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今夜は、揚羽のお店に行こうかしら。 たまにはゆっくりと飲みたいものね。 …もちろん、ジュースをよ?くすくすくす…。
2014-06-14 19:18:05バーテン「いらっしゃいませ…」 こんばんは、ザック。 …あら?揚羽は? ザック「店長なら、出掛けていますよ。 明日の夜には戻られるようですが…。」
2014-06-14 19:22:13あら、そうなの? 行き先とか聞いてない? ザック「いいえ、何も。 余計な詮索は、しない主義ですので…。」 そう… どこに行ったのかしら…。
2014-06-14 19:24:11繁華街は、相変わらず賑やかねぇ。 情報では、確かこの辺に… pic.twitter.com/7L80lbnuT2
2014-06-14 20:37:03(ガラガラガラ) 「あら、いらっしゃい。」 「お客さんアル!さ、こっちの席に…」 「「…って、えええええええぇぇっ!?」」 pic.twitter.com/329hE3c82Q
2014-06-14 20:41:30…久し振りねぇ。元気だったかしらぁ? 翠の少女「『ひさしぶり』じゃないアル! ここで会ったが百年目!よくも私たちをハメたアルな!」 紅の女性「今になって現れるなんて…どういうつもり?」
2014-06-14 20:42:31…やっぱり、貴女たちには迷惑をかけてしまったようね。 もっと、早く来るべきだった…。 翠「…? オマエ、何言ってるアル…?」
2014-06-14 20:45:58貴女たちはかつて、この街の裏社会を支配する二大組織のトップとして勢力を争っていた。 私はそんな貴女たちの力を欲し、"駒"とするべく謀略をめぐらした。 …という話を、ある人から聞いたわ。 紅「…人から聞いた、ですって…? アナタ、自分のした事が…」
2014-06-14 20:49:19…貴女たちは争いながらも、いつしか「友情」が芽生え始めていた。 ある時貴女たちは話し合い、余計な血を流さなくて済むよう、ダンスで決着を付けることにしたのよね。 そうして、決着の日までは一時休戦となった…。 翠「…その通りアル。 それを、オマエはぶち壊したアル…!」
2014-06-14 20:50:40…そう。 私は、両陣営に「向こうの組織が休戦を破って強襲を企てている」という嘘の情報を流し…貴女たちの部下を疑心暗鬼に駆り立てた。 そうして両陣営がぶつかるように仕向け…それは、現実のものとなった…。
2014-06-14 20:53:53相手への憎しみ…裏切られた悲しみ… 私は、そうして貴女たちに生じた"心の隙"を突き、"駒"と成した…。 それについては、本当に済まないことをしたと思っているわ。 …ごめんなさい。
2014-06-14 20:56:03紅「…その時は、まさかアナタ裏で糸を引いていたなんて夢にも思わなかった。 だから私たちは、互いに『裏切られた』と誤解してしまった…。」 翠「…今更謝られても、私たちはオマエを許す気なんてないアル。 気分が悪いから、さっさと帰るヨロシ。」
2014-06-14 20:56:24ただ…一つだけ、弁解させてほしいの。 その時の行動は、私の意思じゃない。 信じてもらえるかわからないけれど…それは、私に取り憑いていた「魔女」によるもの…。 紅「…『魔女』に、取り憑かれていたですって…? そう言われれば、確かに以前とは雰囲気が…」
2014-06-14 20:56:55だからと言って、私の行いが許されるだなんて思っていないわ。 でも、その"罪"を知ったからには、貴女たちに会って謝らなければならないと思っていた…それだけのことよ。 …お邪魔したわね。もう二度と、貴女たちの前には現れないわ。 じゃあ…サヨナラ、お元気で… 紅「…待って。」
2014-06-14 20:59:47紅「…アナタが私たちにした事は、決して許されることじゃない。 でも…その結果を招いたのは、私たち自身でもある。」 翠「…確かに、私は『流華』のこと、疑ってしまったアル。 トモダチになれると思ったのに、裏切られたって思って…頭の中が、グチャグチャになったアル…。」
2014-06-14 21:01:08流華「私も『美久』も、相手のことを信じることができれば… 陥れられることも、なかったかもしれないわね…。」 美久「…そうアルな。 それに、『魔女』に取り憑かれてたのがホントなら、オマエを恨んでもしょうがないアル。 今は流華と仲直りして、楽しくやってるアル。それでいいアル。」
2014-06-14 21:04:10流華「なんにせよ、胸のつかえが下りた気分だわ。 アナタと、きちんと話ができて良かった。」 美久「『胸のつかえがおりた』?何言ってるアル。 胸にまだ無駄な脂肪がぶら下がってるアル。」
2014-06-14 21:04:59流華「(カチン) …あら、そう言うアナタは身軽そうでいいわねぇ。羨ましいわ。」 美久「(カチン) …余計なお世話アル。」 流華「それはこっちのセリフよ。」 美久「お?やるアルか?」 揚羽「…ちょっと貴女たち、仲直りしたんじゃなかったの!?」
2014-06-14 21:05:44流華「…ごめんなさい、見苦しいところを見せたわね。 せっかく来たんだし、何か食べていかない?」 美久「私たち、マフィアから足を洗って飯店始めたアル。 ネギチャーハンがオススメアル。」 揚羽「そうねぇ、ならそれを…」
2014-06-14 21:22:33流華「あら、マグロのチリソースの方が売れてるわよ?こっちになさいな。」 美久「それは売上の話アル。数はネギチャーハンの方が出てるアル。」 流華「いいえ、こっちのがおいしいわ。」 美久「お?やるアルか?」 揚羽「…ちょっと、また!? もう、なんなのよこの二人…」
2014-06-14 21:24:51