五月の東レSS祭り

らん @ranfuyutsuki

幼女はキスよりも強し - Privatter privatter.net/p/277998 　すず先輩が夜叉丸にキス…？　ゆらゆらさん（@yulyer ）とゆずみさん（@yousa87 ）からリプいただきました　#東レＳＳ祭り

らん @ranfuyutsuki

「鈴鹿」と父の呼ぶ、この名前が嫌いだった。名前はこの世界で最初に与えられる呪。名前を呼ばれるたび自分が父の所有物であると思い知らされた。けれど兄が、ソハヤが、そして新しく出会った仲間たちが少しずつその呪を変化させていく。今、自分の名前が彼女は嫌いじゃない。　#東レSS祭り

らん @ranfuyutsuki

夜の街を歩く（春夏） - Privatter privatter.net/p/277531　やぶさん（@yab138）からもらったお題で #東レSS祭り

ゆの @petigawara2

冬児といると女の子がきゃーきゃー煩い。「あんた、黙らしてきなさいよ」「どうして俺が。勝手に騒がれてるだけだろ」「うっさい」女の子たちに幾つか言葉をかけると静かになった。「何て言ったのよ？」「俺、これから告白するからちょっと静かにしててくれないか」「もぐぞ★」#東レSS祭り

ゆの @petigawara2

小さな頃に好きだった男の子は好きな女の子がいて、その女の子も彼が好き。私は二人が好きになっていた。 本当に二人が幸せになってほしいと思うのに、時々胸が痛むのはどうしてだろう。 星読みは自分の星は読めない。 #東レSS祭り　京子いいよね。

眠い @8kumo_Mendo

殺し合い、をしている。友人と。ヘヴィだ、と思うが人生なんてのは往々にして重いものだ。特にこんな世界じゃあ。枷は増える。戦いたくない人間に刃を向ける。そら白髪も増えるわ。大人にはなりたくないもんだと笑えば、そうだなとあの明るい声が聞こえた気がした。無論幻聴である。#東レSS祭り

jorm涙花 @jorm8

「どうやら今回は僕の勝ちみたいですな？」荒い息を吐きながら、頬を伝う汗もそのままに啖呵を切った。対する相手は「負・け・越・し・フゥー！」足を交差し両手を高くぴしりと挙げると、そのまま崩れ落ちた。何かをやり遂げた時にのみ浮かべられる、充足した笑顔を張り付かせたまま #東レSS祭り

ゆの @petigawara2

「キス、好きか？」心臓が跳ねる。「ははは、春虎君？そ、そういうのはまだはやんじゃないかなぁ」怪訝そうな顔で顔をかく春虎。一拍おいて真っ赤になる。「そ、そういう意味じゃないって」「そう」私ばかりどきどきするのは何だか癪です。「春虎君だったらキス、してもいいですよ」　#東レSS祭り

ゆの @petigawara2

「春虎」潤んだ瞳で見上げる鈴鹿に不覚にもときめいた。「いや、待てこれは罠だ」夢の可能性もある。「あの時はありがとね」デレたー？！ツンデレの破壊力とはこれかと納得するも恐ろしい落ちを想像してしまう。「夢か」何故か翌日鈴鹿にきっつい蹴りを食らった。夢？現実？　#東レSS祭り

眠い @8kumo_Mendo

想定外、というか予想外だ。「どうしたの？」「いや別に、」冷奴をつつきながらつい苦笑する。まさかまさかだ。この俺がこんなお人好しの眼鏡とサシで飲む日が来るとはね。まァこいつ自身も中々予想外な人物ではあるのだが。「人生何があるかわかんねーな」「おっさん臭いよ冬児くん」 #東レSS祭り

眠い @8kumo_Mendo

嘘は得意でないと思っていたが存外そうでもないらしかった。格下に思わせること。相手の余裕につけこむこと。……ビルの隙間、都会の喧騒を避けるように歩を進める。一歩間違えればすぐに奈落、そんな道を天馬は駆ける。桃色のリボンと烏を纏った虎。大丈夫、磁石はいつだって北を指す。#東レSS祭り

