【ダウトミュージック作品紹介】

沼田 順 @cisumtbuod

【ダウトミュージック作品紹介】２、３日に一度、全てのダウト作品をファースト・リリースから全て140字以内で紹介しようと思い立ちました。まだ聴いてない人は買ってね。今日は３作品。

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【ダウトミュージック作品紹介】dms-101　大友良英／ギター・ソロ ダウト初のCD。大友にとってもギター・ソロの公式盤の初CD。ある意味一曲目は衝撃。これまでの大友のパブリック・イメージを覆すもの。アコギによる楽曲とエレキによるノイズ／インプロを交互に配したロング・セラー。

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【ダウトミュージック作品紹介】dmf-102　ONJO／ONJO 大友良英率いるオーケストラ第一弾。ヴォーカリストにカヒミ・カリィ、浜田真理子を迎えた意欲作。あらゆる音を組織化し繊細なオーケストラに仕立て、かつPOPに聴かせるという大友の才能全開、必聴盤！

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【ダウトミュージック作品紹介】dms-103　マッツ・グスタフソン／カタパルト 「オレのバリトンの音でグラスを割ったこともあるぜ！」と豪語するマッツのバリトンサックス無伴奏ソロ。全て作曲された作品だがマッツの有り余る気合いとテクニックで物凄いことになって〼。是非お聴きください。

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【ダウトミュージック作品紹介】dms-104　梅津和時／ショウ・ザ・フロッグ 全編バス・クラリネットによる無伴奏ソロ。ジャズのスタンダード、オリジナル、民謡まで、ある時はシリアスに、ある時はとぼけた感じで、変幻自在な表情を見せる梅津氏のバスクラ使いは流石の一言。未聴の方は是非！

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【ダウトミュージック作品紹介】dmf-105　アンドリュー・ディアンジェロ／モータナ・ウィズ・プライド ゲイを公言した知る人ぞ知るNYのサックス奏者によるサックス＋ギター＋ドラムのトリオに、更にドラム（と叫び声）を加えたハードでタイトな一品。この疾走感とグチャグチャ感はサイコー！

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【ダウトミュージック作品紹介】dmf-106　加藤英樹／グリーン・ゾーン 加藤英樹（b）、大友良英（g）、植村昌弘（ds）によるヘヴィーでダークなロック。グラウンド・ゼロの初期メンバーの３人とはいえ、このグルーヴ感は独自のものだ。フル・ヴォリウムで聴いていただきたい。

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【ダウトミュージック作品紹介】dms-107　巻上公一／月下のエーテル ヒカシューでおなじみ、巻上公一のヴォイスとテルミンのみによるソロ・アルバム。インプロヴァイザーとしても卓越なパフォーマンスを展開する巻上の本領発揮・面目躍如の名盤！ ジャケも秀逸、一家に一枚盤。

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【ダウトミュージック作品紹介】dmf-108　ONJO／アウト・トゥ・ランチ E.ドルフィーの同名タイトルの現代版カヴァーというコンセプチュアルな一枚で、大友が注目したのはそのテクスチャーと、音の音の関係性。お持ちの方も多いと思いますが、その辺を注目して聴いていただきたい！

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【ダウトミュージック作品紹介】dmf-109　Altered States／ブラフス２ 世界最強の即興トリオによる大傑作！とにかく大傑作、というかアルタードに関してはライブも常に世界最強レベルなので何を言っても言葉にすると空しいのですが一言だけ「とにかく聴け！」。内橋ナスノ芳垣。

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【ダウトミュージック作品紹介】dmrp-110, 111　高柳昌行ニュー・ディレクション・ユニット／アクシス part 1, part 2 高柳、井野信義、森剣治、山崎弘による'75年ライブ録音２枚の復刻盤。集団投射、漸次投射というふたつのコンセプトでプレイされる迫真の（続く）

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【ダウトミュージック作品紹介】dmrp-110, 111　高柳昌行ニュー・ディレクション・ユニット／アクシス part 1, part 2 （承前）即興芸術。もはや「ジャズ」を超えた広大で深淵な音が押し寄せる。今でも通用する普遍的な演奏と言える。Part 2は品切れ中です。

