1stシーズン・ルドルフ公演のDVD鑑賞中より
「テニスする」という表現を、音楽に乗せてテニスのモーションを再現することでダンスにしたイメージの時代から、圧倒的な運動量と汗とでテニスする「体」を現出させた迫真性の時代へ
2014-05-13 12:14:55さっきのツイート、テニミュが表現する「テニス」が変化してきているという発見、自分の中ではものすごかったんだけど!? そうでもない!?
2014-05-13 12:34:18テニミュにおける「テニス」の表現の変化って、単にダンスのレベルが上がったから/キャストの平均年齢が下がって体力が違うから、みたいな話にはしたくなくて、観客の見方の変化とも関連してるんじゃないかなと
2014-05-13 12:43:53テニミュの初期って「ミュージカル『テニスの王子様』」を観ようと思って足を運んだ人ってほぼいないはずで、ほとんどの人が「『テニスの王子様』がミュージカルになるらしいから行ってみよう」だったと思うから、観に行く人は既にそれぞれの『テニスの王子様』というイメージを持った状態で舞台を見る
2014-05-13 12:53:10ことになってたんだと思う。 初期のテニミュは、実際のテニス(というスポーツ)に近づけるというよりは、観客にイメージさせてそこに「テニス」を見出してもらうような姿で成立していたのではないか。初期の「テニス」表現と漫画原作舞台黎明期の観客の見方がうまくハマった事例に思う。
2014-05-13 13:00:10「テニミュというもの」が定着してくると、私のイメージと合致するかどうかという見方よりも、舞台上で表現されていることそのものに着目するような見方もでてきたのかな、と考えている。例えば「○○は××しない!」は前者だけど「××しない人だと思ってたけどするんだな」というのは後者、みたく。
2014-05-13 13:26:38あるいは、テニミュが躍進した10年間というのはライブエンタメがどんどん強くなっていった10年間でもあり、そういう観点からしても「いま」「ここ」で起こっていることに強く関心が向くようになるのは自然な流れにも思う。
2014-05-13 13:30:24抽象性の高い「テニス」表現で観客それぞれのイメージの差異を包括していたところから、ただひとつ確かにそこにある身体性のリアリティを持ってキャラクターが実存することのなんちゃら
2014-05-13 13:42:46