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無茶苦茶なフリーチベット批判へのツッコミ&当時からのフリーチベットの懐古

タイムラインで2008年のフリーチベット運動に対する無茶苦茶な批判を見かけたので、かつてそれなりに熱心に関わっていた立場からツッコミを入れてみた。 また、それだけで終わるのもどうかと思ったので、私の視点から見た2008年以来のフリーチベット運動について、簡単に懐古してみた。
国際 チベット問題 フリーチベット 人間のクズの方便
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瀬川深 Segawa Shin @segawashin
北京五輪の時、やたらにフリーチベットが盛り上がっていたけど、(そりゃチベットの人権問題は深刻だけどさぁ……)と思いつつまるで同調できなかったのは、中国叩きの方便でしかないのが透けて見えたからですね。それが証拠に「チベット難民を日本で受けいれるべき」なんて主張は全く見かけなかった。
瀬川深 Segawa Shin @segawashin
もう一つ言うと、そんなに中国の少数民族問題について深刻に考えるならチベットウイグルモンゴルの他に「朝鮮族を独立させるべき」があっていいはずなんだけど、まずこのご論も見ないですね。正義めいたものを掲げても、至るところにほころびが見えるばかりで。 @segawashin
緑城雄山@美味しいお米通販してます♪ @midorinojou
前RT2つ。フリーチベットに参加した身として業腹に感じるものがあったので、逐一ツッコミを入れておきたい。まず、フリーチベットを叫ぶ人々の一部に、それを中国叩きの方便としてやっている層がいたのは事実であるし、たまたま目にしたフリーチベット運動がそう言うものだった可能性はあるだろう。
緑城雄山@美味しいお米通販してます♪ @midorinojou
(承前)しかし、大部分のフリーチベット者はチベットの惨状を何とかしたいと願って参加したのであり、決して中国叩きが動機ではない。また、重大な人権弾圧を犯した国が国際社会で批判されるのは当然であり、氏の言い草だとユダヤ人弾圧に対するナチスドイツへの批判も単なる「ナチス叩き」となる。
緑城雄山@美味しいお米通販してます♪ @midorinojou
(承前)そして氏の論で一番おかしいのは、「チベット難民を日本で受け入れるべき」と言う主張が見受けられないことを、フリーチベットが中国叩きである証拠としている事である。そもそも、当のチベット人達が日本に対してそんなことを望んだりはしていない。
緑城雄山@美味しいお米通販してます♪ @midorinojou
(承前)フリーチベットの運動の中には在日チベット人達やダライラマ法王日本代表部事務所も関わってきているわけだが、寡聞にして彼らから「チベット難民を日本で受け入れられるように運動して欲しい」という言葉を聞くこともなければ、そういう空気を感じることもなかった。
緑城雄山@美味しいお米通販してます♪ @midorinojou
(承前)ちなみに、ダライラマ法王日本代表部事務所HPのチベット支援のページにおいても(http://t.co/XL8cA5623d)、チベット難民の子どもへの教育支援(里親)については触れられていても、難民受け入れの運動については全く触れられていない。
緑城雄山@美味しいお米通販してます♪ @midorinojou
(承前)あの時、日本における、そしておそらく世界中におけるチベット人とその支援者が望んでいたことは、自国の影響力で、あるいは国際社会の影響力で、惨憺極まるチベットでの弾圧をそれ以上やらせないよう中国を制止することであって、「難民受け入れ」などそもそも傍論にもなりはしないのだ。
緑城雄山@美味しいお米通販してます♪ @midorinojou
(承前)そもそも、いくらカトマンズあたりから難民を受け入れたところで、ナンパラ峠での惨劇のように難民がカトマンズにたどり着く事さえ困難な状況なのであり、元凶であるチベットでの民族弾圧を止めなければどうしようもない話なのである。
緑城雄山@美味しいお米通販してます♪ @midorinojou
