教えない

丸ちゃんのおはなし。
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しま@妄想垢 @088eight880

教えない 01 今日は彼女が家に来る日。 仕事終わりの彼女の為に 久々に手料理を準備して、 おもてなしする気まんまん! なのに...

2014-06-07 23:26:43
しま@妄想垢 @088eight880

教えない 02 仕事のトラブル?で 残業になったらしく、 待ちぼうけをくらって 既に3時間... ソファーに横になって テレビを見ていたら、 いつの間にか寝てしまっていた。

2014-06-07 23:26:56
しま@妄想垢 @088eight880

教えない 03 『...へい』 .......ん? 『隆平!!』 「ん?.....へ?あれ?」 『もう、風邪引くよ!』 「いつの間に?きてたん?」 『ごめんね。遅くなって。』 「あ、ええよ。お疲れ様。」

2014-06-07 23:27:08
しま@妄想垢 @088eight880

教えない 04 テーブルをチラッと見て 申し訳なさそうにする彼女。 『ごめん。  連絡したかったんだけど、  電池切れちゃって...』 「ええって、ほら、  そんな顏せんとって?」 しゅんとした彼女の頭を撫でる

2014-06-07 23:27:21
しま@妄想垢 @088eight880

教えない 05 『隆平。優しすぎ...』 「大好きな君には特別にな。」 ウインクしながら ちょっとおどけて言うと、 ケラケラ笑う彼女。 「これ、温めなおすから、  シャワー浴びてきたら?」 『うん。そうするね。』

2014-06-07 23:27:31
しま@妄想垢 @088eight880

教えない 06 彼女がシャワーを浴びる音を 聴きながら、キッチンに立つ。 なんか、俺が奥さんで、 彼女が旦那さんみたいじゃない? 旦那の為にごはん作って、 旦那の帰りを待って... 世の奥様方は健気やなぁ...

2014-06-07 23:27:42
しま@妄想垢 @088eight880

教えない 07 なんて、ぼんやり考えてたら、 お風呂場から出てきた彼女。 『さっぱりしたぁー』 「あ、ビール飲む?」 『うん!』 あ。また俺奥さんみたいやん。 『何笑ってんの?』 「へ?いや、何でもない!」

2014-06-07 23:27:51
しま@妄想垢 @088eight880

教えない 08 『何か疲れてるせいか、  今日は酔いそう...』 「ええやんか、たまには酔っても。」 『隆平が介抱してくれる?』 「もちろん!」 けど、きっと彼女は なかなか酔わない。 可愛い顏して酒豪なんです。

2014-06-07 23:27:58
しま@妄想垢 @088eight880

教えない 09 どちからといえば、 いつも介抱されるのは俺の方やし。 彼女はいわゆる キャリアウーマンで、 バリバリ働く ちょっと強気な女の子。 デートのときも、そう。 何でも即決!迷いのない、 男前な彼女。

2014-06-07 23:28:07
しま@妄想垢 @088eight880

教えない 10 けどベットの上でだけは 可愛い可愛い女の子になって、 "りゅぅ"って、普段は呼ばない 呼び方で俺を呼びながら甘えてくる。 そんな彼女にメロメロなんです。 pic.twitter.com/PVToidlceA

2014-06-07 23:29:20
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しま@妄想垢 @088eight880

教えない 11 美味しそうに俺の作った 料理を食べながら、 ビールをグビグビ飲む彼女。 ほら、やっぱり。 全然酔う気配ないやん。

2014-06-08 18:56:24
しま@妄想垢 @088eight880

教えない 12 「美味しそうに食べるなぁー」 『だって、美味しいもん。』 「そら良かった。」 『隆平、  いいお嫁さんななれるよ!』 「出来ればいいご主人様に  なりたいんやけど。」 『でも、エプロンとか似合うし。』 なんて、笑う彼女。

2014-06-08 18:56:35
しま@妄想垢 @088eight880

教えない 13 まあ、君の為なら 主夫になんのもいいけどさ。 『けど、今日はほんと  最悪だったー』 「何があったん?」 『システムエラーで  色んな機能使えなくなっちゃって。』 「そーなんや。」 『あっちこっちの課に走り回って  ほんとクタクタ...』

