角川歴彦氏 電子出版に関する講演録

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津田大介 @tsuda

角川「電子書籍市場は、一足早く変化の波が訪れた音楽業界から学ぶことが多い。それは、Exitばかり増えても利益は上がらない。拡散してしまっては還元もできない。Exitは1つでもビジネスモデルが確立していれば利益は大きいということの2つ」

2010-11-12 11:48:01
津田大介 @tsuda

角川「重要なのは『コンテンツを大切にすること』『コンテンツの付加価値を高めること』という2つ。これを音楽業界から出版業界は学ばなければならない。我々は出版社自らプラットフォームを作ることでそれを実現していきたいと思っている」

2010-11-12 11:49:07
津田大介 @tsuda

角川「出版社は著作隣接権を獲得する運動を行うべき。私は08年のFIPPの大会で雑誌のプラットフォーム構築を呼びかけたが、今回のサミットではみんなが協力して出版社、出版者が隣接権を獲得することを呼びかけたい。業界を挙げて文化庁に働きかけよう」

2010-11-12 11:50:59
津田大介 @tsuda

角川「出版者の義務というのは『出版行為』。1つは著作者から原稿を受け取ったデータに対し、適切な修正加工を施し、必要に応じて他のデータと組み合わせて校了データを制作する行為。これはプル型の出版。もう1つは完成したデータをユーザーに届けるプッシュ型出版。電子書籍はプッシュ型ビジネス」

2010-11-12 11:53:41
津田大介 @tsuda

以上で角川会長の講演は終了。お疲れ様でした。

2010-11-12 11:53:58