(承前)もう一つ、氏は「そんなに中国の少数民族問題について深刻に考えるならチベットウイグルモンゴルの他に「朝鮮族を独立させるべき」があっていいはず」と書いているが、意図的にか無意識にか、氏は「チベットウイグルモンゴル」と「朝鮮族」の状況の違いをスルーした上で論旨を捻じ曲げている。
緑城雄山@美味しいお米通販してます♪ @midorinojou
(承前)チベット、ウイグル、南モンゴルにおいては少数民族が民族として弾圧されているが、朝鮮族が民族として弾圧されているという話は寡聞にして聞いたことがないし、ネットで検索してもそれらしい話は見当たらない。
緑城雄山@美味しいお米通販してます♪ @midorinojou
(承前)それに、問題は少数民族の独立についてではなく、少数民族が民族として弾圧されていることにあるので、氏のように弾圧されている事実が見受けられない朝鮮族を引き合いに出してくるのは、フリーチベットへの論評としてはお門違いもいいところである。
緑城雄山@美味しいお米通販してます♪ @midorinojou
(承前)要は、氏のフリーチベットへの論評は大半が実情に触れていないが故の空理空論(にさえなっていないもの)であり、氏の言葉を借りるならば、「したり顔で持論を述べても、至るところにほころびがみえるばかりで」と言うことになるだろうか。
緑城雄山@美味しいお米通販してます♪ @midorinojou
さて、人の論評を批判ばかりしていても仕方の無いところであるし、それなりにフリーチベットに関わってきた立場として、懐古も兼ねてフリーチベットについて振り返ってみたい。まぁ、いわゆる総括というやつね。
緑城雄山@美味しいお米通販してます♪ @midorinojou
フリーチベットの運動が一気に大きくなったのは、2008年3月、北京五輪を前にしてのチベット人達の抗議行動が中国の武力によって弾圧されたとのニュースが入ってきてからと記憶している。そして、北京五輪の開始前までが最盛期であったように思う。
緑城雄山@美味しいお米通販してます♪ @midorinojou
(承前)一口にフリーチベットといっても、そのモチベーションは様々で、元々ダライ・ラマ法王やチベット仏教などに親しんでいた層、あまりの弾圧にそれを止めさせたいと願った層、そして「中国叩き」のネタとして使った層もやはりいた。
緑城雄山@美味しいお米通販してます♪ @midorinojou
(承前)これらは統一された指揮系統のもとにあったわけではなく、各自が独自に運動を行っていたが、特に「中国叩き」に使った層に対して、その言動が酷いものであったため、人権の問題として取り組んだ層からは嫌悪されたりもしていた。
緑城雄山@美味しいお米通販してます♪ @midorinojou
(承前)そうして五輪前まで盛り上がっていたフリーチベットの動きだったが、やはり五輪が始まってからは世間の話題はそちらに持っていかれることになり、やや下火になっていったように感じられた。しかし、この後の国内での2つの事件が、チベットのことを人々の意識からかき消していった様に思う。
緑城雄山@美味しいお米通販してます♪ @midorinojou
(承前)1つは、2009年の総選挙と政権交代。もう1つは、2011年の東日本大震災。この2つの大事件に人々の関心はそちらに向かっていったが、身近に大事件が起こっているのに、遠い国のことに関心を持ち続けるのはよほど強く関心を持っていない限り無理であり、当然といえば当然であろう。
緑城雄山@美味しいお米通販してます♪ @midorinojou
(承前)私自身は転職や転居でフリーチベットに関わる余裕をなくしてしまったが、もちろん今でもフリーチベットに関わっている人々はいる。2008年当時よりは人々の監視は薄れたが、おそらく2008年以前よりはその人数は多いはずだ。
緑城雄山@美味しいお米通販してます♪ @midorinojou
(承前)しかしながら、今後チベット問題が2008年当時のレベルまでに人々の関心を集めることは、それ相応の大事件が起こらない限り(そしてそれ相応の血が流れない限り)ありえないだろう。フリーチベットに関わる諸団体には、そうした状況に対応した活動を期待したいと思う。

コメント

キカイザー @kikaiser 2015年9月13日
フリーチベットを批判する奴は真の平和の敵
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