らん @ranfuyutsuki

ふらっと考えて書こうと思います。なんかお題縛りとくにないようでなに書くか考え中なので何かリクエストあったらどうぞ。（それどおり書けないかもしれないけど）#東レSS祭り

ゆの @petigawara2

やたら視線が合うのが鈴鹿は気に食わない。「お、どうした？」「何よ馬鹿虎の癖に」視線の先、鈍い春虎の横でにやにや笑う冬児。「その馬鹿をさっきから見つめてる奴がいたっけな」「知らないわよ馬鹿」「俺なら甘やかしてやるのになぁ」「ちょっと！あたしの頭撫でてんじゃないわよ」 #東レSS祭り

ゆの @petigawara2

「好きだったんだろ？」冬児の問いにまくし立てたのは鈴鹿だった。「別に気になるっていうか、弱っちいし。からかって遊んでただけよ！」「お前さ、本当に友達居ないだろ」「はぁ？！何それ」「あいつ、お前にも優しかっただろ」「……うん」「寂しいか？」鈴鹿はそっぽむきつつ肯定。　#東レSS祭り

ゆらゆら@華麗なる寝落ち @yulyer

「鈴鹿ちゃん、行こう！」一年前より精悍になった顔。眼鏡の癖に。「大丈夫、皆無事だよ」一番知りたいことを分かってくれる。眼鏡の癖に。「帰ろう、鈴鹿ちゃん」懐かしさと安堵を呼び起こす。眼鏡の癖に。眼鏡の癖に。眼鏡の癖に！「眼鏡ぇ……」涙が溢れた。 #東レSS祭り

ゆらゆら@華麗なる寝落ち @yulyer

大友がすり寄り唇を寄せる。こんな状況で？　総毛立つような悍ましい直感に従い、木暮は不安定な体を突き飛ばした。蒼白い顔、目の下の隈、濁る双眸――。「陣……！」絶望に声が軋む。大友はよろめき、離陸準備の出来ていたヘリに倒れこむ。腕がレバーに触れ、翼ある棺が飛び立った。 #東レSS祭り

ゆらゆら@華麗なる寝落ち @yulyer

「鈴鹿ちゃん、綿菓子食べる？」「鈴鹿、イカ焼きいるか？」「かき氷奢ってやるよ、鈴鹿」「鈴鹿ちゃん、りんごあめ、あーん」「鈴鹿さん、チョコバナナ……」「あんたらあたしのことガキかなんかだと思ってない!?」「全部受け取ってちゃ説得力ないぞ……」 #東レSS祭り

ゆらゆら@華麗なる寝落ち @yulyer

夢のようだった。「春虎さん、夏目さん……あたし、ただ二人と仲良くしたくって……意地悪してごめんなさい。これからは二人の言うことよく聞くわ……」しおらしく俯く鈴鹿。夏目と春虎は明るく笑い合う。「改めて宜しく、鈴鹿！」布団をかぶったまま、夏目は虚ろに笑った。夢だった。 #東レSS祭り

ゆらゆら@華麗なる寝落ち @yulyer

「春虎様。いかがなさいました」飛車丸が尋ねても、主は振り返らなかった。ホテルの液晶テレビを食い入るように見つめている。画面には軽やかに舞い飛ぶ青い燕。やがて春虎は笑いを堪えようと身を折った。「はは……すごいよ、天馬……！」飛車丸は目を逸らす。主の右目に光るは――。 #東レSS祭り

ゆらゆら@華麗なる寝落ち @yulyer

もっかいー。今夜 #東レSS祭り やるよー。一人でも決行するけど出来ればちょっとでも乗ってくれたらゆらゆらが五体投地するよー。九時頃始めたいけどゆるくいきたいし別にフライングしてもいいよー。

ゆらゆら@華麗なる寝落ち @yulyer

じゃあ今夜適当に東レSS祭り始めます。ハッシュタグは普通に #東レSS祭り で。媒体はなんでもオッケーにしときます。可能ならとぅげったーに挑戦してみたい(まだ使い方が分からない)。