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【ダウトミュージック作品紹介】dmf-112　吉田達也＋今堀恒雄／テリトリー 空間を埋める吉田と空間を作る今堀の一騎打ち。即興半分、作曲半分。各々に吉田色、今堀色が濃厚に現れた大傑作！ 作曲ものは双方のアイデアをファイル交換により制作、この手法は第二弾『dots』へと継承される。

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【ダウトミュージック作品紹介】dmh-113　高柳昌行ニュー・ディレクション・フォー・ジ・アート／『涙』完全版 '71年三里塚・幻野祭で観客のブーイングの中敢行された演奏を完全収録（当時のLPはほんの一部）。このトリオ（高柳、森、山崎）のスピード感は特筆すべきものだ。現在品切中。

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【ダウトミュージック作品紹介】dmh-114　グラウンド・ゼロ／ライブ 1992 + ごく初期の未発表ライブに、ファーストアルバムのアウトテイク２曲を加えた貴重な音源。大友、加藤、植村に加え広瀬淳二、ヤマタカEYE（当時）が参加。過激なカットアップと当時の空気感をご堪能ください。

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【ダウトミュージック作品紹介】dmf-115〜116、dmf-117〜118　ONJO / LIVE vol.1（series circuit）&vol.2（parallel circuit） 大友良英率いるONJO（大友ニュー・ジャズ・オーケストラ）の集大成とも言える（続）

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【ダウトミュージック作品紹介】ONJO / LIVE vol.1（series circuit）& vol.2（parallel circuit） （承前）ライブ二枚組 X ２セット。東京、ベルリン、京都、名古屋でのONJOの演奏の軌跡を凝縮し（といってもかなりの量）、かつ（続）

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【ダウトミュージック作品紹介】ONJO / LIVE vol.1（series circuit）& vol.2（parallel circuit） （承前）バラエティに富んだ内容だ。曲想はバラバラに聴こえるが通底する一貫した大友の意思を、そこに聴き取っていただきたい。必聴！

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【ダウトミュージック作品紹介】dms-119　大友良英／２台のギターと２台のアンプによるモジュレーション 文字通りのエクストリームなサウンドが全面展開する問題作。「気持ちよい」という人と「気持ち悪い」という人に分かれます。フィードバック音とモジュレーションによる平衡感覚喪失感。

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【ダウトミュージック作品紹介】dmf-120　吉田達也＋今堀恒雄／ドッツ 前作『テリトリー』完成後、あまりの面白さにすぐに準備を始めて完成したセカンド。二人のファイル交換は前作以上に頻度を増し夥しい加工が加えられ、結果として物凄く濃いものとなった。満腹感とやり切った感この上なし。

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【ダウトミュージック作品紹介】dmf-121　ナスノミツル／前編〜 一度オクラ入りになったものに若干手を加えた1998〜1999年の録音がついに日の目を見た！ 名盤です。名盤なんですが売れてません。何故だ？ 何故皆これを聴かぬのだ？ と、（続）

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【ダウトミュージック作品紹介】dmf-121　ナスノミツル／前編〜 （承前）世の中を呪いたくなるほどの、内容の良さと売れ行きのギャップ。鬼怒無月、大友良英、サム・ベネット他参加メンツも超豪華。お願いですから買ってください。今からでも遅くはないです。内容は保証します。（了）

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【ダウトミュージック作品紹介】dmf-122　ブラックシープ／ブラックシープ 吉田隆一率いるブラックシープのデビュー・アルバム。リズム隊なし、bs（吉田隆一）＋tb（後藤篤）＋p（スガダイロー）のトリオ。この編成は実にバランスが良く、楽曲も素晴らしい。永遠の名盤と思ってる。

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【ダウトミュージック作品紹介】dmf-123　ナンバジャズ／鉄砲 山本精一＋芳垣安洋のテレパシックで奇跡的な即興演奏を厳選して一枚のアルバムにまとめたもの。ユニット名がナンバジャズとはいえジャズでは全くないので安心してご購入ください。聴く度に新たな発見があるスルメな盤！

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【ダウトミュージック作品紹介】dmf-124/125　今井和雄トリオ／ブラッド スタジオ公開録音されたCDとDVDの二枚組。伊東篤宏、鈴木學のノイズ群から立ち上がるギター、もしくはギターから立ち上がるノイズ。どちらに焦点を当てるかで聴こえ方が変わるコンセプチュァルなユニット。