大和田死ネタをかいてるとどこからともなく「キョーダイは死んでねえぞ?」という声とともにツルハシが振り下ろされるという都市伝説 #オチが石田の怪談
2013-10-04 20:11:48夜の学校に忘れ物とりにいった生徒が教室で一息ついていると、廊下側の窓ごしに薄暗闇のなかに炎がふたつ揺らめいている。ひ、人魂か!?とびっくりしてその生徒は椅子を倒して大きな音をたててしまう。ふたつの人魂はぴたりととまってこの教室のドアの方へ近づいていく。(続) #オチが石田の怪談
2013-10-08 12:50:29ドアが開き「もうとっくに下校時刻はすぎているぞ。帰りたまえ」と石丸がこちらを睨んで告げる。なんだお前だったのか、と安堵して帰路につく。家についてゆっくりと風呂にはいっている間にふと気づく。あの炎は結局何だったのだ、そして、あいつこそこんな時間まで何してたんだ? #オチが石田の怪談
2013-10-08 12:52:02撮った写真のはじっこにうつった石丸の瞳が発光していて「カメラてたまにこうなるよな」とあまり気にとめずに連写した他の写真をパラパラ確認するとはじっこにうつっている石丸の髪色が少しずつ変色していき最後の一枚では真っ白になってこちらを向いてニヤリと笑っている #オチが石田の怪談
2013-11-15 00:12:29「お前、白いやつって知ってるか?」「あのやたらつえーやつだろ ツルハシまで持ち出すキチガイって噂だぜ」「どうもな あいつイシダっていうらしいぜ」「イシダぁ?」「なあ、このままじゃ示しつかねえよ だからよォ 学校でそのイシダの情報すっぱ抜いて脅しいれようぜ」「住所でもわかればな」
2013-11-15 08:29:51しかし忍び込んで名簿を全て見てみるも、イシダという男子生徒は存在しなかった。収穫なしか、と侵入した扉から去ろうとすると「テメーら何してやがる?」と低い声 ぞっとして振り向くとそこにはギラギラの目をした白い男 「で、でた・・・'イシダ'・・・!」
2013-11-15 08:34:03「オレの名前知ってんのか?」とニヤニヤする白い男 「てめーの名前なんざどこにもなかったぞ!本当にお前ここの生徒なのかよ!」「モチロン」グググと溜めるような動作のあと 鋭い蹴りがとんでくる 薄れる意識の中で「オレはここの風紀委員だ」という言葉をきいたような気がした
2013-11-15 08:40:17日々乱れた人間に過剰な鉄槌をくだすという謎の白い男の正体を追って最終的にとある有名学校の風紀委員にたどりつくがどうも無関係の人物に思える、背格好は同じだがまるで別人にしか見えない・・・と諦めて背を向けたところで「オレを探してるってのはテメーか?」と声がかかる #オチが石田の怪談
2013-11-15 08:45:51抱いた赤子の顔をおそるおそるのぞきこむとそこには死んだ石丸が 赤子をくるんでいたはずの赤い布は血でそまったただの青いビニールシートであった 完 #オチが石田の怪談
2013-12-25 12:41:48石田なんて存在しないのにファンが多くて集団催眠にかかっているのだとみんなで笑っていたが実は石田の存在どころか数多くの石田ファンでさえも自分の幻だった #オチが石田の怪談
2014-01-14 22:36:39墓にかけられた腕章を 土の下からギロリとにらみ 汚れた手でガシリとつかむ 墓場に燃える人魂ふたつ 妖怪ですか? いいえ石田です。 #オチが石田の怪談
2014-02-10 22:20:19