当世漫画家アシスタント事情(含デジタル原稿作成ノウハウ)
アナログ時代は手描き+パソコン上で変形させたものを出力してデカールのように貼り付けるというのをちまちまとやっていました。でも段差が出来るので、トーンの削りとかするときに困ったものです。それが今ではモニター上でピピッと貼り付けられますし、ロゴやパターンの精度も格段に上がりました。
2010-11-11 20:05:56@macchiMC72 ウチがアシやっていたときは、ゴミ取りは50%まででした。それ以上やっても人間の目ではわからないからという割り切りっぷり。なので、僕も50%でやってます。
2010-11-11 20:05:13@RASENJIN ウチも50%の掟があります(^^ それ以上はモノクロの場合印刷に反映されないのでムダですもんね。カラーのときは肌の上とかもうちょっと気をつけますけど。
2010-11-11 20:07:51メカものでなくても、街の看板や信号機・標識の表記など、フォントで描いたほうが見栄えがする分野は沢山あります。勿論手描きの味が出たほうがいい場合もありますのでそこは作家さんの作風にもよります。それでも平面に描いた物をパースつけたりするように出来るからやっぱり楽(^^
2010-11-11 20:11:25アシスタントさんが意識しなければならない点として、アナログとデジタルで共通するのは「印刷に出たときにどう見えるか」ですね。これは特にデジタルだと分かりにくい点です。アナログでも原稿状態でいい感じに見えたのに印刷してみるとしょぼーんというのは良くある事です。
2010-11-11 20:16:09デジタルの場合、仕上げの途中でも一度二値化して確認する事をお勧めします。理想を言うなら原寸で出力してみれば大体の印刷時の見栄えは分かります。モニターだときれいに細部まで見えすぎるんですよね。
2010-11-11 20:18:50デジタルはどうしてもハーフトーンのグレーっぽい仕上がりになってしまう事が多いです。でも漫画の印刷は白黒のコントラストが出たほうが見栄えがするようになっていますので、白いところはパキっと白く残して、黒いところはベタでつぶすぐらいにしたほうが「印刷的には」見た目が良いようです。
2010-11-11 20:23:46