エリュシオンキャンペーン第3話 GM:雨河童

日記が長すぎたから、ついでにまとめました。
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ねぼすけ @Nebosuque

@KappaRaincoat 今後はどうなるのん?ワンチャンうちに連れ込もうかと思うのだけどw

2014-05-26 00:48:24
ねぼすけ @Nebosuque

@KappaRaincoat じゃあ連れ込むw収入源がいない訳だし。何より好きって言ってくれたのが嬉しかったから。

2014-05-26 01:08:54
カバディ@がんばらない @Kabaddi666

お巡りさんこの人ですw QT @Nebosuque: @KappaRaincoat じゃあ連れ込むw収入源がいない訳だし。何より好きって言ってくれたのが嬉しかったから。

2014-05-26 01:15:50
ねぼすけ @Nebosuque

@Kabaddi666 @KappaRaincoat あれは単に出目がファンブルだっただけで……おや、こんな時間に神奈川県警が。

2014-05-26 01:25:41

最後にくたばってた人が

【ムラなく狂っている】チャウ(消去不可) @ruritaira

……にっき……かく……きゃんぺえんの……にっき……きゃらの……かくの……(ゆらゆら

2014-05-26 00:49:12
【ムラなく狂っている】チャウ(消去不可) @ruritaira

あのですね、キャンペーンのPC日記を書き始めたらですね、今日、ぼく、シリアスなシナリオやってきたはずなんですよ。NPCが死ぬかどうかの瀬戸際なシナリオやったはずなんですよ。書き始めた瞬間シリアスさんが息を引き取っちゃったんですけど、なんなんですかねこれ。ラブマゲドンってなんなん。

2014-05-26 01:17:07
【ムラなく狂っている】チャウ(消去不可) @ruritaira

今までガチシリアスな日記ぶちあげてたうちのナージャがギャグ時空に呑み込まれてるんですが。

2014-05-26 01:17:50

その日記がこちら。

10月10日(金)
明日、みんなに全部話そうと思う。もう、みんなに嘘をついているのは嫌だから。
……本当は、怖くてたまらない。もしみんなにも受け容れてもらえなければ……きっと、もう私はどこにも行けなくなってしまうから。
だけど、きっと大丈夫。みんななら、信じてもいいはずだ。
いってきます。明日、もっと良いことが書ければ良い。まだ、文化祭は終わっていないから。
私がまだ学校にいられたら、みんなと一緒にいられたら……目一杯、楽しもう。

10月11日(土)
あの、ラブマゲドンってなんなんでしょうか。
「初対面から貴方に決めてました」ってなんの話です?
なんだかよくわからないままカップルを作れって言われたんですけど……えるみ先輩、何考えてるんだろう。
ボタンを押し間違えたとかでミントがクゥちゃんとカップルになったり、リムルがアカリちゃんといっしょになったり。
っていうか、あの。最後に私にファイムさんかシンか選べっていうのは、その……これがあの有名な、イジメ……?
ファイムさんの顔、怖かったです。

夜はグリシーヌと少し話をした。私たちのことを、みんなに話してしまったことについて。
そう、話は出来た。みんな、ずっと嘘をついていた私のことを、友達だと言ってくれた。
だから、これでよかったんだと思う。私が天使と悪魔の混血児だと知っても、みんなは友達でいてくれる。
私たちを隣に座らせてくれる誰かは、いるんだ。
(かすかに文字が滲んだ形跡)ありがとう、みんな。

追記:リムルにも、みんなに隠していたことがあった。驚いたけれど、でも……こんな言い方は良くないのかもしれないけど、「そんなこと」で嫌いになったりなんて、出来ない。
もしかしたら私たちのことも、「そんなこと」なのかもしれない。
ありがとう、リムル。

追記2:そういえば、シグレはどこに行ったんだろうか。

10月12日(日)
昨日のえるみ先輩のイベントでカップル扱いされたまま、「チキチキカップルレース」なんてものに参加することになった。
シンと二人三脚しろって。えるみ先輩は無理だと思い込んでたみたいだし、シンも私を振り切ろうとしていたようだけど……私だって、これまでの私じゃない。置いていかせなんてしないし、置いていくこともない。
その後は、色々なシチュエーションを再現させられたけど……でも、おかげでシンに私の言いたいことは全部言えた。私が伝えなくてはならないことは、きちんと伝わったはずだ。

決勝戦で、ライカが乱入してきた。もう、ほとんど何もわからなくなっていたみたいだけど……でも、私は、絶対に取り戻してみせる。
今日はライカを止めることは出来たけど、そのまま逃げられてしまった。今度、会えたなら……その時は。

追記:校長先生と教頭先生がそういう関係だったなんて、知らなかったなあ。

追記2:ところで、えるみ先輩が顔を隠してシード枠っていうのはずるいんじゃないかな。ムヤもなにか言えば良いのに……。

10月13日(月)
ようやくみんなと一緒に授業に出られた。一人じゃないって、嬉しいな。
放課後、ライカがクゥを襲いに来ていたらしい。後で、クゥから聞いた。
ライカとコタロウ先輩は、あの瘴気の為に理性を失っている。
ライカに、これ以上道を踏み外させる訳にはいかない。今日はそうはならなかったけれど、明日はどうなるかわからない。
私は、絶対に逃げ出さない。

