建築家・藤村龍至さんによる国立競技場、代々木体育館探訪(2014.05.22)

建築家、藤村龍至さんによる国立競技場と代々木体育館についてのつぶやきのまとめです。
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Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura

コンコースのブリッジ。官僚的な国立の建築で唯一コンセプチュアルだと思う。 pic.twitter.com/cdaN4L84CY

2014-05-22 09:59:26
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Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura

隣の明治公園。アーチがここまで飛んでくる。 pic.twitter.com/Jvka5tbrJo

2014-05-22 10:01:00
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Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura

曲線が集まってできた空間なんだなと改めて。 pic.twitter.com/CyAexad6Da

2014-05-22 14:10:11
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Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura

今日再び国立競技場と代々木体育館を見て、スタジアムは動線と構造なんだなと。

2014-05-22 21:00:37
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura

それにしても国立競技場って見れば見るほど凡庸な建築。構造も動線の解き方もたいした工夫がなく、講評会にはまず選ばれないw なのになんであんなに大挙して見学や取材が押し寄せているんだろう。同潤会といい、国立といい、凡庸な建築ほど愛される。

2014-05-22 21:06:22
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura

それに引き換え代々木の美しさといったら。代々木の両体育館をつなぐコンコースは国立のと似ているが印象がまるで違う。ただし、代々木は両方とも暗幕が固定されており暗転して音楽をガンガン鳴らすレンタルイベントスペースと化している印象。

2014-05-22 21:14:57
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura

国立の聖火台から見ると背後に新宿の超高層ビル群が見え、新宿三井ビル建設時に起こった「巨大建築論争」(1974)が神宮外苑で再演されていることに思いを馳せるなど。

2014-05-22 21:19:30
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura

今日国立で職員の方と話していてなるほどと思ったこと。日本とヨーロッパでは芝生に対する考え方が根本的に異なるという。ヨーロッパでは芝生は消耗品のような考え方で、はがれたら張り替える。日本は全体を時間を掛けて育てるという考え方があり、生育環境にこだわる。企業の雇用の考え方と似ているw

2014-05-22 21:40:29
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura

芝の生育環境にこだわるためにコンサートなどでの利用は限られ、スタジアムを南北方向に向けるなどあり方を大きく決める。新国立は全面屋根付きなので生育環境はかなり悪くなるため、芝の管理に対する考え方をヨーロッパ式に変える契機になるのではということ。

2014-05-22 21:43:55
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura

確かに「私がこのスタジアムの芝を丁寧に育てています」という誇らしげなおじさんが出てきたりするとそれはそれでとても素晴らしいことだけど、どこか日本的だなと感じる。

2014-05-22 21:54:36