部下の進言を聞き入れ金も出す戦隊の敵組織は割とホワイト企業――東北ずん子小説魔法少女編:第12話
だって……。お金で変身なんて、まるで資本主義の犬よ? 変身のために支払う対価とは、血や魂など、よりその人の本質であるべきなのに。 こんなの、格好悪いじゃない……。 twitpic.com/aotsbg
2014-05-28 19:03:01身を乗り出してくるずん子の勢いに押されて、『漆黒』となっためたんが後ずさります。 初めて彼女が怯んだ瞬間かもしれません。
2014-05-28 19:03:06このずんだ餅に誓ってそんなことない! めたんちゃんカッコイイと思います!(`・ω・´) twitpic.com/9yi80q
2014-05-28 19:03:08蒼の深さを増しためたんの瞳が、キッとあわもを睨み付けます。 誰も何も損していない――かと思いきや、失ってしまったものがあるではありませんか。
2014-05-28 19:03:15い、いやいや、ほら。かつて敵も味方も騙していたボクとしてはね? 回りくどいことをしている子を見ると放っておけなくてね? だ、だからついね……? twitpic.com/cwrwoo
2014-05-28 19:03:17なるほど、そういう理由だったのね。そのことには感謝するけれど。 とはいえ! 私は今回喪失を経験したわ。皆を守るための力――、かけがえのない『三千円』を!
2014-05-28 19:03:19ふふ。償ってもらうわよ、『大都会』のみなさん。 お金は私の力。貴女たちが礎となって、世界の平穏が保たれるの。 光栄に思いなさい。
2014-05-28 19:03:20カツンと「ハイド」を打ち付けて、めたんがその身に纏った「障気」を高めます。 その霧に連れられて――『大都会』の面々は、ぞろぞろと働きに連れて行かれてしまいました。
2014-05-28 19:03:25その後、三千円の効力は約三十分で消滅。 めたんの拘束力も当然消滅し、結局三千円ぽっきりしか帰ってきませんでしたが――それはまた、別のお話。
2014-05-28 19:03:29「東北ずん子」は東北とずんだを応援する版権フリーのキャラクターです! 詳しくは(zunko.jp)までどうぞ! この記事へのコメントもお待ちしています!
2014-05-28 19:03:32(第1話はこちら!→ togetter.com/li/320198 )(前回:第89話はこちら!→ inove.jp/sectionview.ph… )(次回:第91話はこちら!→ inove.jp/sectionview.ph… )
2014-06-04 19:04:42