【撮影編４】ノーマン・ザ・スノーマン制作記録

ノーマン・ザ・スノーマン制作日記まとめ

〜撮影編Final〜

前回のスタジオ撮影で撮り残した雪のシーンを撮ります。

列車が登場！！

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本格的な列車のシーンの前に、雪景色での撮影に列車が登場しました。今回のシーンでは人形のアニメーションのみ。列車のアニメートはまだまだ先です。

あの動物の視点からの撮影なので、三脚を目一杯に伸ばしての撮影です。カメラを調整するのに脚立を使っています。カメラの横移動と向きを変えるパンを駆使して、あの動物目線のアングルを再現できているでしょうか？

北の国での撮影が終わり、塩との戦いともお別れです。

塩を片付けて、お次のセットです。カポックで作った鉄橋の下には川が流れています。ラップを敷き詰めて水面を表現しています。（本編を見て頂ければわかりますが、水のアニメーションもしてます！）

走る列車のアニメーション。動き的にはただ走り去るだけですが…コマ撮り撮影はそう簡単にはいきません。

メイキングをご覧下さい。三脚を伸ばして上から撮っているシーンは2:10あたりから。鉄橋を走る列車シーンは3:25あたりから。

さてさて撮影も終盤に差し掛かって参りました！大規模セットの集大成でもある操車場でのシーンです。サイズ感は手前に置いてある一眼レフカメラと比べて頂くと分かると思います。

カット数が多い上、広い広い操車場。大まかな建物の位置などを先にセッティングしてしまってから、カメラを動かしてアングルを微調整しています。撮影する際に大活躍したのが、所々に空いている平台の隙間。セッティングの際に真ん中の方にも手が届くように空けられた穴でしたが、アニメーションする人間がスタンバイするのにも使われました。動かしては隠れ、撮っては出て来て動かし、隠れては撮って。本来のセット組みでは手の届かない遠景まで作り込む、リアルを追求したこの作品ならではの工夫です。

主役であるディーゼル車の精巧な作り。を、引き立てるのはさりげない所にある小物たち！よっ名脇役！？

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