幕間で食べようかとそこに売ってたいなり寿司買ったら思いがけずわさび入り(←絶対食べられないやつ)でとてもお腹空きました。買う前にわかるように書いておいてくれよー。
2014-06-03 22:04:39歌舞伎役者の芸の幅はとてもとても広いということがよくわかった。しかし様式美は難しい。なんか見ててきっともっとうまくやれる人いるなとか思った。
2014-06-03 22:08:03歌舞伎座ってのはディズニーリゾートみたいに一年に一度の楽しみにぴったりな場所だ。異世界が味わえる。金と労力をかけた最上級の娯楽だ。伝統芸能に触れるとか芸術を味わうとかそういうノリで行くのも正しいんだろうけど、あのおばあちゃんたちはたぶん単に遊びに来てる。
2014-06-05 21:05:46歌舞伎熱が高まっているので、今日まで再演してた映画「大江戸りびんぐでっど」を見てきました朝っぱらから。2009年に宮藤官九郎の作・演出で上演された舞台の映画化で、異様に豪華キャスト。当時かなり話題になってた記憶がある。
2014-06-06 12:19:35宮藤官九郎の芝居に歌舞伎役者が出てるって感じだった。わたしは面白かったけど、あの客層にこれを見せたのか。。現代演劇として見れば内容はやや不満。ショックが少なすぎる。あとは、こんなにいい役者に出てもらってるのにこの程度の本でいいのかよ、という気持ちがする。
2014-06-06 12:23:52役者たちは、子供の遊びに付き合ってるみたいな気楽ささえあった。この人たちほんとなんなの。すごいよ。しかし宮藤官九郎は自ら高いハードルを設定してそれを越えようと努力したんだと思う。それはとても尊敬する。とにかく面白かったことは面白かったし。
2014-06-06 12:26:02こういうことをやってみようと考えた中村勘三郎、偉大な人だったんだね。宮藤官九郎の次作があったら絶対もっとよいものになると思ったよ。
2014-06-06 12:28:58六代目中村勘九郎は勘三郎がいなくなってからもクドカン起用し続けてるのかな、よくわからないけど。いやー楽しいねー歌舞伎。
2014-06-06 12:32:42先日の「大江戸リビングデッド」で最も響いたセリフは、「ほんとは自分はゾンビだったのに、人間だと思い込んで下手に知能や感情を身につけたために、余計に苦しい思いをしてきた」という意味のセリフだった。劇中では、ゾンビ=派遣労働者というつくりになってます。
2014-06-11 07:16:18先日見てきた名月八幡祭は、大正時代に改作された新歌舞伎というジャンルのもので、田舎から出てきた純朴な男が都会の悪い女に騙されて破滅するというストーリー。最後は女を刺して終わる。これを見ていて一番驚いたのが、騙されたとわかったときのこの男が、騙されたと言って泣くのです。
2014-06-12 07:21:53現代劇だったら、複雑に渦巻く心情をもっと丁寧に表現するんじゃないだろうか。騙されたショックや女を責める気持ちと同時に、自分の愚かさを認めたくないプライドや悪い女とわかっても捨てられない恋心なんかも表現されるんじゃないかと無意識に期待した。だから、男の反応が素直すぎて驚いた。
2014-06-12 07:27:46これは大正時代に初演された作品で、黙阿弥の原作を現代的(大正時代的)な趣向で作り変えたものである。原作がどうだったのかは知らないが、大正時代に何を描いたら現代的だったのかを考えると、ここはきっと重要ではなかったんだろうと思う。なんか社会の風潮を批判するみたいな意図とかあったはず。
2014-06-12 07:34:49演出が人物描写にすごく寄っていた感じがして(あ、歌舞伎は演出家はいないのか。とにかく役者の演技がそうだった)、その辺はちょっとよくわからなかったけど、近代(というのは明治から昭和初期くらいを指す)の文学作品読んでる気分で面白かった。自然に入り込める部分と違和感ある部分があって。
2014-06-12 07:40:45なるほどこういう話だったのか。ここまでは到底読み取れなかった。 -- ファム・ファタール神話の崩壊 平成22年7月新橋演舞場:「名月八幡祭」 www5b.biglobe.ne.jp/~kabusk/butai7…
2014-06-12 08:51:57