- sourai_asuka
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「いらっしゃい……ってなんだ。阿求か」 暖簾をくぐった先、言われる。 「なんだとはなにさ。本を返しに来ただけなのに」 そう言い、風呂敷に包んであった本を小鈴に渡す。 「ん、もう読んだのか。何時も速いな」 「これくらいは。ま、意味が解らないものもあったけど」 #あきゅすずホモ
2014-06-08 22:43:39小鈴は一つ一つ本を確認していく。 「全部あるね。それで、また何か持っていくのかい?」 返却した本を片付けながら、小鈴は問う。 「んー、何か面白そうなのはある?新しく入ったりしたのとかさ」 そう聞くと、小鈴は一冊の本を机の下から取り出した。 #あきゅすずホモ
2014-06-08 22:46:30渡された本は、まだ封がしてあった。「これは?」 「新しく入ったもの。まだ読んでないから一緒に読む?」 「そうさせてもらうよ」 本にしてあった封を解き、小鈴の隣に来て本を開ける。 #あきゅすずホモ
2014-06-08 22:50:40「……」 「……」 内容は男性同士の絡み合い。 途中で止められず、全部読んでしまったので戻れない。 「なあ……」 「うん……」 お互いに言葉が出ない。 「小鈴はどう思う?」 「えっどうって……ああ、うん。ちょっと、気になるかな……」 #あきゅすずホモ
2014-06-08 22:56:21恥ずかしそうに小言を言う小鈴は、すごく可愛く見えた。だから 「っ!」 抱き着いて、その唇を塞ぐ。 「あ、あきゅ……」 「……僕は君が好きなんだ。もしどちらかが異性だったら、本気で一緒になりたいと思ってた。でも、この本を見て、同性でも一緒になれるって解ったから」 #あきゅすずホモ
2014-06-08 23:02:21「ぅ……」 唇を塞がれ、言葉は途切れる。 「僕も、君が好きだ。だからそんな言葉はいらないよ」 「小鈴……」 再び抱き合い、唇を重ねる。 そして、着物の隙間からお互いの体に手を伸ばし、ゆっくりと撫であう。 #あきゅすずホモ
2014-06-08 23:08:31そして本のように小鈴のそれに手をかける。 「あ、阿求……ちょっと……」 「今更やめるのかい?それにこんなに硬くなってるじゃないか」 「こっ、これは……」 言うのもなんであるが、自分のソレも、大きく硬くなり、少し下着がきつく感じる。 #あきゅすずホモ
2014-06-08 23:16:40小鈴のソレを掴み、見よう見まねでゆっくり動かし始める。 「あっ、ぅ、ぁ……」 手を動かすたびに小鈴は喘ぎ声をあげて、体を震わせる。 でも、途中で手を止める。 「阿求……?」 戸惑う小鈴の手をとり、それで自分の物を握らせる。 #あきゅすずホモ
2014-06-08 23:23:38「小鈴ばっかりずるいからさ、今度はぼくを気持ちよくさせてよ」 小鈴はゆっくりと手を動かす。 それは、自分でやるのとは違う感覚をもたらした。 そして、小鈴に寄りかかり、首元に舌を滑らせて、再びソレを握り、動かし始める。 #あきゅすずホモ
2014-06-08 23:29:31「あ、阿求……!」 しだいに小鈴の手が早くなってくる。それに合わせてこちらの動きも早くなる。とても気持ち良くて、だんだんと頭が白くなっていく。 #あきゅすずホモ
2014-06-09 22:48:44そして、 「うっ、あっ」 ほぼ同時に絶頂する。射精するたびに体が震え、着物を、手を濡らしていく。 「はぁ……はぁ……」 体の力が抜けて、小鈴の胸に倒れこむ。 「……着物、汚れちゃったな」 「あっ、ごめん……」 「いや、お互い様さ……」 #あきゅすずホモ
2014-06-09 22:55:59「ほうほう、若い事はいいのう」 「「!?」」 突然の声に振り替えると、そこには鈴奈庵の常連がいた。 「い、いつから……」 「割と始めのころから」 つまりはほとんど見られていたという事。 #あきゅすずホモ
2014-06-09 23:03:55「なあに、わしだって鬼じゃないさ。このことは言わんでおいておくさ」 少し安心。流石にこんな事をやっていたと広められるのは困る。 「じゃが……」 僕らの肩を持ち、顔を近づける。 #あきゅすずホモ
2014-06-09 23:10:42「ちょっと、お主等のそれで儂を満足させてくれんかのう」 そのまままだ少し大きいままのそれを握られた。 「なに、お互い悪くないことじゃろ……」 そう言い、彼女は不気味に微笑む。 #あきゅすずホモ #あきゅ鈴マミ3p #続かない
2014-06-09 23:14:51