10月14日(火)
放課後、ファイムさんがヘリでやってきた。なんだかすごい人だ。
彼女が育ったという孤児院へ、ミントを連れて行くために来たらしい。家族に紹介したい、って。
私もわがままを言って、連れて行って貰うことにした。そこはあの人が、シンが居た場所のはずだから。
そこで私とミントは、シンの幻を見た。シンの過去を見た。
私も知らなかったシンの生まれ。シンが、私たちが救われる毎に悲しげな顔をしていた理由。

今まで、私たちはシンに救われてばかりだった。だけど、誰もシンを救ってはくれなかったんだ。本当の意味では。
一緒にいるだけでいいと、私は思っていた。それさえもシンの心を軋ませるなら、私は何が出来るだろう。
シンを本当に救うため、彼女が負った罪と責めを、どうすれば彼女は許せるだろうか。
今は、まだわからない。けれど……シンのおかあさんに、お願いされてしまったから。
Не заботитесь(ニェ・ザボーティティエチ)。気にしないで。
だって、シンは私にとっても、大切な家族だから。

孤児院の子供達は、私の互い違いの翼を綺麗だと言ってくれた。こんな私を、全く恐れずに受け容れてくれた。
やっぱり、私たちは誰かの隣に座れるんだ。誰もがそうではないかもしれない。でも、世界は絶望だけじゃない。
世界の人たちがあの子達のような、院長先生のような、暖かな人たちであれば。そんな暖かさに許された場所なら。

夜、グリシーヌをライカが襲いに来た。
きっと、グリシーヌの所へ来ると、思っていた。
ムヤとミントが手伝ってくれて、ライカを止めることは出来た。だけど、もう少しの所で手は届かなかった。
でも、大丈夫。あと一歩。あと一回。たったそれだけ。届かない距離じゃない。
私一人じゃ出来ないけど、私は一人じゃないから。
止めてみせるよ、ライカ。
だから、早く戻ってきて。

追記:弟バカって誰かに言われた気がする。気のせい?

追記2:ドロシーさんも危ない所だったらしい。リムルが救ってくれたらしい。
私たちは誰も、殺させない。

10月15日(水)
朝にまたグリシーヌをライカが襲いに来た。
やらせはしない。そう思っていたのだけど……やっぱり、私一人ではどうにもならなかった。
ライカの心はまだ残っていた。だけど、あと一歩が私には届かなかった。
届かなかった一歩を埋めてくれたのは、リムルだった。
リムルが何をしたのかは解らないけれど、気を失う前、確かにリムルが来てくれたのを、憶えてる。

倒れた私を心配して、ムヤがお見舞いに来てくれた。みそかれーうどんを持って。
……アニメだと、果物とか、オカユだった気がするんだけどな。
でも、朝から倒れていたおかげでお腹は空いていたし、食べて力をつけないといけなかったから、きちんと食べた。

夜、キャンプファイヤーをグリシーヌと二人で見ていた。
相変わらずグリシーヌは人気者みたいだ。グリシーヌは私もだっていっていたけど……そう、なのかな。よくわからない。

あの時、何があったのかはわからない。ただ、アカリがまるで人形のようになって、瘴気に満ちた世界が噴き出して……ライカとコタロウ先輩が来た。
みんなで力を振り絞って……限界まで、絞って。
やっと、やっと…(文字が滲んだ痕跡)…ライカに、会えた。ライカを、取り戻せた。
私だけじゃ出来なかった。ミントが、あの歌を歌ってくれたから。シンのおかあさんが、私に御守りをくれたから。リムルが、ムヤが、私たちを助けてくれたから。
コタロウ先輩も取り戻して、ただ、今度はアカリがおかしなことになってしまって。

えるみ先輩に、全てを聞いた。アカリとシンに何があったのか。
アカリが聖杯の器だったこと。シンの聖杯と響き合って、今大きな災いをもたらしかけていること。
そして、聖杯の器が願った顕現が、今のアカリだということ。
……私は、どこまで彼女を助けられるだろうか。

*月*日
ライカとこうしてまた、静かに過ごせる日が来るなんて思わなかった。
もう、取り戻せないかと思った時もあった。
けど、私たちは一人じゃなければ、なんでもできる。
諦めなければ、どこまででも手を伸ばせる。
今の私は、そう信じてもいいと思っている。
だから、私はもう偽るのをやめよう。隠れるのをやめよう。逃げるのをやめよう。
正面から向き合うんだ。私たちが生まれたことに。私たちが生きていることに。
もうディスペアはおしまいにしよう。
私が、希望を切り拓いてみせるから。

(日付不明)
そうだ。シンに伝えないといけない。シンは、愛されていたんだって。

(ある少女の手記より)