14.6.9報ステ「参院決算委員会における集団的自衛権」「米要請を拒んだ秘話〜憲法9条が守ったもの」

動画 dailymotion → http://t.co/LYZ691pUMg 14.6.9テレビ朝日 報道ステーション 参院決算委員会における集団的自衛権の論戦とイラク戦争で憲法9条が守ったもの、まとめました。
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6/9 #報ステ まとめ29 海部氏は、ある自民党議員の”戒め”が今も印象に残っているという。抜群の判断力から”カミソリ”の異名で知られた後藤田正晴氏(当時官房長官)だ。海部元総理「(当時)ここに座り込んで動かなくなったのは、後藤田(正晴)。”アリの一穴”論をやりに来たんだよ」続

2014-06-10 21:30:06
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6/9 #報ステ まとめ30  「湾岸戦争派兵を断った日 憲法九条が守ったもの」 海部元総理「(後藤田氏は)『どんなに立派な堤防でも アリが穴をあけて”一穴”やっちゃったら、それを通じてちょろちょろ水が漏れたり、最後は(堤防が)崩れることになる』と」続く。#集団的自衛権 #憲法

2014-06-10 21:34:31
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6/9 #報ステ まとめ31 後藤田正晴元官房長官。後藤田氏は「一度でも自衛隊を海外に出すと、無制限にどこへでも出ざるを得なくなる」と危惧していたという。海部元総理「”アリの一穴”論をやっちゃいかん、そういう戒めですよ」続く

2014-06-10 21:36:26
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6/9 #報ステ まとめ32 湾岸戦争で自衛隊を派遣しない代わりに、日本は合計1兆5000億円もの多額の資金を提供した。しかしこれには、金だけ出して人を出さない小切手外交だと国内外から批判が。(1991年 読売新聞ー小切手外交、朝日新聞ー現金自動引出機 の記事見出し)続く

2014-06-10 21:40:22
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6/9 #報ステ まとめ33 (湾岸戦争時に、金だけ出して人を出さない小切手外交だとの批判をうけ)この事実に外務省は強い挫折感を抱いた。それ以降、自衛隊を海外に派遣しようと、集団的自衛権の行使を押し進めている。続く

2014-06-10 21:43:12
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6/9 #報ステ まとめ34 湾岸戦争はハイテク兵器などを用いた多国籍軍が40日余りで勝利を手にした。多国籍軍の死者は400人以上。イラク側は民間人も含め、10万人以上が犠牲になったとされる。<湾岸戦争主要国の死者数 米:382人、英:47人、イラク:10万人以上(民間人含む)>

2014-06-10 21:46:04
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6/9 #報ステ まとめ35 湾岸戦争で”小切手外交”と揶揄され、苦悩した海部氏。結果、終戦後であれば憲法九条に抵触しないと判断し、ペルシャ湾内の機雷除去のため、掃海艇派遣に踏み切った。 (ペルシャ湾内の機雷除去。1991年6月)続く

2014-06-10 21:48:31
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6/9 #報ステ まとめ36 内外から強く求められた戦時中の海外派遣。海部氏は憲法九条の理念に踏みとどまり下した自らの決断に悔いはないという。 <憲法九条の理念に基づき”戦時中の海岸派遣”を行わなかった>  (映像:派遣される笑顔の自衛隊と笑顔で送る人たち)

2014-06-10 21:52:40
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6/9 #報ステ まとめ37 海部元総理「(ブッシュ氏だって)『そんなに金をくれるならば、旗も出したらどうだ』と当然言う。けれど、そんなことをあんまり相手の立場にたって物を考えとると、日本のこれ(九条)がおかされてしまう。 憲法の中の一番の歯止めは”専守防衛”です」続く

2014-06-10 21:55:38
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6/9 #報ステ まとめ38 海部俊樹元総理大臣「地球の裏側とか隣の国〈に自衛隊が行く)とか、気に入らない国があったら、誰かから頼まれたら、そこへ行ってやるというのは間違い 邪道だ」  続く

2014-06-10 22:00:40
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6/9 #報ステ まとめ39 海部氏は今、安倍政権が進める憲法解釈の変更による行使容認に警鐘を鳴らしている。 海部元総理大臣「個人の主観で解釈(変更)して、それを閣議(決定)かなんかで認めて進めていこうなんていうのは、これはやっぱり危ないです」続く

2014-06-10 22:02:59
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6/9 #報ステ まとめ40 海部元総理「自衛隊と国民が苦労しながら、いろんなことを経験しながら、特に戦争じゃなくて自然災害に対処して、この国土と国民を守ってきた。その歴史はみんなが肌で知っているはずだから…続く」

2014-06-10 22:06:35
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6/9 #報ステ まとめ41 海部元総理「 …”戦争がない9条の生きる世界”は戦後になってからずっと味わってきたんだから。これは良い時代だから守りぬかないといけないと思っておりますよ」(海部元総理の証言終わり)。まとめ続く。 

2014-06-10 22:07:49
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6/9 #報ステ 42 古館キャスター「あの時(湾岸戦争時)の”小切手外交”が国民にとって本当にかっこ悪かったのかどうか、じっくり話し合いたい気分があるんです」 コメンテーター江村氏「それは大事なポイントだと思いますね」続く

2014-06-10 22:14:37
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6/9 #報ステ 43 恵村氏「憲法9条をめぐって私達国民は今、二つの岐路に否応なく立たされていると思うんです。一つは集団的自衛権の行使容認が日本に何をもたらすのかという中身の話ですけれど…」続く 

