もう誰かやってるかなー
エドワードは未成年だったろうしある種の正当防衛なので刑期は短いと思うんだ だからエドワードが出所すると決まった時に、折紙センパイはバーナビーさんに相談する「バーナビーさん、お願いがあるんです」「どうしたんですか?センパイ、改まって」「あの…ライアンさんの連絡先を知りませんか?」
2014-05-16 21:40:21「ライアンの連絡先?」「はい…」エドワードはヒーローになりたがっていた シュテルンビルトではそれを叶える事は今の段階では不可能だ だか、他の場所でなら… エドワードの夢は叶うかもしれない それに…エドワードがヒーローになる それは僕の夢でもあるのだから
2014-05-16 21:42:45ライアンの連絡先を聞いて、勇気を振り絞って連絡するイワン君 事情をライアンに話し、可能な国があるかどうかを尋ねる「あー、あそこなら平気だろうな、オレ様が前にヒーローやってやってたトコ」「教えてください!」「イイけど、ヒーローになれるとは限らないぜ?」「…少しでも可能性があるなら」
2014-05-16 21:46:19そんで色々ありつつ、出所前のエドワードに会いに行き、彼がヒーローになれる可能性のある街の話をする 提案に驚きながらもイワン君の気持ちを嬉しく思うエドワード 「だってエドワードはきっとすごいヒーローになれると思うんだ 」
2014-05-16 21:50:02エドワードが無事刑期を終え、準備を整えてライアンの言っていた国に旅立つ 空港にはイワン君が見送りに来ていた お互いに泣き笑いのような顔で握手を交わした時にイワン君の腕からビープ音が「ほら!行けよヒーロー!」「エドワード…」「俺は大丈夫!行けよ!お前はヒーローなんだ!」
2014-05-16 21:54:11「いつか俺も、ヒーローだと胸を張ってまたここに帰ってくるよ」微笑むエドワードに背中を押されてうなづくイワン「待ってる!待ってるよ、エドワード!」手を降りかけ出して行くイワンの頭上をヒーローTVのヘリが旋回して行く「ああ、待っててくれよ、イワン」
2014-05-16 21:57:35静かにつぶやいて搭乗口に向かうエドワードが見上げた先には、空港の大きな窓越しに見える真っ青な空 飛行機が白い羽をキラリと光らせて幾つも飛び立って行く と言うようなのを思いついた もう誰かやってるかなー
2014-05-16 21:59:50