬ。涸れ井戸の中はまさに現世にありながら現世にあらざりけり」って言って消えてしまう。
2014-05-18 17:33:20次の日キッド殿と家臣達を連れて城の外れの涸れ井戸に向かうロー殿。 綱を下ろして家臣を向かわせ暫くして青い顔の家臣が上がってくると「お、居ります!!確かにこの屍、ロー殿が見たと仰られた幽霊と同じ着物を着ています!!」と報告が。 それを引き上げてみると七条の従女の変わり果てた姿が。
2014-05-18 17:38:35そして従女の手には引き千切った袖が握られていて、丸まったそれを開くと血文字で毒殺事件の主犯は七条様であるという事が書いてあって。 井戸に落とされ息絶え絶えになりながら自らの血で真実を書き遺した従女の亡骸にその場に居た全員が静かに手を合わせる。
2014-05-18 17:43:44この事はそこに居合わせた者とお桐の方だけに話されて、キッド殿は裏で動く。 まず七条の方の里に書状を送りつける。内容は「私の妻となった貴方様の娘が自らの従女(従女の名前も載せ)を手にかけました。これは正気の沙汰ではありません」といったもの。
2014-05-18 17:51:14京都の七条の屋敷で手紙を読んだ義父はその手紙に頭を悩ませる。自分の家中に人殺しが居ると知られては御家の恥と、悩んだ末に決断。「其れ(七条)は家を出て婿殿の女となった為、もう私の娘では無い。沙汰は婿殿に任せる」といった旨の書状をキッド殿に送る。七条の方は勘当されたことに。
2014-05-18 17:55:08そして京都から書状が届きそれを見ると思わず苦笑するキッド殿。 「流石は御公家様、娘の大事よりお家の大事を守ったか」って言い、まさか勘当までするとはと溜息をついて書状を手に家臣とお桐の方とロー殿が待つ部屋に。
2014-05-18 17:58:37書状を見せて七条の沙汰を話し合う。 「追放すべき」だとか「髪を剃らせ尼にして寺に閉じ込めるべき」だとか言う中、ロー殿がハッキリと「七条の首を跳ね、城下にて晒せ」と言い放つ。 シン、とする中お桐の方が「どうか、どうかそれはお止めに。あまりにもむごすぎまする」と止めようとする。
2014-05-18 18:02:58ロー殿は「あの女狐はお前の腹にいる子を殺そうとした。もしあの場に俺がいなければ腹の子、いや、お前まで死んでいたのかもしれないのだぞ!?」って声を荒げるとその時を思い出して咄嗟に大きくなったお腹を摩るお桐の方。 家臣がロー殿を宥めていると、キッド殿が口を開く。「七条を、斬首に処す」
2014-05-18 18:06:16そしてその日の内に武装したキッド殿、ロー殿、家臣達が七条の方の為に造られた離れを取り囲み、七条の方をはじめとする従女一同を捕まえる。 「あまりにも無体な、私が何をしたと」と嘆く七条に、血文字が書かれた亡き従女の着物の袖と七条屋敷から届いた書状を見せて家臣が読み上げる。
2014-05-18 18:10:51顔面蒼白になる七条の方。それを冷め切った目で見つめるロー殿。 「ど…どうか、ぁ、い、命だけは…お救いくださいませ…」って命乞いする七条の方を家臣が押さえつけ俯かせて項を晒させる。 ひぃぃ、ってガタガタ震える七条を見ながらゆっくりと刀を抜いてローが近付き、白刃を振り上げ、
2014-05-18 18:24:51「…気を楽になされよ。なに、すぐに終わります」って言い刀を振り下ろす。 悲鳴を挙げる間も無く七条の首が白洲の上に転がっていく。 それに続いて従女たちも家臣が次々に斬っていく。
2014-05-18 18:27:11七条の方とその従女たちの血で白州が真っ赤になる。庭の小さな白い雪柳の花にも鮮血が飛び散っている。 目を見開いたままの七条の首を見て刀の血を払い、鞘に納めると何も言わずにその場をあとにするロー殿。
2014-05-18 20:49:53首は結局晒されることは無く、寺の墓に埋葬されることに。 キッド殿は七条の屋敷に事の次第の報告すべく書状を送ったけれど、返信は無し。使者も無し。 朱雀千代も一応母親が亡くなったとは聞かされるけれど、まだ死の概念が無い年の為理解できず普段通りに過ごす。
2014-05-18 21:17:25するとぎんしろ先生もお桐の方生存ルート、更にはお桐の方とロー殿の馴初め話を投下してくださる。
神よ。
お桐の方様の生存ルートをって昨日イプで言われたけど、大砲が城にあたって火が燃え広がろうとしてる時にローが馬に乗って駆けつけて敵国の相手なぎ倒しながら城の中走り回って。そんで死のうとして抵抗するお桐にキスして「お前が死んだら俺の面倒は誰が見る…!」ってお桐を抱えて逃げる。しかない。
2014-05-18 15:51:55「ほんに……ほんに貴方様は世話の焼けるお方ですね…」ってローの腕の中でボロボロ泣いて家臣とか忍びたちに護られながらキッドの城に逃げるしかない。
2014-05-18 15:54:36お桐の方様農村育ちの方であって欲しいなぁ。小さい頃ローが父に連れられ鷹狩りにきた時に出会って欲しい。城の外に滅多に出ないローにとって初めての友として仲良くなって、15になるまで度々村を訪れるってとこから始まるの。
2014-05-18 18:37:11ローが農村の娘に現を抜かすのを見兼ねたローの父が村を襲撃するようこっそりと裏で案を立てて数日後に実行される。村から火の手があがってることに気づいたローが父の家臣たちの手を振り払って馬を走らせて。 「ロー様危のうございまする!城にお戻りを!」って村に現れたローに兵士たちが止めに入る
2014-05-18 18:43:20「今すぐに撤退せよ!これは俺の命ぞ!聞けぬのならお主らの首を跳ねる!!」って刀抜いて叫んで。その殺気に押された兵が押し黙る。で、お桐を探すんだけど、見つけた時お桐の前に横たわる2つの遺体があって、それがお桐のまだ小さい弟達だったっていう…。泣き崩れるお桐をみて膝をおるロー。
2014-05-18 18:51:31