2014-06-10 22:17:40
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6/9 #報ステ 44 恵村順一郎氏「…海外派兵をしない日本についてアメリカは『血も汗も流さない』と批判をしてきたわけですよね。9条の歯止めがなくなればアメリカは日本により積極的な軍事行動を求めてくるでしょう。その時日本はそれを断る理由がなくなるわけです。」続く

2014-06-10 22:19:54
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6/9 #報ステ 45 恵村氏「9条があればこそ、自衛隊は海外に派兵されても武力行使はしないできたわけです。そんな自衛隊が殺し殺される軍隊になってしまうと。それでいいのかと問われている分かれ道だと思います」続く

2014-06-10 22:22:20
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6/9 #報ステ 46 恵村氏「それからもう一つですが、公明党の同意を得られさえすれば閣議決定による解釈会見によって、この集団的自衛権の行使容認を認めていきましょうと、そのやり方について改めて確認しておきたいのですが…続く」

2014-06-10 22:24:27
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6/9 #報ステ 47 恵村氏「…憲法96条というのは、憲法改正を承認するのは国民だと定めているわけです。内閣や与党が主権者である国民の気持ちを問わないでそれを決めていいのかと。その事が問われている分かれ道だと思います。どちらを選ぶのか、国民に真正面から問う必要がある」まとめ終。

2014-06-10 22:26:39

(参考)
◉湾岸戦争時に集団的自衛権があったら(イラク攻撃の根拠はウソだった。)
14.5.8テレビ朝日報道ステーション「イラク戦争当時、パウエル元国務長官の首席補佐官を務めたローレンス・ウィルカーソン氏インタビュー」全文引用
動画 → http://www.dailymotion.com/video/x1tlvpb_housute-iraqsensousansenkanouseimo_news
記事 →http://www.tv-asahi.co.jp/dap/bangumi/hst/feature/detail.php?news_id=38431

安倍政権が目指す集団的自衛権の行使は、アメリカなどから要請があれば、戦争に参加することが可能になる。「イラク戦争の時に集団的自衛権が使えていれば、日本政府に参戦を要請していた」と断言するのは、当時、パウエル国務長官の首席補佐官を務めていたローレンス・ウィルカーソン氏だ。イラク人15万人以上が死亡し、アメリカ兵も4500人が死亡した戦争には、アメリカを支持したイギリス、オーストラリアなどの軍が参戦。当時の小泉総理も支持表明したが、自衛隊の活動は「非戦闘地域」とするエリアでの道路補修など、人道復興支援に留まった。イラク戦争は、その後の検証で、開戦の重要な根拠とした大量破壊兵器の情報が完全な誤りだったことが明らかになっている。アメリカの上院がまとめたイラク戦争についての報告書のなかに“カーブボール”という記述が何度も登場する。“カーブボール”とは、大量破壊兵器が存在するという嘘の情報をドイツの情報機関に語ったイラク人技術者のコードネームだ。この嘘の内容を、アメリカのCIAが入手した。イラク開戦には、大量破壊兵器の証拠がないとして、フランスなど多くの国が反対していた。そこで、開戦に積極的だったブッシュ大統領やチェイニー副大統領が“カーブボール”情報に飛びつき、パウエル国務長官が、国連で開戦を決定づける演説を行った。誤った情報が開戦の口実に使われた形となった。

安倍政権は、アメリカなどからより機微な情報を得るためとして、秘密保護法を成立させた。さらに、総理官邸に情報を集約し、総理や官房長官、外務大臣など限られたメンバーで重要な政策決定を行うNSC=国家安全保障会議を立ち上げた。今後、イラク戦争のような情報が不確かなケースで、日本政府はどう対応するのか。自民党で安全保障政策を取り仕切る岩屋毅安保調査会長は「(NSCができて)これから先は同盟国(アメリカ)からの情報だけでなく、他国からの情報を収集して分析して、より適切な判断をできるようになると思う」と話す。NSCでは、各省庁に情報提供を義務付けている。権力の中枢に重要な情報を集中させる仕組みだが、こうしたやり方には、官僚が、権力側の要求に沿った情報だけを集めるという弊害も生まれるとの指摘もある。ウィルカーソン氏は「イラク開戦前に、チェイニー副大統領はCIAを11回も訪れている。
『そろそろ私が聞きたいことを聞かせてくれるよね』という過度の圧力がかかることになる。これは非常に危険。それがイラク開戦のような決定につながる」と話す。さらに、秘密保護法では、特定秘密に指定された情報は、原則30年、政府が認めれば60年間公開されない。意思決定過程が不透明になるとの指摘がある。岩屋氏は「国の安全保障に関わる問題で、意思決定された場合は、総理なり官房長官が国民に説明するということになる。方針を決定するまでの間のやり取りの中には、公開すべきでない機微な情報もあるので、その部分は特定秘密になる部分がある」という。重要な政策決定で、何を根拠にどう判断したか、検証ができなくなれば、誰も責任を問われず、無責任な判断を生みかねない。

日本は、国会ではイラク戦争の総括は行わなかった。ウィルカーソン氏は「イラク戦争のような誤った情報に基づく戦争は、今後も繰り返される」と語る。そのうえで「私は日本が“普通の国”になるのを見たくない。“普通”というのは、10年ごとに戦争に行くこと。何人も人を殺し、爆弾を持ってエネルギーを追いかける。それが“普通”だ」と話す。