2014-06-08 18:56:45
しま@妄想垢 @088eight880

教えない 14 じゃあ、今日はお預けかな。 あーあ。 久々に"りゅぅー"って 呼ばれたかったのに。 仕事の話をしながら、 黙々と食べる彼女に、 悶々としてる俺。

2014-06-08 18:56:54
しま@妄想垢 @088eight880

教えない 15 『はぁー、お腹いっぱいー  ご馳走さまでしたー』 「じゃ、片付けるわ」 『いい、私がやる!』 「へ?」 『片付けくらい私にさせて?』 そう言って立ち上がろうとした 彼女がフラッとよろける。

2014-06-08 18:57:03
しま@妄想垢 @088eight880

教えない 16 「おいっ!」 咄嗟に彼女の腕を引くと、 そのままこっちに体を預ける。 「大丈夫?」 『うん、急に立ったからかな?  ふわってして...』 こんな彼女は珍しい。

2014-06-08 18:57:10
しま@妄想垢 @088eight880

教えない 17 俺の腕にすっぽりはまって... 目とかちょっと潤んでて、 ほっぺがほんのり赤くて... 『酔っぱらっちゃったのかな?』 なんて、上目遣いで言う。

2014-06-08 18:57:19
しま@妄想垢 @088eight880

教えない 18 あ、やばい。 「疲れてたもんな。」 うん、そうそう、 彼女は疲れてんねん。 ここは、優しく .......ね。

2014-06-08 18:57:34
しま@妄想垢 @088eight880

教えない 19 『どぉしたの?』 「へ?いや、何でも...」 『...りゅぅ?』 あかん! 今その呼び方で呼ぶ!? それは、 ベットの上だけでしょ? 今日は…さ、ほら…ね? けど、 あかん!無理!

2014-06-08 18:57:43
しま@妄想垢 @088eight880

教えない 20 「酔っぱらってんなら...  介抱せな、なぁ?」 『え?』 彼女をひょいっと抱き抱えると ベットの上に下ろす。 何も言わずに 俺を見上げる彼女。 もぅ、 目がとろーんとなって... 可愛い。

2014-06-08 18:57:51
しま@妄想垢 @088eight880

教えない 21 眠気と、お酒と、疲れで 抵抗する力ないんやなぁ… けど、ごめんなぁ。 俺も男やねん。 スイッチ入ってしもたら、 止まらへん。 pic.twitter.com/wTFhBx5jnr

2014-06-08 18:58:19
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しま@妄想垢 @088eight880

教えない 22 彼女の頭を抱えて、 時々手を滑らせながら、 最初は優しくキスをする。 だんだんと唇の隙間から 舌を滑り込ませていくと、 力なく彼女の舌も絡まってくる。 頭を撫でていた手を下ろして、 指で軽く首筋をなぞると、 彼女の甘い声が漏れる。

2014-06-09 21:04:08
しま@妄想垢 @088eight880

教えない 23 『んっ...りゅぅ...』 「ん~?」 『介抱は?』 「ちゃーんとベットまで  運んだやろ?」 『私...今日やばいかも』 「何が~?」 『全身ふわぁってしてて...  すごく感じちゃう..』

2014-06-09 21:04:21
しま@妄想垢 @088eight880

教えない 24 酔っ払いのくせに。 なんて男心をくすぐるような事 言うんやこの子は! 「どれ?確かめたるわ。」 下着の上からなぞったそこは もうびちゃびちゃで、 直ぐにでも俺のを飲み込みそう。

2014-06-09 21:04:30
しま@妄想垢 @088eight880

教えない 25 だけど、 こんな彼女滅多に見れないし... ちょっとイタズラしたろ。 「今日は何回イけるかな?」 『へ?りゅ...りゅぅ?』 彼女の胸の膨らみに吸い付きながら、 手は下へ。

2014-06-09 21:04:39