5/21開催 村上裕一×東浩紀「アイロニーは国を滅ぼすのか? —— 『ネトウヨ化する日本』刊行記念」 @murakami_kun @hazuma に関するつぶやき
明後日のこのトークショ−、たぶん馴れ合い対談になるだろうと推測しているひとが多いのだろうけど、ぼくは若手とは思想が違うし、最近のオタク興味ないのでけっこう論点出てくるはず。→ 村上裕一×東浩紀「アイロニーは国を滅ぼすのか? 」 http://t.co/EKMctwAgih
2014-05-19 15:07:52ところでそういえばこのあいだあるひとから。「ゼロアカとか若いひとはゲンロンカフェに行くと東さんに潰されると思っているんですよ、だから来ないんですよ」と諫められたけれど、そんなふうに思う若手批評家って批評家なんですかと素朴に思った。
2014-05-19 15:09:26明後日の村上裕一さんには、ぼくに噛みついたりしてきてほしい。(と東さんが記すこと自体が抑圧だ、とか面倒なこと言うのではなくて)
2014-05-19 15:12:07明後日に備えてなんとなく書いておこうかと思うのだけど、ぼくは二次創作文化って限界迎えていると思うのよね。(←ええっw 自分でツッコミ)
2014-05-19 15:20:49二次創作とは基本的に原作(オリジナル)のコピー。しかしコピーであるがゆえに原作の作品世界を拡げる/変えられるところに、おもしろさもあったし批評性もあった。原作との緊張感もあった。それはエロパロだってかわらない(エロこそ緊張感があるとも言える)。
2014-05-19 15:22:29二次創作には力があった。70年代から90年代にかけ、日本ではコンテンツの震源地が徐々に原作から二次創作へと移っていった。そこまではいい。しかし2000年代以降は二次創作があまりに一般化し、原作との緊張感を失うことになる。となると残るは「だれでも表現者になれる幻想」の世界。
2014-05-19 15:27:11むろん「だれでも表現者になれる幻想」も悪いわけではない。ただそれは「だれでも子どもの運動会はおもしろい、友人の演劇は観に行く、同僚のカラオケは褒める」ていどのものにすぐに堕していくわけで、金儲けには有望だけどコンテンツの震源地にはならない(カメラは売れるが写真の質は関係ない)。
2014-05-19 15:29:49この点で、村上裕一やさやわかが「コンテンツの自給自足」状況を高く評価するのはぼくは同意できない。それは単に「みんな子どもの運動会がいちばん楽しいよね!」という状況を肯定しているにすぎず、コンテンツの放棄だと思う。ネトウヨとは関係ないが、明後日のトークはこここそ焦点にしたい。
2014-05-19 15:33:23……とかいうことを、大塚英志氏の角川ドワンゴ合併を腐す文章を読んで考えました。大塚さんが言っているのは、要は、春樹はまだ二次創作の支援者だったけえれど、歴彦は運動会でカメラ売るビジネスのひとで、だからドワンゴと同じなんだってことですよね。それはまったく正しいと思った。
2014-05-19 15:35:02ちなみに最後につけくわえれば、そんなぼくの娘の運動会が今週末に迫ってますが、娘3年生にして、コンテンツ重視のぼくはもう運動会には飽きてきてますw あれに情熱燃やし続けられる親は偉いわ。。
2014-05-19 15:36:13ツイッターやフェイスブックに囲まれているいま、作品を作るのは親戚や友人に褒められるためではない、というかひとはそもそも親戚や友人と仲良くできないからこそ作品という時間を超えるものに自分を託すのだ、というあたりまえのことを確認したいきもちになっています。
2014-05-19 15:41:41